ささいなこと | 作家 坂井あおのブログ

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小説・シナリオ(ドラマ、映画、CM)・写真詩集作家、坂井あおの日々浮かんでは記憶の海に消えゆく思いを気ままに綴るブログです。

趣味、考え事。

なんですけど、今日は一歩も外に出ずにいたので、今日、考えていたのは、

植物って、なんかすごいシステムだなってこと。

だって木とかって、自分の真下に種を落としたら、日陰で育てないし、栄養も取り合うからと、
種を美味しい実なんかにいれて、動物や鳥に食べさせて、遠くの地に移動してから、糞と一緒に新しい土地にたどり着くんですよね。

それって、つまり、一度子供である種を、別の生き物に食わせてしまって、排泄させるなんて、
植物ではなく、動物同士で考えたら、けっこうすごいことじゃないですか?

子供を硬い殻に閉じ込めて、食べさせて、排泄されちゃうなんて。


すごいシステムだよなぁ。
実は美味しくて、他の生き物の栄養になるし、子供である種はちゃんと不味くて消化されないように出てくるんだから。

時には鳥の中で空まで飛んじゃえるんだもの。
根っこを張って、一生動けない植物なのに。



なんてことを、考えたりしてました。

人間も、自分も不思議だ。


自分のことも、一部だけわかるのに、わからないこともある。
わかる範囲とわからない範囲は、どういう必要があって、こうなったのかな。

どうやって心臓に動けって指令を出しているかはわからないのに、
考えたくない感情にたまに自分で参っちゃったり…。


世の中、わからないことの方がおおいですね。


夢の世界も…。
眠くなってきたので、夢の世界を泳いでこよう…。
みなさん、おやすみなさい。



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