好きなものがすべて好きとは限らない? | 作家 坂井あおのブログ

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小説・シナリオ(ドラマ、映画、CM)・写真詩集作家、坂井あおの日々浮かんでは記憶の海に消えゆく思いを気ままに綴るブログです。

よく好きな作家は? とか、好きなミュージシャンは? など聞かれることがありますが、実は私、この質問、少し困ります。

好きな作家はいるけど、その人の作品、すべてが好き、という訳じゃないからです。
これとこれはものすごく大好きだけど、同じ作家さんでも、この作品はあまり好きじゃない、ということがある。


音楽はもっと。
このミュージシャンのこの曲とかこのアルバムはヘビロテだけど、ある楽曲はまったく好きじゃない。もっと細かいときは、この曲の入りは音も歌詞も好きなのに、ザビになると急に好きじゃなくなる…など細かい好みがあるのです。


ドラマも第何話だけがものすごく好きで録画をとってある、とか、映画ほとんど好きじゃない作品なのに、このシーンだけ異様に気に入ってる…などのケースもあります。

細かいよ。全部好き、でいいじゃん、という声も聞こえて来そうですが、本当に好きなところは、本当にとても好きだし、そうでもないところは、本当にどうにも興味がわかないのです。


だから、すべてが好きなものや人は、ほんとに、好みに合う人なんだな。


あと、家具や服なんかは、既製品は好きっぽいけど、ここがいやとか、足りないとかあると、自分でそれを全部好きになるように加工しちゃったりします。


でも、プロフィールなどに、それを全部細かく書くわけにもいかないので、

好きな作家○○。※この作品とこれは好き。この作品のこの部分は好きだが、他はそうでもない。

そんな書き方じゃ、書く方も読む方も大変なので、やっぱりざっくり書いてしまいますね。



でも、自分的には、さかいあおの描いたあのシーンだけは絶妙にすき、なんて言われたら、けっこう嬉しいかも…なんて妄想を抱いてみたりもするのでした。

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