よく好きな作家は? とか、好きなミュージシャンは? など聞かれることがありますが、実は私、この質問、少し困ります。
好きな作家はいるけど、その人の作品、すべてが好き、という訳じゃないからです。
これとこれはものすごく大好きだけど、同じ作家さんでも、この作品はあまり好きじゃない、ということがある。
音楽はもっと。
このミュージシャンのこの曲とかこのアルバムはヘビロテだけど、ある楽曲はまったく好きじゃない。もっと細かいときは、この曲の入りは音も歌詞も好きなのに、ザビになると急に好きじゃなくなる…など細かい好みがあるのです。
ドラマも第何話だけがものすごく好きで録画をとってある、とか、映画ほとんど好きじゃない作品なのに、このシーンだけ異様に気に入ってる…などのケースもあります。
細かいよ。全部好き、でいいじゃん、という声も聞こえて来そうですが、本当に好きなところは、本当にとても好きだし、そうでもないところは、本当にどうにも興味がわかないのです。
だから、すべてが好きなものや人は、ほんとに、好みに合う人なんだな。
あと、家具や服なんかは、既製品は好きっぽいけど、ここがいやとか、足りないとかあると、自分でそれを全部好きになるように加工しちゃったりします。
でも、プロフィールなどに、それを全部細かく書くわけにもいかないので、
好きな作家○○。※この作品とこれは好き。この作品のこの部分は好きだが、他はそうでもない。
そんな書き方じゃ、書く方も読む方も大変なので、やっぱりざっくり書いてしまいますね。
でも、自分的には、さかいあおの描いたあのシーンだけは絶妙にすき、なんて言われたら、けっこう嬉しいかも…なんて妄想を抱いてみたりもするのでした。
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