呉下の凡愚の住処 -82ページ目

呉下の凡愚の住処

春秋戦国の楚国、三国志の孫呉にすべてを捧げて生きています。
現在はあまり更新していませんが、
何も持っていなかった過去の自分が想定読者でした。
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合流の飛行機が45分遅れだったのでLAWSOSONのことを書きました。

琢州(字が違うけど許して、あとで直します)は
言わずと知れた劉備の出身地です!
北京からは近くだと聞いていたので、この機会に……と、行ってきました。
北京の838路で一本! 13元でした。

琢州はいろいろ見どころがありました。
・劉備故里の大樹楼桑村に石碑
・三義宮
・琢州三義広場
・張飛廟
他に
・廬植墓
もあったのですが、時間がなくて行けませんでした……
あと30分早ければ行っていました……


楼桑村は市の中心地から15㎞ほど先、かなり離れています。
なのでタクシーで行ったんですが、この街はタクシーもそうそう走ってない。
火車站の前にもぜんぜんタクシーがいないのは笑ってしまった。
まあ向かってもらえてよかったです。
運転手氏が「今20歳でしょ?」って聞いてくれたし、
交通費と言うより接待費として金を払った感がある。

楼桑村の石碑は、もう本当に石碑が立ってるだけでした。文物碑もない!
そして周りもだだっ広い草原。こういうの好きですけどね。
これはこの村の人じゃないと絶対分からないな……と思った。
楼桑村から三義廟へも数㎞あったので、そこまでタクシーで行ってもらいました。
三義廟までの道500m強がコンクリート工事してたので徒歩になりましたけど……


三義廟はとてもよい廟でした……
人もフレンドリーだし、蜀の家臣の像がとにかく多かった!
成都の武侯祠ももちろん蜀の人の像は多かったんですが、
そりゃ武侯祠はそうだろうなって感じなんですが(笑)、
それと同じくらいすごい顔ぶれだと思った……
蜀が好きだったら泣いて頓首叩頭してたと思います。

うれしかったのは、劉禅、関興、張苞が一緒に奉られてる殿があったこと!
武侯祠には劉禅はいないんですよね……
よかったね、劉禅さんのことちゃんと分かって認めてくれる場所はあるんだね……
って本当に温かい気持ちになりました……

まあ蜀が昔から人気があるからこそ、
魏に降伏した蜀の皇帝は悪く描かれたり悪く言われるのだと思います。
でもそれってどうなのかな……と……
私は蜀の情勢は本当に知らないので専門的なことは何も言えませんが、
本当にヤバイ皇帝なら何人か知っています。
臣下の家に火を付けるやつとか、
自分の酒を飲まなかった臣下を酔って殺そうとするやつとか……
まあそれは同じ人の話ですが、それこそ宋の徽宗も相当ヤバイですからね。
政治を見なかっただけでなく金に拉致されて向こうで死んでるし……

劉禅は確かに政治は見なかったのかもしれないけど、
別に臣下の大粛清とかやったわけでもない、
やたらと極刑を増やしたわけでもない、もちろん諸葛亮の家に放火なんてしない、
もう十分じゃないですか……
確かに国のために死んでいった者たちのことを思うと悲しいけど、
劉禅は悪いことをしたわけではないと思う。
それに蜀が魏と戦って果たして勝てたのかって話ですよ、
孫呉だって合肥ひとつ取れなかったんですよ……やっぱり魏はすげーんだよ……

こんなに劉禅に対して熱いものを抱いていたとは知らず自分でも驚いています。
後世の人に散々な目に遭わされるのなら孫呉も負けてないから! 任せて!(笑)
それに無双の劉禅はかわいいし声がスポンジボブなのでいるだけで大正義です。

思いがけず劉禅の話が長くなってしまったが、三義廟の人たちはみな親切で、
特におじさんが全部の像の名前を教えてくれたのがたいへん助かった……
一応像の前に名札が置いてありましたが、
字がほとんど消えてて近くで見ないと分からない感じだったので、
ぜんぶの建物で一人一人教えてくれて本当にありがたかった……
スタッフのお姉さんもやってきて雑談に加わり、
日本の物価の高さを嘆いてもらえたりして楽しかったです。


張飛廟は張飛の故里です。
張飛が肉屋やってる絵とか、肉屋とか厩舎とか、
桃園三結義してる像とか、いろいろありました。
ここでも本殿の道長に引くほど絡まれ……
絡まれすぎて廬植墓に行く時間を失いました。
でも「金ない」と言ったら払わずに済んだし、
何を言ってるか分からないタイプの訛りだったのが
筆談してくれたことによりものすごく勉強になったので、まあいいかなと……
最後は張飛に祈りました、「張飛、無事に帰してくれ」と……

まあ無事に帰れたし中国語の勉強にもなってよかったです。
“本気で何を言ってるか分からない人”が筆談してくれるって、
非常に得難い勉強チャンスですからね……

いろいろと会話の機会に恵まれたのがありがたかったです。
やっぱり冒険はするもんですね!
まあ、私一人だから冒険するのであって
(人が世話を焼いてくれるのも私が一人だからだと思う)、
一人でなければ冒険はしないから大丈夫!
では!