写真が、とても楽しい。

去年に仕事の関係で写真係に任命されたときに、さすがにスマホで撮るのも気が引けるから安いコンデジでも買おうかなーと家電量販店に行ったものの、一眼レフ機と取る比べてみたら圧倒的な描写力の差に、思わずお買い上げしてしまったのがPanasonicのLUMIX G100D。
祖父がカメラにどはまりしており、形見としてカメラをいただいていたもののやはりそこは昔のカメラ、画質が昔なりだし何よりでかいもので、どうも持ち歩くモチベーションが持てていなかったところに、比較的コンパクトな一眼を手に入れて出張先で撮影を楽しんだのが昨年の夏。

久しぶりに海外へ行ったその時、自分が住んでいるのとは違う文化圏の生活の痕跡を残すということが楽しくてたまらない感覚を覚えた。
ただきっとレンズの画角が基本28mmと広角気味で、撮った写真に写りすぎ感があることと若干ゆがみを感じてしまってはまりきるまではいかなかった。
しかしそこから、子供たちの模試や休日の授業が本格化してきて暇を持て余す頻度が上がるにつれて、あカメラもうちょいやろうー、というモチベーションになったことと、最近カメラ楽しいんすよなどと職場のカメラフリークの人に話したことが運の尽き。
単焦点レンズの存在を知る→50mm画角の存在を知る→単焦点レンズ購入→Leicaカメラ(SL2-S)をいじる→Leicaカメラ(Q2)をいじる→Q2買い取り
という経緯を経て、あれよあれよという間にLeicaユーザーとなるまでに沼ってしまったのである。カメラにはまって1年も経っていないのに!!!
特にQ2購入のくだりが我ながらおかしいと思うんだけどね。いや一回触らせてもらってしまうと後戻りできませんでしたね、相手がちょうど手放そうというタイミングであったというのもミソでね。なんたって
①ハイスペックなのにどこでも持っていけるコンパクト感
②ボタンが少なくて撮影に至るまでの迷いが少ない
③ゆえにカメラそのもののルックスが洗練されていておしゃれ
④なのにフルサイズ
⑤手持ちのLUMIXになかった影の繊細な描写力
⑥ファインダーの映りがめちゃくちゃきれいで覗いていて楽しい
⑦レンズ交換ができないので勝手に荷物が少なくなる
⑧クロップズーム楽しい
⑨マクロレンズがついている
いいことしかない!!!!!
ちょっとごはん食べに行ったとき、テーブルフォトに使っても気合入った感のない佇まいのハイスペックカメラってどれくらいあるかなと。
何よりこれが撮れた瞬間に勝ちを確信したんですわ
いや誰に見せてもなかなか理解してもらえない写真なんだけども。
人の営みとそれを鮮やかに飾りつつ、自分が主役だよと訴える植物とそれに呑まれようとしている建物がまとう影、みたいな。
とはいえここからなかなかこういう写真取れてないんだけどねー。
Q2の魅力は影もさることながら描線のシャープさにもあるというか、作例見ると本領はそっちで発揮されている感があるので、被写体についてはいろいろと模索しているし何より私自身がいまいち魅力を発揮させられていないので、とにかく研鑽を積もうと思うのだけど。
これ書いていて思ったんだけどアメブロって写真アップするのになかなか向いている感じしないな、写真用の記録ブログはまた別に作ろうかな。noteかな。ちょっと探してみよう
写真の何が楽しいって、魅力的な被写体に出会えることももちろんなんだけど、たまにこれは自分にしかわからない魅力のあるやつっていうのに出会う瞬間があって、それってそれを見たときになんとなく思考が掻き立てられる瞬間でもあるのよね。
印象的だったのが去年の夏に釜山で撮った写真で、屋台でごはんを食べるおばあちゃんたちのうしろ姿。
部屋着みたいな恰好でかっこいいとは言い難いながらも(失礼)、ただ平日の朝からこういうふうに気心の知れた相手ととりとめもない話をしながら時間を気にしないでごはんできる関係ってすてきだなと思ったんだよね。
色々と時間に追われている今の自分はそもそも生活圏の中でそんな気心の知れた人間関係を構築する余裕もなく、
構築したとて時間を気にしないで生活できる自身もなく。
彼女たちの生活圏みたいな気取らない屋台みたいなお店が周囲にあるかしらと思って見回したところで良いとこ個人経営の居酒屋かな。
たぶん居酒屋も気心知れたセカンドプレイス的なところにはなるんだろうけど、何かね、生活とはちょっと違う気がしていてね。
何より、同じような感覚を若いころ仕事帰りに、おそらく銭湯帰りのおばあちゃんの後姿をみて抱いたことがあるんだよね。
おそらく自分が手に入れることのできない生活だろうなとか、じゃあこういう人生を送ることのできる可能性がこれまでの人生で提示されていたとしたら、それを自分は選んだのだろうか、とかこれから提示されたとしてそれを選ぶだろうか、とかしみじみ考えたものだったよ。地元とその中の人間関係に根差した人生。
ただのおばあちゃんの後姿からそこまで考えるのってたぶん万人に共通することじゃないだろうけど。新しい生活を一瞬生きる感じがして楽しかったんだよね。
そして少なくとも2回そんな感覚に落ちたということは、きっと自分の中で外せない大事な価値観がその中になんか隠れているんだということでもあるんだろうね。
その感覚をもうちょっと鮮明に思い出せるようにするためにも、そんな心動いた瞬間をちゃんとした絵にしたいなって思ったの。
上記の釜山のおばあちゃんの後姿については写真には撮ったんだけど、残念ながらブレブレなんだわ。今ならもうちょいまともにおさめる自信があるのに…!
だからちょっとは、自分が心動かされた瞬間に出会ったときにそれをしっかり記録する習慣をつけるのもいいかもって思い始めた。最適なプラットフォームを探ってみよう。幸い明日は時間がたくさんあるしな!!