岡田愛 | イトオカシ

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姉、時々、妹。
姉妹のフィルターを通しての記録

(2005年1月~2019年8月まで、ヤプログにて。
2019年8月~アメブロにて。)

先日、阪神の岡田前監督の講演会に行った。

 

昨年10月のCSで敗退後、ファンの前に姿を見せることなくベンチを後にされ、そのまま退任。

お姿を目にできるかと期待しながら向かった、11月のファン感謝デーでもお会いできず。

 

負けたんが嫌やったんかな?球団側と折り合いがつかなかったんか?と邪推していたのだけど・・・

後日発売された週刊べーズボールの本人コラムによると、退任が決まってから張り詰めた糸が切れたことは事実だったようで、CS直前は2日間一睡もできないほど体調が悪く、当日も立っているだけでしんどかったことを吐露されていて、回復を祈るばかりであった。

 

年が明けると少しずつメディアでお顔を拝見するようになり、一番悪い時期は脱されたのかなと想像。

そんな中、サンスポのイベントで岡田前監督講演会という投稿を見て、即申し込み。

オフシーズンの選手イベントには興味がないのだけど、岡田さんのお話が生で聞けるなんてと即断。

しかも5000円ぽっきり。安い!!

 

リーガロイヤルホテル大阪にて。

本当は、同じく大ファンの夫も参加したかったのだけど、その日の夜から海外出張が入っていたためさすがに断念。

同僚に声をかけると2人が行きたい!と言ってくれたので、3人で参加。

前方席で岡田さんの登場を待つ。

 

もう、六甲おろしが流れるだけで、参加者自動的に手拍子。気持ちは甲子園。

岡田さんが入ってきた瞬間なんて、もうみんな立ち上がって、岡田タオルを掲げて・・・・(泣)

もちろん、岡田さんを好きな人の集まりだからこうなって当たり前なのかもしれないけど、アイドルみたいにビジュアルで人を引き付ける訳ではないのに(失礼)、気持ちが持っていかれるって凄いことだなと。

尊敬の念というか、カリスマ力に心が引き付けられるというのか。

 

 

ウィットが効いた岡田節は、TVやラジオを通じてより数倍切れ味鋭い。

あと、何よりも過去のことをすごく覚えてらっしゃる。野球のシチュエーションはもちろん、出来事のあった日付まで。

私、岡田さんの2/3ほどしか生きてないけど、自分の半生を人に語れるほど覚えてないわ。。

監督時代は、批判的なファンから「文句ばっかりで選手を育てられていない」と言われてたけど、私と夫は岡田監督のアプローチが好きで。試合の采配は監督マターだと思うけど、野球技術や野球勘みたいなものは、各選手が自分で勉強して身につけていくものだと思っている。どうしても分からないことは、いくら気難しそうでも自ら聞きにいってほしい。

岡田さんは、そういった自ら学ぶ姿勢というものを、スポーツ新聞の番記者にも求めてらして、しょうもない質問したら機嫌が悪くなるのだとか。だからこそ、骨のある記者さんは野球を勉強して勉強して、岡田さんに一目置かれるようになる・・・というのがサンスポの三木さん。

 

学ぶってそういうことだよなと。

学校でもスイミングでも塾でも、「先生が教えてくれることを待つな、わからないこと・できないことは自ら聞け」が子育て訓の1つだったりする我が家。岡田さんのお考えがスッと入ってくるから余計に好きなのかもなー。

 

 

心から笑って笑っての1時間半強。いやー行ってよかった。

後日、サンスポにルポが掲載されたのでもちろん購入。私は見切れて映ってない・泣

 

 

今シーズンは阪神顧問として、解説者として関わっていかれるようなので、まだまだお元気でいてください♡