前編からの続き。
お部屋にチェックイン。ふふシリーズは、一度泊まってみたいと思っていたので、今回良い機会となった。
全室スイート扱いで、このお部屋はプレミアムコーナースイート。建物の角に位置するお部屋で、広々。ファブリックにもこだわりがあったし、母は木がふんだんに取り入れられている点に喜んでいた。
各部屋に露店風呂がついているところも、選んだ理由。私自身が、大浴場を好まないので部屋風呂は人目を気にせずのんびりと入浴できて嬉しい。
洗面場にもタブレットがあり、テレビやYouTubeを見ながら髪の毛を乾かすことができる仕様。
そんなのいらんわな、と思ったけど、いざ使ってみると便利なものですね、、、
さて、夕食。
お食事処が別館にあり、広大なお庭、かつ、高低のある階段を歩いて行くので、足腰が弱い方は車で送迎あり。うちはまだ歩けるので歩いて。
日本料理一択だけど、個室で頂くお料理は、どれも美味しかった!
奈良の食材と、季節の食材をうまくミックスされていて、文句無し。
いくつか写真撮ったのでご紹介。
兵庫県は香住のカニづくし。カニの天ぷら最高。
どこのお肉か忘れてしまったけど、和牛。お皿の使い方も素敵であった。
ぶりと柴漬けの土鍋炊きごはん、2人で食べ切れる訳もなく。娘と夫がいてほしかった、、、
朝は、朝食前に近くの浮見堂へお散歩。朝日と紅葉と一緒なら撮影するためのアマチュアカメラマンらが早朝からたくさん。趣味っていいな。
昨晩のお食事がまだおなかにあるような気分のなか、見事な朝食へ。
2人分のおばんざいをこのように小鉢に入れて魅せられるとおぉっとなる。こういうところ、うまいなぁ。
ごはんをお代わりしたくなるレベルのごはんのお供の数々だけど、食べ過ぎるとしんどくなるのでそこそこで我慢。
朝食後は、GOでタクシーを呼んで春日大社へ。
結構朝早かったんだけど、外国人観光客を乗せた観光バスの多いこと。
確かに、この荘厳な雰囲気は奈良ならではかも。灯篭×鹿って、京都では見られないしね。
朱塗りが印象的。屋根は木が組み合わせられているのかな。昔の人の知恵や工夫を目の当たりにできるのも古都ならでは。
春日大社を後にして、奈良と言えばの「中川政七商店」へ。
事業展開がうまい中川さん、いまや全国いろんなところに出店されており、奈良土産というにはメジャーすぎるけれど、見せ方上手だからついつい買ってしまう。
京都住まいで奈良旅行ってどうかなと思いつつ、年を重ねた母にはいろんな点が「ちょうどいい」旅だったようで、すごく喜んでいた。70半ばになっても海外旅行どんどん行ける方もいらっしゃるけれど、うちは無理そう。
親の「旅に行きたい」を我が家なりに具現化できて何よりでした。