姉です。
先日、母を連れて奈良に2人で旅行へ。あまり遠くに行く体力もなさそうなので、私なりにコンパクトな旅を立案。
京都駅で待ち合わせて、近鉄の観光特急あおによしに乗車。
京都から奈良なので、30分ほどではあるけれど、これに乗ることで旅っぽさが倍増するかなと。
発売日である、乗車日1か月前に予約したから余裕で席取れたけど、当日予約は日によって厳しそう。
というのも、外国人観光客の利用が多いこと!たまたま隣に座られたインド人のご夫婦とお喋りできて、「日本人でさえ知らないこんな観光特急をどのように知ったのか?」と聞いてみたら「googleでサーチしただけで、いろんな人のブログや旅行記を参考にした」とのこと。札幌~石川~京都/奈良~東京と2週間の旅らしく、京都で訪れたという場所やレストランの写真をたくさん見せて下さったけど、私も経験したことのないものばかり。パワフルで素敵であった。
日本でも海外でも、もっと私もいろんなこと経験したいなと改めて思わせてもらった。
室内のインテリア。
九州新幹線ななつぼしみたいな豪華列車ではないので、普通電車の運賃+730円で楽しめる贅沢。
1日数本しか走っていないけど、時間が合うならぜひとお勧めしたい。
近鉄奈良駅からは、タクシーで今夜のお宿「ふふ奈良」へ。一度泊まってみたかったふふシリーズ!
ロビーのヤドリギの愛らしさ。
隈研吾氏が基本デザインされた、と聞いて、10年前の長崎旅行のホテルを思い出した。
旧山口銀行の頭取の別荘を買い取ってホテルにしたというふふ奈良。約13,000平方メートルの敷地にわずか30室だけというスモールラグジュアリーホテルという位置づけ。銀行の頭取ってこんな土地持てるのですかね・・・すごすぎ。
お部屋に入るにはまだ早かったので、これまたタクシーで、近くの日本庭園「依水園」へ。
ちょうど紅葉が見ごろでラッキーな時期。それでも、ずっと暑くていきなり寒くなったから、例年より色の付き方はきれいではないとタクシーのおっちゃん。
若草山~東大寺南大門までを借景とするお庭。
私の中の借景ランキングによると、もちろん島根の足立美術館が勝つのだけど、こちらのお庭も母が喜んでくれたのでよかったとしましょう。
奈良と言えばの鹿を愛でながらぶらぶらと歩き・・・
タクシーのおっちゃんお勧めの大仏池へ。
東大寺から少し歩いたところだけど、一気に観光客は減るものの、立派なカメラを担いだアマチュアカメラマンらしき方々がちらほら。
イチョウが本当に美しかった!!
これまたタクシーのおっちゃんお勧めの、二月堂奥にある、手向山八幡宮の紅葉。
母は足が痛そうだったので(もう年です)私だけがササっと走って写真を撮り、戻ってきた。
途中、石階段で転ばれたような高齢の方が血を流して座ってらしたので(救急車手配済み)やはりお年を召すといろいろと大変だろうなと。うちの母も元気満タンなタイプではないけれど、今の体調に合わせた旅を提案してあげればいいのかなと思った。
長くなるので続きは後編へ。