Ryu Goto再び | イトオカシ

イトオカシ

姉、時々、妹。
姉妹のフィルターを通しての記録

(2005年1月~2019年8月まで、ヤプログにて。
2019年8月~アメブロにて。)

先日、五嶋龍×大阪大学交響楽団のチャリティーコンサート@豊中市立文化芸術センターへ。チャリティーの目的は、北朝鮮による拉致問題の啓発。



彼の公演は3月にも行ったばかりだけど、海外オケとの公演が2万円前後するのに比べ、今回はアマオケとのチャリティーということもあり、なんと1500円。しかも、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。絶対行きたい!と思ってチケット争奪戦に参加。



奇跡的にネットが繋がったため、聴く事ができた。自由席だったため、開場直後にゆるく行っただけではさすがに2階席だった。が、昨年竣工したばかりのホール、音響がとても良くて、2階にも伸びやかな音が響いていた。龍流のチャイコのアレンジも印象的。







お母様(五嶋節さん)の影響で、拉致問題に深い関心を寄せている龍氏。同世代のオケとチャリティーコンサートを開催することで、この問題に対し、若い世代からも発信したいと考えたよう。

普通に考えたら、アマオケに属していてソリストに龍氏を迎えることってないと思うから、願ったり叶ったりの呼びかけなのでは?と最初思ったけど、高度な政治問題を扱うため、各団体において、参加には賛否両論あった様子。結果的に、阪大オケを含む4団体との共演が実現してます。







NYで生まれ育ち、居を構えているだけあって、日本人でありながら日本人らしくないというか、奉仕精神が根底にあるのかな。彼は天才だと思うので(ハーバード大物理学科卒業して6ヶ国が堪能ってだけでもひっくり返りそうなぐらい凄いのに、更にバイオリニスト)その頭の中を知る由もないけれど、素直に尊敬したくなる29歳。