最近読んだ本 | イトオカシ

イトオカシ

姉、時々、妹。
姉妹のフィルターを通しての記録

(2005年1月~2019年8月まで、ヤプログにて。
2019年8月~アメブロにて。)

暑い日々が続きます。



なかなか時間がとれず、久しぶりのブログ。

今回は読書記録にします。今の自分の気持ちに寄り添う2冊をご紹介。



◆「七人の敵がいる」加納朋子

図書館で借りたもの。

この本の主人公は、編集者としてバリバリ働く母親。子供が小学1年生になった時に、PTA役員を決める場で、辛辣な意見を述べたことで、その場に居た全母親を敵に回すことに・・・という出だし。



うちも、娘が来年小学校1年生になるのだけど、今からPTA活動に戦々恐々。

話を聞く限り、娘が通う小学校も世間並のPTA活動があるため、有休をどれだけ使うことになるのか・・・とドキドキ。働いていることを理由に役員免除が可能とは思わないけれども、在宅でできる活動が増えればいいのにな・・・



建前を使わず、本音だけで周りの「敵」に立ち向かう主人公に、喝采を浴びせたくなるシーンは多々あれど、子供のことを考えると、自身の目線だけで行動することも善ではないなとも思う。

時間提供組と、効率・ノウハウ提供組との融合、なんかが理想だけど、そうは簡単にはいかないのかな。



◆「私、子ども欲しいかもしれない。」犬山紙子

子供がほしい人、子供がほしくない人、誰が読んでも傷つかないというレビューをどこかで読んで気になっていたエッセイ。図書館になかったので購入。



我が家は、娘が3才になる頃までは、もう一人産むべきか否かを悩んでいたけれど、夫ともういいやろってぐらい話した結果、一人っ子に決めてます。

この本は、犬山さんが、そもそも子供を作るかどうかを逡巡し、妊娠→出産→2人目は?のそれぞれのステージで、いろんな人にインタビューを重ねて自身の中にある考えを明確にしていくというエッセイ。

その思考回路に厭味がなく、いろんな立場のいろんな考え方に寄り添っているなと思う。



私も、世間一般では、「2人目つくらへんの?」と聞かれる立場だし、実際何度も聞かれた。自分が迷っている時は、「何でそんな質問するねんな」と思うこともあったけど、今は、各家庭で折り合いがついていたらいいんじゃないの、と思うのみ。自分の生き方に自信を持つことができれば、それが全てだ、きっと。



積ん読本がなくなってしまったので、また読みたい本を探すとしよう。