妹です。
10日ほど前、無事こどもが産まれました。
2480gと小柄でしたが、38週も過ぎてから産まれてきてくれたので、
2日ほど保育器で様子は見ていましたが、すぐに同室となり、毎日元気にしています。
破水から始まったお産で色々と大変でしたが、病院を退院し、
今やっと実家で一息つけた気がします。
息子が寝ている間に、思い出しがてら記録しておきたいと思います。
長文なので追記にて。
※出産時のありのままを書いているので、人によっては苦手な描写があるかもしれません。
**出産前日**
里帰り出産ではなかったため、普通に生活していたこの日。
朝からちょうど検診に行き、夫とともにエコーを確認。
小さめだけど、まぁ許容範囲の体重になってきたね、と先生に言われ安心。
まだ子宮口も開いてないし、どんどん動いていいよ~と太鼓判。
お昼から、色々と大事な用事があったので、こなしていき1日終了。
夜には疲れてソファで寝てしまい、23時ごろ遅めのシャワー。
と!
シャワー中になんだか違和感。シャンプー→リンスを洗い流そうとしたタイミング。
なんか破水っぽい。慌ててリンスまみれでシャワーを止めるも、やはり水が出てきて
出血も確認。陣痛はまだなし。
とりあえず落ち着いて、リンスをさっさと洗い流し、夫を呼び、破水の旨告げる。
お風呂からすぐに出て産院にTEL。
破水先行は、抗生物質を点滴しなければならず、入院確定とあらかじめ聞いていたので、
急いで入院グッズを出してきて、「髪の毛乾かしてから行きます。」と意外に冷静だった。
**出産当日**
準備して、生理用ナプキンをあてて車で産院へ。
夫がいる日で良かった。。。あまり動かないようにしても、羊水が出てくるのがわかる。
日付が変わってから病院につき、点滴とおなかの張りチェック開始。
まだ陣痛がきていないので、今のうちに寝ておいて、と助産師さんに言われて仮眠。
たまに張りがきて、陣痛らしきものは確認できるけど、全然痛いレベルではなかった。
AM7:00過ぎ
陣痛確認するたび、胎児の心音が弱まっているとのこと。
ある程度は弱まるのが普通だけど、痛みも来ていない上、許容できない範囲の弱まり方が
一度確認できたため、何かが赤ちゃんに起きていると考えていい、帝王切開をするべきと
先生が判断。
そんなこんなで緊急帝王切開となりました。
このあたりからまわりはバタバタ。当直の先生ではない先生が担当医だったので、
その先生がくるまでに、点滴をハイスピードで5本くらいを全速力で注入。
わたしは正直初めての手術で、しかも予定帝王切開でもなかったため、怖くて怖くて。
でもこどものために、なんとか落ち着こうとしていたように思う。
でも緊張から上半身はこわばって、手術室に運ばれたあたりから全身震えが
止まらなかった。
AM7:50ごろ 手術開始。
夫も立ち合いさせてもらえたので、そばにいてくれた。
下半身麻酔を打たれ、お腹ぐりぐりされて、痛みは感じないのだけど、圧迫感だとか
強い違和感を痛みとして感じて、うめきまくる。いたーい、しんどいー、きもちわるいーとかを
なんだか発していたように思う。
AM8:05 こども誕生
すぐおぎゃーと聞こえ、無事に出産。
元気な男の子ですよー、と声をかけてもらい、はじめてこどもと対面。
自然となみだが出ていました。
親子3人で手術台にのったまま記念写真を撮ってもらい、その後はもう意識飛んでいます。
気づいたら個室で寝ていました。
目が覚めてから麻酔の影響で朦朧とする中、強い吐き気があったり、こわばった上半身は
おそらく重度の筋肉痛となり、息苦しくて肋骨が軋むような痛みを感じたり。
大変だったけど、夫がずっと傍にいてくれて、「ありがとう」「よく頑張ってくれたな」と声をかけて
くれて、いやいや、こちらこそありがとうと思えた。
切開したとき、どうやらへその緒がこどもの腕に巻きついていて酸欠状態になっていたらしい。
また、もともと羊水が少なかったわたし。破水でほとんど羊水が残っていなかったとか。
普通に陣痛を待っても、陣痛を起こしてそれに耐える余力が赤ちゃんにはなかったよう。
「1度だけ異常な心音低下で、その後は健常な心音だったのは、この子が自分の状況を
伝えてくれてジッと耐えてくれてたんやろう、えらい子やね」と先生と助産師さんに言われた。
術後は、もう痛みとの戦い。
後陣痛と呼ばれる子宮を戻そうとする痛み、傷口の燃えるような痛み、諸々。
痛み止めもらい、1日目から動いた方が治りが早いはず!と点滴と尿の管持って
個室内を歩くまでをがんばった。震えが止まらないくらい痛いけど、その日がんばったおかげで
自力でトイレまで行けるようになり、術後3日目から母子同室。
七転八倒して痛みと闘い、ロキソニンのありがたみを再確認し、なんとかお世話して退院。
今も傷口は痛むけれど、なんとなくリズムがつかめつつあります。
息子の色々な表情に癒されつつ、子育てがんばっていきます。