3例目の「道」世界遺産
スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼道「El Camino de Santiago」、日本の熊野古道「紀伊山地の霊場と参詣道」に続き、昨年秋に世界3例目の道の世界遺産アデントロ街道「El Camino Tierra del Adentro」=メキシコが誕生しました。アメリカ合衆国サンタフェからメキシコシティに至るこの道は北米の長距離歴史街道としてもたびたび紹介され、一昨年秋には熊野古道センターで開催された国際シンポジウムの際もアデントロか移動の研究者が来日していました。交易路でもあり、また巡礼道としても使われてきました。
ここ近年は世界各地であらゆる物資を伝え、地域をつないだ「線」が見直されています。そんな中で、熊野古道世界遺産登録から6年目にしての第3例目。とても喜ばしいことと思います。
もちろん世界遺産に登録されたという事実だけでなく、これにともない、「道」という概念を見つめ直す人々が多く出てくればと願っております。
「アデントロ街道」概要
また、当ブログのブックマークにもアデントロ街道に関するサイト(英語版)を登録しております。
台高スノートレッキング
2月20日は入っていた予定が変更になったので、紀伊半島の
奥地にある台高山脈へT氏とスノートレッキングに行くことになりました。
朝は尾鷲を7時30分と、少し遅めの出発となったので、明神平往復
という比較的短い行程にしました。
車で2時間半かけ、奈良県東吉野村にある登山口、大又へ。この1
月、そして2月の中旬に降ったドカ雪のため、登山口はすでに50センチ
の積雪が。アイゼンを装着し、いざ尾根へ。
台高山脈とは北の高見山から南は大台ヶ原を越えさらに尾鷲付近ま
で、三重県と奈良県の県境をなぞるおよそ75キロの山脈です。地形
が複雑で標高の割りには難易度の高い山域ですが、ここ大又から明
神平へのルートは比較的安易に台高山脈の尾根に立てるルートです
(国道で近くまで行ける高見峠を除く・・・)
トレイルもしっかりしていて片道2時間ほどの行程ですが、岩場の多い
沢を何度かトレースしなければならないので若干神経は使います。
登山口の車止めがこのとおり
雪の尾根道
11時45分頃、明神平に到着!すでに何人かのハイカーが来て
いて雪遊びをしています。ここは関西方面から比較的来やすい雪山と
して人気があるため、毎冬、多くのハイカーが「シリセード」かついでやっ
てきます。私たちはまず、お腹を満たすことに専念し、その後は2時間ほ
ど雪遊びに☆
明神平の東谷とT氏 何か屋根低くない?いや、雪がね^^;
斜面を行くハイカー
雪中グルメ
明神平と私
14時をまわった頃、ぼちぼち下山。帰りは来た道を戻るだけですが、
積雪期のため慎重に一歩一歩ふみしめ、1時間ほどで登山口大又
へ。帰りはふもとの「やはた温泉」でほっこり暖まり、帰路につきました。
斜面は滑るに限る(^O^)
だってこの林道の勾配10%以上だもん…(まじめに歩くT氏)
帰りの道中、東吉野村の鷲家という集落を通りました。ここには江戸期の道標があります。なんとこのひなびた山村の集落、和歌山と江戸を結んだ参勤交代の道とはるか南方の熊野からやって来る北山街道との分岐なのです。道標には「江戸」とありますが、江戸の地名が入った当時の道標としては一番西に位置していたそうです。
奥地にある台高山脈へT氏とスノートレッキングに行くことになりました。
朝は尾鷲を7時30分と、少し遅めの出発となったので、明神平往復
という比較的短い行程にしました。
車で2時間半かけ、奈良県東吉野村にある登山口、大又へ。この1
月、そして2月の中旬に降ったドカ雪のため、登山口はすでに50センチ
の積雪が。アイゼンを装着し、いざ尾根へ。
台高山脈とは北の高見山から南は大台ヶ原を越えさらに尾鷲付近ま
で、三重県と奈良県の県境をなぞるおよそ75キロの山脈です。地形
が複雑で標高の割りには難易度の高い山域ですが、ここ大又から明
神平へのルートは比較的安易に台高山脈の尾根に立てるルートです
(国道で近くまで行ける高見峠を除く・・・)
トレイルもしっかりしていて片道2時間ほどの行程ですが、岩場の多い
沢を何度かトレースしなければならないので若干神経は使います。
登山口の車止めがこのとおり
雪の尾根道
11時45分頃、明神平に到着!すでに何人かのハイカーが来て
いて雪遊びをしています。ここは関西方面から比較的来やすい雪山と
して人気があるため、毎冬、多くのハイカーが「シリセード」かついでやっ
てきます。私たちはまず、お腹を満たすことに専念し、その後は2時間ほ
ど雪遊びに☆
明神平の東谷とT氏 何か屋根低くない?いや、雪がね^^;
斜面を行くハイカー
雪中グルメ
明神平と私
14時をまわった頃、ぼちぼち下山。帰りは来た道を戻るだけですが、
積雪期のため慎重に一歩一歩ふみしめ、1時間ほどで登山口大又
へ。帰りはふもとの「やはた温泉」でほっこり暖まり、帰路につきました。
斜面は滑るに限る(^O^)
だってこの林道の勾配10%以上だもん…(まじめに歩くT氏)
帰りの道中、東吉野村の鷲家という集落を通りました。ここには江戸期の道標があります。なんとこのひなびた山村の集落、和歌山と江戸を結んだ参勤交代の道とはるか南方の熊野からやって来る北山街道との分岐なのです。道標には「江戸」とありますが、江戸の地名が入った当時の道標としては一番西に位置していたそうです。
くだらないたわ言です…
何かを認めるたびに、何かが音を立てて崩れる。
ぎこちない私の精神(こころ)
強い思い、目標を持つ人には誰にでもつくものかもしれない。
ときには幸せにひたり、ときには不安のどん底。なんて慌ただしいんだろう。
こういう波を越えながら人は目標を達成していくのかな。
ぎこちない私の精神(こころ)
強い思い、目標を持つ人には誰にでもつくものかもしれない。
ときには幸せにひたり、ときには不安のどん底。なんて慌ただしいんだろう。
こういう波を越えながら人は目標を達成していくのかな。