引退ブログ (7th でむら) | 明治大学男子チアリーディングチームANCHORS Blog

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みなさんこんにちは、7代目副代表を務めていますでむらです。


引退まであと数日に近づき、練習漬けの日々から解放されるという気持ちとANCHORSとしての自分が終わってしまうというなんとも言えない気持ちが続いています。


引退ブログなのでなぜ自分がANCHORSに入ったのか、そしてこの単独公演への想いについて話していきたいと思います。


自分がANCHORSに入った理由として物珍しいとかかっこよかったとかって理由はもちろんあるんですが、大きな理由として2つあります。

一つ目の理由は自分を変えたかったという点にあります。

人前に立つことが苦手で人前でまともに喋ることができない。

そんな自分が嫌で何度も克服しようと努力したんですけどうまく行かず、強制的に人の前に出て何かをするというこのサークルなら自分を変えられるんじゃないかと感じ、入ることに決めました。

二つ目は普通の大学生活を送りたくなかったからです。

以前自分の書いたブログ内で、実は別の大学に通っていたという話を書いたと思うんですけど、その大学では普通に授業を受け、週1,2回サークルに行き、学祭でお店を出したり、合宿に行ったりするなどおそらく一般的な学生生活を送っていました。

それはそれで楽しかったです。

月日が経ち、紆余曲折を経て再び大学1年生としてこの明治大学に入学しました。

大学生は人生の夏休みと言われることが多いですが、1年間大学生活を送ってきたからこそ何かに打ち込みたい、この大学生活を無駄にしたくないと思いこのサークルに入ることを決めました。 




最初は慣れないスポーツで怖い思いを何度もしたり、勉強との両立などかなり悩むことも多かったけどそれ以上にANCHORSという活動が楽しく、どんどんのめり込んでいきました。

そのような環境を作ってくれた歴代の先輩方には感謝しかないです。

この場を借りてお礼を言わせてください。

本当にありがとうございます。




そしてこの単独公演では、今までのANCHORSの集大成を見せるとともに、自分の限界に挑むという2点を目標にしています。


自分は今まで多くの大事な大会の前で、怪我をしてしまっています。

中学では最後の県大会1日目の朝のアップ中、

高校では最後の大会の1週間前、

そして2年前の単独公演では開演2時間前に。


それによってリレーメンバーからはずれたり、パフォーマンスが出しきれなかったりと悔しくて悔しくてたまりませんでした。


特に2年前の単独公演では他のメンバー、この公演を最後に引退する5期の先輩方に迷惑をかけてしまいました。

そこからもう絶対にこんな思いをしたくない、怪我だけは絶対にしたくないという気持ちが強くあり、新しい技に挑戦するのにかなり時間がかかってしまいました。

さらに、自分の経験からダブル、トス、3層、シングルなどはなおさらひよってしまいます。

周りはどんどんいろんな技ができるようになっていくのに、自分はどこかの段階でセーブがかかってしまい自分だけ追いていかれてしまう、けど絶対に怪我をしたくない。


この板挟みに幹部代になってからずっとずっとずっと悩まされてきました。

周りからは「一回やってみればいい」「大丈夫」など後押ししてくれたりしてもどうしても体が動かない。

なんとかやってみてもどうしても中途半端になってしまう。

応援してくれているにも関わらず出来ない自分に嫌気がさしてしまいます。

そんな自分にも何回も応援してくれる人がいたから、最近になって少しずつ新しいことに挑戦できるようになってきました。

まだまだペースは遅いし、単独公演はすぐそこまできてるし焦りしかないけど限界まで頑張りたいです。




そして、7代目副代表としての仕事もあと数日で終わります。

5期の代の副代表と役割は違うし、6期の代は副代表はいないし、一から自分の役割を作っていかなければいけませんでした。

意識していたのは一つ、幹部のバックアップをすることです。

けど全部の幹部の仕事を把握して大変そうなら仕事を変わり、休みの時にはその代わりとして動く。


なんてことは不可能でした。


この一年、果たして自分は幹部として必要だったのか、幹部として何ができるのかを考え続けていました。

色々動いてきたつもりだったけど、果たして必要な動きだったのか幹部が辛い時にバックアップできたのかわかりません。

考えれば考えるほどここはこう出来たんじゃないか、ということが出てきて後悔することが多いです。

時々、副代表って何してるのって聞かれて何も答えられなくて、すごく不甲斐なくて悔しくて自分の存在が嫌になりました。

ブログを書いてる今でもその答えは出ません。


まあ考えても答えは出ないし、必要だったかどうかは周りが決めることだと思います。

引退まで自分の信念通り副代表としての仕事を真っ当したいと思います。




ゆうすけはまた違った形の副代表のスタイルになると思う。

引き継ぐことはないよーとかふざけたこと言ってたけど、ずっと意識してたことはチームが円滑に回るように、主に幹部を中心としてバックアップすること、幹部内で各問題の方向性で本当にその方向に進んでいいのか様々な視点から考えて、絶対に違う意見を出すようにしてその方向性を一つに決めないこと。


これからの1年は訳わかんないくらい忙しいし、今まで考えもしなかったようなことが突然現れる。時にはどうにもならなくなって絶望することもある。


けど、自分たちで決めたことには同期も後輩も先輩も絶対についてきてくれる。

自分の軸をぶらさないようにしてください。

全然タイプは違うけどきっといい副代表になれるよ、頑張れ。

お前なら絶対にやりきれる。






2年半前、ANCHORSに入ってから色々考えることはありました。


なんで周りは遊んでいるのに辛い思いして練習してるのか?


勉学より優先してやることなのか、もっと将来を考え別のことをしたほうが良いのではないか? 


5,6期の先輩に迷惑をかけていないだろうか?


果たして自分はチームに必要な存在なのだろうか?


先輩が引退してやっていけるのか?


自分が副代表として適しているのか?


幹部決めのときに話した通り、幹部を支えられているのか?


一体副代表ってなんなんだろう?必要だったのか? 


幹部として後輩のことをちゃんと面倒みれたのか?


幹部代のプレイヤーとしてちゃんと後輩を引っ張れているのか?


いっぱい考えたことがあっていっぱい悩んだけど、結局ANCHORSが大好きだし、きっと人生がもう一度あってもANCHORSに入ると思います。

そんなANCHORSでの最後の演技。

全力で楽しみたいと思います。

笑って引退できるといいなぁ、、、





見にきてくださるお客様へ


ANCHORS一同、公演に向けて一つになり進んでいます。

僕たち7期の引退、そしてANCHORSの復活をその目で見届けてください。よろしくお願いします。最初から最後まで魅了し続けます。






ここから下はANCHORSへのメッセージです。

興味がある人は読んでください。



   






後輩へ

まずは、新歓期を前にして誰も入ってこなかったらどうしようという7期の心配を綺麗になくしてくれてありがとう。

新体制になって大きくなった円陣を見て泣きそうになってました。

今まで様々なところでイベントをやってきたと思うけど、単独公演は観客の人数や舞台の広さ、照明、出す構成の数など規模が桁違いで雰囲気に呑まれると思います。

けど演技中の高揚感、やり切った後の達成感なども桁違いです。


今、ANCHORSにいろいろ思うことはあると思うけど、一回度外視して単独で自分の与えられた仕事を全力でやってみてください。

きっとなにかを得られるはずです。

そこからこれからのことを考えても十分だと思います。


自分は、ダブルもトスもシングルもタンブも全部うまくなくて教えられることもあんまりなかったし、コミュニケーションとるのが下手だから、なに言ってるかわかんないことがあったと思うし、不機嫌なときめっちゃ態度出ちゃうし先輩としてあるまじき姿だったと思うけど、そんな自分にでもアドバイスを聞いてきてくれたり、コミュニケーションとってくれたり、こっちが感謝してもしきれません。


教えたことを実践してどんどん上手くなっていく後輩、自分たちから自主練に誘ってくれる向上心の塊の後輩、仕事を覚えるのが早くてバミやタイムキープ、動画など自分から率先してやってくれる後輩。

半年でこんなに成長して、親ってこんな気持ちなんだろうなって思いました笑

引退してOBとして練習に顔を出した時にもっともっと成長した姿を見せてください。


最後に自分からお願いです。

我武者羅に頑張るのはいいことだけど、怪我や病気だけには気をつけてください。

この技をここまでに決めないととか、この構成をいつまでに出すからそこまでには完成させないと、などいろいろ焦らないといけない場面が出てくると思います。


適度な焦りは必要だけど、それでオーバーワークになって怪我したり体調を崩したりしたら、今まで積み上げてきたものが崩れていってします。

自分がきついなと感じたら勇気を出して少し休んでみたり、他の人に仕事を任せてみるのがいいかもしれません。

ちょっと休んだら気分が変わって円滑に進むようになるし、任せた仕事もちゃんと指示すればみんな期待に応えてくれます。


また、一人で抱え込んでどうにもならなくなる人もいます。

そういう人は絶対にどこかしら、なにかしらで普段とは違うサインが出ます。

それに気づいた人はぜひ話しかけてください。

話すことで気分は変わるし、そこから解決策が出ることもあります。


一人で抱え込んでしまう人も仕事を振るよりも自分でやった方が早いと思わず、他人に一度甘えてみてください。

きっとちゃんとやってくれるし、ANCHORSにはそういう人たちがいっぱいいます。

一人で抱えるよりずいぶん楽だよ。


9期はあと2年、引退するときには僕たち7期を黙らせるようなすごい演技を期待してます。

そのポテンシャルは持ってるよ。

8期はあと1年、幹部代は本当にあっという間。

時間が経つにつれて、全部に最後がつきます。悔いの残らないように全力でやってください。




8,9期今までありがとう、大好きだよ。









同期へ

照れくさいので手短に書きます。

こんな自分と2年半一緒に活動してくれてありがとう。

タンブしない、シングルやらない、ダブルやトス、3層はずっと痛い痛い言いながらやっててずっとうざかったと思います。

本当にごめんなさい。

けど、休憩がないくらいいっぱい構成に入れてくれてすごく嬉しいです。(使うしかなかっただけかもしれないけど)

全員が全員コミュニケーションを取るわけでもないけど、目指してるゴールが一緒だからそれぞれ動いても結局どうにかなる、そんな7期が大好きです。

引退したらどうなるんだろうとか考えるけど、今まで通りそれぞれがそれぞれの方向に頑張っていくと思ってます。


最後までよろしくね。


2年半ありがとう、最高の同期です。




7期幹部

なおへ

マネ長ってやることないんだよねーって言いながら後輩マネとしっかりコミュニケーションをとってチームに溶け込みやすくしてくれたこと、先輩マネとして仕事をこなし後輩マネのお手本になってること、明大祭や単独の仕事の割り振り、幹部ミーティングのときの書記や、的確に意見を言ってくれることなど、自分の思ってる以上にチームに貢献してくれてたと思います。

いろいろあると思うけど絶対に後悔しない引退をしてほしいです。あとは目の前の単独だけ、がんばろうね。


みおへ

1つのSNSを動かすのでさえすごく負担がかかるのに全体を管理して投稿スケジュールを組んで、時には自分で投稿したり、DMの返信をして渉外や幹部に話を振ったりと、この1年とんでもない仕事量だったと思います。広報の苦労を知らないで、プレイヤーはブログの提出期限を守らなかったりとか別のところでも頭を悩ませてしまっていたと思います。ごめんなさい。

6期の引退の時に自分が広報長やるのかなってちょっと思ってたけど今となってみれば絶対無理でした、投稿のセンスもなかったからね笑

引退したらゆっくり休んでください、お疲れ様。


りきへ

渉外はほぼほぼ独立して動いてて、こっちからわかるのはイベント当日ぐらいだった。

けど明大祭の統括をやったときにかなり前の段階から打ち合わせを重ねてこっちの要望を伝えたり、直前の変更や連絡が返ってこなかったりでドタバタしたり、当日のANCHORSの動きを見ながら運営側と最後まで調整し続けるなどはちょっとだけだけど渉外の大変さを痛感しました。(こんなんで知ったような顔するなって話だけど笑)

こっちは同じく大学生相手だったけど、りきはそれを大人相手にやり続けてたと考えるととても頭が上がりません。

最後のイベントの後の涙かっこよかったよ。


ひらしゃへ

俺は怒れないから練習長として大丈夫かな?って言ってた時期が懐かしいです。結局全体ではほぼ怒ることはなかったと思います。

たぶん全体的に技術が追いつかなかったとかもっとこうすればよかったって思ってるところがあると思うけど、2年前とは練習時間も桁違いに少ないし、去年新歓と練習がまともにできなかったから本来なら1年経験を積んでる1つ下の代はいなかった。

けど、この限られた時間の中でこのレベルまでチームを持って行けたのは一重にひらしゃのおかげです。

歴代最強ANCHORSを作ってくれてありがとう。

自分もその一員になれたことが幸せです。


けいへ

幹部決めの時にけいが立候補してきて正直びびりました。

最初の方は、また口だけ都合のいいことを言ってるのかと思ってた笑

けど、実際自分たちの代になってけいがチームのことをどのように考えていたのか知ったり、コロナの期間先が全く見えない状態でどうしようもない時もチームのことを第一に考えて、様々な行動を提案したり実際に動いていたりしてだんだんとANCHORSの代表として信頼を置けるようになっていきました。

できる限り自分もけいの手の回らないところや与えられた仕事を全うしようと思ってたけど全部けいが卒なくこなしちゃうから、今では自分がサポートをなにもできなくて本当にどうしようもない副代表だったと感じるくらいです。

また、代表になってから練習面でも陰でめちゃめちゃ努力しててそれを他人には見せない。本当に2年前だったら予想のつかない光景でした。あんな技やこんな技(単独で披露するので今は伏せておきます)も決められるようになってて、一緒にチアをやってて楽しかったです。

今のANCHORSがあるのはけいの途方もない努力によるものです。

ボロボロだったANCHORSを復活させてくれてありがとう。

けいが代表でよかったです。

最後まで全力でサポートさせていただきます。

ついてきてよかった。







ANCHORS 7代目副代表

でむら