「親業」説明会♪ | ささよねブログ

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長男出産~次男1歳までの4年間、育児日記中心でしたが、大好きな絵を活かして「絵で伝達力をアップさせるビジュアライザー」として仕事をしたいと思い、ブログリニューアル準備中です♪(ごちゃごちゃでなかなか進まない…)

先日、長男が通う幼稚園で「親業」の講習の説明会があったので参加してきました♪

「親業」とは、親の役割を効果的に果たすためのトレーニング、訓練、と言う意味で、1962年、アメリカの臨床心理学者トマスゴードン博士(←どうでも良いけど、この人の名前、トーマス好きな息子のいる私的には大ヒット^^;)が考案した、子供の心を理解し、話の通じ合う温かい親子関係を築き、親子の絆を深めるための「親のための教育プログラム」、との事。

子育てを、「子供をどうするか」と言う子供に焦点を当てるのではなく、「親がどう接するか」と言う大人側に焦点をあてたものだそうです。

参加者同士でロールプレイングしてみたりして、「ああ、こういう事言われたら、子供ってこんな気持ちなんだ」と、改めて分かったりして、改善しようと思いました。

例えば、

●子供が困っている時

「○○ちゃんが蹴ってくる~」と泣いてきた

→コミュニケーションと自立心を阻む、おきまりの12の言い方

 ・命令、指示「いやならいやってはっきり○○ちゃんに言いなさい!」
 ・脅迫、注意「そのくらいで泣いてるともっといじめられるよ」
 ・説教、訓戒「泣いてちゃ相手に通じないでしょ!ちゃんといやっていうべきよ」
 ・提案、忠告「じゃあ○○ちゃんと遊ばないで他の子と遊べば良いじゃないの」
 ・理屈、講義「(以下、省略)」
 ・非難、批判
 ・ほめる、同意、評価
 ・ばかにする
 ・同情、激励
 ・分析、解釈
 ・尋問
 ・ごまかし

 →どれも一方的な言葉がけ

 →これを、子供が自分で話が出来るようにする

   ◆サインをキャッチする

   ◆聞く…できれば、「能動的な聞き方」で。
         (繰り返す、言い換える、気持ちを汲む)

●親が困っている時

 「さっさとおもちゃ片付けなさい!何度言ったらわかるの!」
  
   ↓

  「私メッセージ」にする。
   私を主語に、3部構成で。

   1.相手の行動(オモチャがテーブルにひろがってる)
   2.自分への影響(ご飯がおけない)
   3.自分の正直な感情(困る)

 →「おもちゃがテーブルに広がったままだと、ご飯がおけなくて困るの」

 行動の指示をせずに親の思いを伝える。
 …思いやり、考える力、自立心が育つ。感情表現が豊かに。



実際にちょっと心掛けてやってみるだけで、うまくいったりする事もあり、なるほど!な内容でした。
ま、本とか読んでやってみても数日は上手くいくけどすぐに50%くらいは元通りになっちゃう私としては、他のママさんと一緒に講座を受けて、カウンセリングを受けながらきちんと習得してもうちょっとまともな親になれたら良いな、と思います♪


本当は隔年開催だったらしい親業講座なのですが、私が悩み事を色々と連絡帳に書いていたので担任のM先生が「親業講座を受けたら良さそう」と思って園長先生に相談し、開催に至ったのだとか。

説明を聞いて「まさに今の私にピッタリ!」と思ったので、さすが担任の先生、個々の親子の事を本当によく見てくださって、よく考えてくださっていると感動しました。

来週から講座が始まるので楽しみー♪^-^


↓本もあるので興味のある方は是非♪

親業―子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方/大和書房

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