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12月15日の赤穂浪士討ち入り前夜のこと、
四十七士がそば屋に集結しそばをすすった・・・
という有名な「討ち入りそば」の話。
果たして江戸の頃
こんな大所帯が入れるそば屋があったのか・・・?
「討ち入りそば」はそば屋《楠屋十兵衛》説、
うどん屋《久兵衛》説など多数ありますが、
どれも部外者が記した疑わしいもの。
四十七士のひとり、寺坂吉右衛門は、
集合場所は同士の家三ヵ所で
そのうち堀部邸では宴会が催され、
その後時間をもてあました数人だけが
そばをすすったと記しており、
どうやらこれが真相のようです。
「一堂に会しそばをすすり、いざ出陣」
という粋な姿がいつの時代の人の心にも
グッとくるからこそ、
《討ち入りそば》の逸話は、
こんなに長く語り継がれたのかもしれませんね...
さあ、今年の食べ納めの《年越そば》は
どなたとどこで召し上がりますか?
一年のウサを、つるりと流して、
気持ちを清々しくしてくれる蕎麦は、
新しく始まる年に向かって歩き出す活力を、
きっと与えてくれるはずです!