☆三鷹市役所 目の前にある そば屋【増田屋】☆
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1月16日 親鸞上人の忌日...御正忌蕎麦
【御正忌蕎麦(おしょうきそば)】
その浄土真宗の開祖 親鸞(しんらん)の忌日前後に行う法要を
御正忌法恩講と言います。
忌日は陰暦11月28日。
京都浄土真宗本願寺の御正忌は1月9日から16日にあたります。
この浄土宗開祖・親鸞上人の命日に
本願寺の法王が食べる「儀式そば」を
御正忌蕎麦または法要蕎麦とも言います。
法王の食器は銀地に亀の模様の漆器で、この法事に
関わる12人の役僧の食器は朱塗りとされています。
福井市の真宗三門徒派の専照寺では、11月21~28日の
御正忌にはおろしそばが振舞われたりもします。
【親鸞上人とお蕎麦】
法住寺-親鸞聖人蕎麦喰御真影☆法住寺の写真より
長さ118mの柳の棟木で知られた三十三間堂の東側にある
法住寺及び比叡山 無動寺谷大乗院には、
親鸞が自ら自分の姿を刻んだという木像があって
親鸞聖人蕎麦喰木像とよばれています。
比叡山無動寺谷大乗院の親鸞聖人蕎麦喰木像は
他宗派の浄土真宗の宗祖の像が
天台宗のお寺に祀られている珍しいケースです。
親鸞が範宴という号で比叡山で修行を重ねていた頃の話ですが、
薬師如来の夢告で、京の六角堂へ百夜の参籠を
続けていた時期がありました。
ところが弟子仲間の僧たちの間では、
「都の女のもとからの朝帰り」と噂があがります。
師の慈鎮(慈円)和尚は心を痛め、ある夜、京へ親鸞がおりた頃合に、
急に弟子を集め“そば”の振る舞いを行いました。
集まった弟子たちの名を順に呼んでいって
「範宴」の名前をと呼ぶと「はいっ」と返事があり、
慈鎮はその噂が本当ではなかったと安心して
弟子たちと蕎麦を食したといいます。
何も知らずに明け方に帰ってきた範宴と弟子たちは、
その話を聞き、範宴が二人居るはずがないと驚いていると、
弟子の一人が穏やかな顔をして
座っている範宴の自刻の像をみつけたといいます。
留守の親鸞の代わりに木像が親鸞となって現れ“そば”を食べ、
事なきを得たという伝説になっています。
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