日本へ完全帰国する前に、アメリカ横断旅行をして帰ろうと昔は言っていたのですが、車の運転や食事のことを考えると、
う〜んちょっと大変かも!ということで、夫の「ロッキー山脈は一度観てみたいなー」という一声で、デンバー行きが決まりました
当初は飛行機でデンバーまで行く予定でしたが、夫が色々工程を考えていくと、アムトラックからの車窓の景色がとてもいいということを知り、アムトラック中心のプランで行くことになりました。アムトラックはYoutubeなどでリサーチして、どの路線でどの席がいいか、かなり調べてくれてましたね〜
6月30日の日曜日の営業が終わった後、夜、飛行機でロサンゼルスから北カリフォルニアと北ネバダの真ん中あたりにあるリノに向かいました。翌朝タホ湖でクルーズ船に乗って、午後にアムトラックに乗るために泊まるだけが目的です。
飛行機はサウスウエスト航空で、私は一度乗ってみたかった航空会社でした。
先日の旅行でも1日前から事前チェックインができたので今回もしようと思ったら事前チェックインができず、ロサンゼルス空港に着いて、自動チェックイン機で紙が出てきたのですが、座席が印字されていないので、カウンターにいる係員に夫が聞きに行ったら「席は事前指定で買っていなかったら、自由席なんですと」ということを言われ、今まで飛行機で自由席なんて乗ったことがないので、2人共???と思いながら搭乗口に向かいました。
ゲートに着いてようやくその意味がわかり、紙にはグループ番号が書いていて、その座席毎のグループ番号がアナウンスやモニターに現れたら、搭乗していいということだったようです。
こんなの機内で混乱したりしないのかなーと思いながら、夫のグループが呼ばれたので「俺が先に行って、隣席押させえといたるわー」と言って、意気揚々で夫が先に飛行機に乗り込みました
そして、数分して私のグループが呼ばれ機内に行ってみると、意外にみんなちゃんと着席していて、夫が席を取ってくれていましたが、
全然空席もありました
昔、航空会社で働いていた時、同じ座席の人が2人いると機内から言われたら、とんでもない大ごとで原因究明するまでは飛行機を飛ばすことができないということになっていましたが、自由席でもスムーズに搭乗できているのをみて、目から鱗のようでしたね
ちなみに、つい最近(7月19日)マイクロソフト(MS)のウィンドウズでの更新で不具合が生じて、世界的なシステム障害になり、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空など、米大手航空会社は通信障害で飛行機が出発できないという事態になったみたいですが、旧ソフトを使っていたサウスウエスト航空は問題なかったそうです。トラブルになった時は旧式が強いですね。
機内も国内線にしたら広い席でしたね。そしてリノに着き、リノはラスベガスの小型版のカジノの街ということを今回の旅行で初めて知りました。
(リノ空港を降りたらスロットマシーンがありました)
翌朝、タホ湖のクルーズ船は2人とも楽しみでしたので、朝も早く起きて車も早く呼んで、現地に行っても30分は余裕がある計画でした。タホ湖は景色がとても有名で、お客様からも「あそこには行ったらいいよー」とよく言われていました。
タホ湖へは、泊まったホテルから車で約1時間で、Uberを呼んで向かいました。
日本好きな運転手さんで、日本のことを話しながら私達も「タホ湖でクルーズに乗るんですよ!」と和気あいあい話をしていたのですが、途中夫が「あれ?Google Mapで見ると違う道で行ってるぞー」と気づき、車内の雰囲気が変わりはじめました
私達が乗るクルーズ船は湖の北側から乗るクルーズだったので、クルーズ船に乗る人はほとんど南から乗るので私達もてっきりそうだと運転手さんは思ったそうです。
だいぶ遠回りになってしまい、クルーズは10時30分出発で、Googleマップで見ると私達が着くのは10時27分、なんとか間に合うかも!と運転手さんもグイグイ飛ばしてくれ、その間に夫は2回クルーズ会社に電話して、私は神様に祈っておりました。
でも、運転手さんが道を間違えてくれたお陰で、本来はタホ湖の横を通らない道でしたが、綺麗な風景が見れました
そして、クルーズ会社がある場所に10時27分に着いたのですが、事務所が見つからず夫が電話しても場所がわからない
クルーズ会社の人も「ビルなのですぐわかる」と言っているらしいのですが、全然わからず10時30分を過ぎてしまい、
そんなやりとりをしている間に、クルーズ船は出てしまったとのこと
ようやく事務所を見つけたのですが、webサイトに載っていた場所とは違うし、モールの中に入っていると言われていましたが、モールの片隅のプレハブ小屋みたいなところだったので、初めて行く人にはわかないという感じでしたね
(白い建物がクルーズ会社の事務所)
ということでクルーズ船に乗れず夫が事務所に行って交渉し、本来は払い戻しをしないそうですが、払い戻しをしてくれて、オーナーらしき人に「あなたの事務所全然わからないですよ」と言うと「ここで何十年もやっているけど、そんなこと言われたのはあなたが初めてだ」と言われたのですが、次のお客様が「地図と違うし全然場所わからなかったよ〜」と言いながらやってきてましたね。(嘘はすぐバレちゃう
)
ちなみにVegiLiciousもショッピングモールに入っていて、お客様にどこにあるの?と言われることが多く、そうやって電話がかかってきたら、店の外に行ってお客様をお迎えに行ってました。
そんなこんなで、楽しみにしていたクルーズ船に乗れず、どうしようかと言いながら、でもドライブしてタホ湖も見れたからいいかと言っていたのですが、せっかく来たんだから何かないかなとwebサイトで探していたら、パラセーリングの事務所が近くにあるのを発見
行ってみたら、あと20分ぐらいでヨットが帰ってくるのですぐできますよ〜とナイスな受付の方に救われました
そしてクルーズ船でタホ湖を周るののではなく、パラセーリングで高いところからタホ湖を見ることになったワケです
私は、高所恐怖症なのですが、会社時代にグループ旅行で宮古島に行ったときにパラセーリングに乗ったことがあり、
その時のいい印象があり、何の抵抗もなくパラセーリングに乗ることができたのですが、後で聞くと、高いところの乗り物を夫が乗ろうと言っても、大体は私が乗らないと言うのに、パラセーリングに乗ることは積極的だったので、ちょっとびっくりしてたみたいでした。
実際パラセーリングに乗ってみると私の記憶とは違って、無茶苦茶高く、やっぱりアメリカってやることが大きいなと思いましたが、
でも、不思議に怖いと思いませんでしたね。鳥になったような気分で飛んでるというのが味わえましたね〜
(ヨットから離れる時)
(こんなに遠くまで)
(夫がiPhoneを落とさないように握りしめて撮ってくれました)
パラセーリングは私達だけだったので貸切状態で、船長さんが新人さんを教育していたこともあり、30分以上余分にクルーズしてくれました。
(赤い服の彼が訓練中でした)
事前にあんなに高いところまで飛ぶとわかっていたら乗っていなかったと思いますが、クルーズ船に乗れなかった勢いで乗ったというものあり、結果オーライという感じでしょうかね
そして午後にアムトラックに乗るためタホ湖を後にして、今度は無事アムトラックの駅に着きました。
(リノの駅舎)
行きの車では間に合うように「全てうまくいきますように」と願っておりました。これは私の火傷の手術をした時も、何か大事な時にはいつもこうやって祈っているのですが、今回はクルーズ船に間に合うことではなくて、パラセーリングに乗れたことだったみたいですね。
限定の願いより、全てうまくいくという委ねる方が、何かの力が働いて、その時に最高最善なことが起きてくれる感じですね
今回の旅行1日目からハプニングでしたが、アムトラックに乗り込めました。
(写真を撮っていたら私達の車掌さんが映りにこられました)
つづく・・・