前回(3-1)では、
・ 食べ物を細かくする 消化酵素
・体の修復・再生・免疫を動かす 代謝酵素
・食べ物が自分で分解する 食物酵素(体外酵素)
この3つの「酵素の働き方の違い」をお話ししました。

ここまで読むと、「なるほど、酵素っていろんな種類があるんだな」

というところまではイメージがつくと思います。
でも、実はもうひとつ、
このシリーズの中で いちばん大事といってもいい考え方があります。
それが “潜在酵素(せんざいこうそ)”。

これは、「人が一生のうちに使える酵素の“総量(キャパ)には限りがある」

という酵素栄養学の基本になる考え方ですニコニコ

前回の話で言うと、
・ 消化酵素を大量に使う生活 が続くと

↓
・ 代謝酵素に回せる分が減り、修復・免疫・再生が追いつかなくなる

という構図がここにつながります。
つまり、
どの酵素が足りないかではなく
“酵素をどこにどれだけ使っているか” が
体調のカギを握っています。

この“酵素の予算管理”について、
わかりやすくお話していきますね。

潜在酵素=“一生分の酵素予算”
酵素栄養学ではこう言われます。

人は一生分の「酵素の総量」を持って生まれてくる。
その酵素は、
● 消化
● 修復
● 解毒
● 免疫
など、あらゆる仕事で使われていきます。
 

でも、酵素のいちばんの消費先は「消化」
体の中でいちばん酵素を消耗する作業は “消化”です。
・食べすぎ
・夜遅くの食事

・揚げ物・甘いもの・油物の連発

・早食い

・イライラ食い

こういう日が続くと、
酵素はずーっと「消化現場」にかり出され続けますえーん

その結果、
✔ 疲れが取れない
✔ 回復が遅い

✔ 肌の調子がいまいち

✔ 炎症が長引く

✔ とにかく体が重い

これら全部酵素が修復に回れなくなっているサインです。



よく生の食べ物を食べると消化がいいと言われていますが、

それって本当?
結論:はい、本当です。
(私も昔お肉を食べていた時、
お肉を食べる前にキャベツを沢山食べてから食べると、
胃もたれがしなかったです)


その理由はシンプルで、
生の食べ物には “食物酵素” が入っているからです。
この食物酵素が、
自分の「消化酵素」の仕事を少し肩代わりします。

その結果…
1. 消化酵素の仕事が軽くなる
2. 浮いた酵素が 修復・免疫・代謝 に回る
3. 疲れにくい・肌が整う・回復が早い体 になる
という、超シンプルで理にかなった流れが起きています。

「生食はたくさん食べないと意味がない?」
と思われがちですが、
科学的に「○g食べればOK」という明確な基準はありませんが、
消化の“スターター役”としては、ほんの少しで十分みたいです。
・朝に果物をひとつ
・食事の最初に小さなサラダ

・納豆・味噌・ぬか漬けなどの発酵食品を少量

・ 生ハチミツをひと舐め

最初に少し生食が入ることで、胃腸が動きやすくなり、
結果として 消化 → 吸収 → 代謝 がスムーズになります照れ

生のものを少し足す
= 代謝酵素が働く余裕を作ること
この余裕が、
・疲れにくい
・肌が明るい
・回復が早い
・身体が軽い

こうした変化を生み出してくれます。

体は食べたもので作られますが、
食べたあとの消化と代謝の質が、
これからの体をどんな状態に整えるかを決めているんですね照れ

ここまでで、
・消化酵素(下ごしらえ)
・代謝酵素(修復・再生)
・食物酵素(サポート役)
・潜在酵素(酵素の一生分の“予算”)

という、「酵素の全体像」が見えてきたと思います。

次回の第4話では、
この酵素たちは“体の中でどんな流れで働いているの?”
『胃・膵臓・腸はひとつのチーム
 消化と代謝の“本当の仕事”』のお話を書いていきますね。

生かしてくださってありがとうございます