6月26日から7月7日にかけて議会報告会が行われました。私は2班のメンバーとして福地公民館、あさくら館、サンサン横手、平鹿生涯学習センターに出席しました。今回の報告会では「地区交流センター化について」と「横手市財産経営推進計画(FM計画)について」説明したのちに意見交換を行いました。FM計画については施設の統廃合よりも生活の足元の整備をしてもらいたい事、交流センター化については、実施している地区がある一方で、まったく理解していない地区があるなど温度差が大きいと感じました。

・地区の活性化で重要と考えるのは自主性です。住民が地区の課題について自ら解決することを目的とした地区交流センター化ですが、それを達成するために必要な過程を省いて、いきなり住民の自主性に期待する事は行政の勝手な思い込みのように感じます。公民館では市内一様のサービスを目標として地域差が極力少ないことを目標にしていました。したがって公民館主催事業はどこも同じようなことになっています。裏を返せば新しい試みの少ないのが実情です。しかも横手地域の旧市内においては公民館の必要性がありませんでした。市役所に行けば用事が済みます。

今回の報告会でも行政や議会の情報発信についての要望が数多くありました。特に以前は市の職員であった方が情報不足をお話しされました。常に受け取る人を考えてわかりやすく確実に情報発信する事が求められることは当然ですが、住民にも地区の課題を解決するために何が必要かを考えて、そのための情報を自ら取りにいく姿勢がこれからは求められていると考えます。資料をたくさん配布したり、会議を何回も開いたとしても、地区の課題に結びつけて住民に広げていかなければ自主的な活動にはつながりません。課題は地区によって違います。まずは地区と行政の協議を何回となく進めながら、住民ができる事と行政が支援することを理解することから始める必要があります。

・横手市財産経営推進計画(FM計画)の必要性はみなさんの共通理解であると感じます。同時に生活に密着した(例えば道路のラインなど)整備も必要だとの意見がありました。もっともな事と思います。今年度は道路インフラ整備のために2億円の予算がついていますので有効に活用してもらいたいと思います。FM計画は17年に8市町村が合併した意義を問われるものですが、施設の保有総量の圧縮と同時に将来にわたって使用できる施設の新設も進行しなければ、これからの人達に古いものだけが残ってしまします。FM計画は将来の横手市を考える計画です。横手市の明るい将来が期待できる計画にするべきと考えます。

 6月18日(日)市政報告会を開催いたしました。金沢公民館(金沢孔城館)では初めての開催です。会場が広く、駐車場の心配がないことがなりよりの利点です。議員としての活動や考えを地元の皆さんにお伝え出来る貴重な機会なので、年一回開催することを楽しみにしております。今回も、献身的なスタッフやたくさんの方々の協力を得て開催できることに、感謝と共に身が引き締まる思いです。

報告会の内容は

・議会の最近の動きについての感想

・地域活性化のための共助組織「金澤陣館会」「金澤朝市」「後三年秋の陣in金澤」の活動内    容報告と方向性

・後三年合戦をテーマにしたまちづくりについて

・横手市の基幹産業の農業を充実発展させるために、大学との協定についての提案

等についてお話をさせていただきました。

あらためて身近な問題である「雪への対応と活力ある地域をめざして」をテーマに、初心を忘れずに活動することをお約束いたしました。

 

東京農業大学生産産業学部は網走市にあります。教育方針として学生を地域に還す いわゆる実学を実践しています。農大には他にもキャンパスがありますが、世田谷キャンパス(本学)では研究室を中心とした研究が主である事に対して、オホーツクキャンパス(網走市)は地域の特色を生かして地域の発展について研究を進めています。横手市は小泉武夫先生(農大名誉教授)と発酵文化研究についてのパイプがあり、今回の視察に際しては小泉先生からオホーツクキャンパスをご紹介いただいた経緯があります。横手市は基幹産業としての農業政策をどのように進めていくべきかを考える上で、農大の実学の教育方針が参考になると考えます。具体的には農大で行っている人材育成講座を横手市に導入して耕作から販売までをビジネスとして行える人材を育てることから始め、横手の独自性を生かした農業を開拓していく必要があると思います。その延長上には大学の研究室を横手に誘致する事も考えられます。横手ブランドが大学の研究室により裏付けされる事でより確固たる存在になります。

今回の視察は政策提言のための下準備でしたが、横手市はもちろんですが大学側にも有意義な発展性があることが条件になるとあらためて感じました。まずは大学の講座を開講する事から始められないか提案していきたいと思います。