新人ライター奮闘記 -40ページ目

新人ライター奮闘記

自分は今、制作会社に企画要因、プロットライターとして参加しています。

ブログには、プロデューサーとの打ち合わせや企画書の書き方についても書いていきたいと思います。


また、「文章の書き方」、「企画の見つけ方」なども書いて行きたいと思います

お久し振りです。


なんだか、ドタバタしていて、ブログが久し振りになってしまいました。NHKのコンクールと企画書の創作で、いっぱいいっぱいになっています(笑)


こういう忙しい時って、必ず映画が見たくなる。あれも見たい、これも見たいという気持ちになって、ついつい街のシネマコンプレックスに行きたくなるのですが、我慢ですね?今は。


企画書もコンクール作品も一段落したら、ぜひ見たいのは、なんと言っても、

「孤高のメスです。


加藤正人先生が脚本を担当していて、公開前から注目していた作品です。たぶん、前評判や雑誌の批評なんかを読んでみると、相当、渋い作品らしい。



クラシック映画ファンとしては、渋いのは大歓迎です。とりあえず、時間だけでも調べようと、近所にあるシネコンの上映時間を調べたんですが、なんと二回しか上映してないんです。二回ですよ?


朝と午後の二回だけなんです。これは、いくらなんでも酷すぎる。もっと、上映してくれって感じです。なんか今にも上映が終わってしまいそうで、心配です。


やっぱり、シネコンって、映画ファンにとっては信用できない。一つの作品を信じて、

上映するミニシアター系映画館とは違って、ヒットしなかったら、どんどん上映時間を減らしてしまうやり方は、なんとかならないんだろうか?


まぁ、やはり、商売ですから、理想論ばかり言ってられないかもしれないけれど、でも、ヒットしてない映画が何かのきっかけで、突然、ヒットする事だってあるわけで、作品を上映してもいいと決めたからには、最後まで付き合う覚悟を持って欲しいと思います。


とにかく、早くコンクールと企画書を書いて、映画見たいです。七月は、リドリースコット監督の「ロビン・フッド」とか、「踊る~」のパート3とか、結構、見たい映画があるので、やるべき事はさっさとやりたい(笑)


頑張ります。

現在、重松清さんの小説を原作に企画書を作成中です。


明日が締め切りなので、本当はブログ書いている場合じゃないんですが(笑)、何事もウォーミングアップが必要という事で、ブログ書かして頂きます!!


重松清さんの小説は、昔から大ファンでした。やはり、一番の衝撃は、「ビタミンF」です。


あの、なんとも言えない敗北感と情けなさ、重松さんの小説と出会って、負ける事の大切を教わったと言ってもいいでしょう。


重松作品を読みと、みんなどうしようもない敗北感を抱えながら生きているんだという事に改めて気付かされる事があります。そして、錯覚かもしれないけれど、なんだかほんの少しだけ優しくなれた気がするんですよね。


あの、ちょっとだけ温かくなれるところが、重松作品の人気の理由なんでしょうね。


だけど、ファンとして、重松作品を読むだけならいいんだけれど、実際に企画として、

ドラマや映画にするために動き出そうとすると、これがけっこう難しい。


たとえば、後期の重松作品って、ほんとんどが、「ラブアクチュアリー」や「クラッシュ」みたいなそれぞれの人生模様を描いて行って、最後に一つになるというパターンが多いんですが、これはストーリーとして作るとなると、けっこう高等技術なんです。


タランティーノ監督が、「パルプフィクション」を超える作品を、なかなか作れないのと同じで、たいてい技術だけを追い掛けた魂のない作品に仕上がってしまいます。


なんていうか、構成が走ってないと言うんですかね?よく構成は足し算ではなく、かけ算でなくては駄目だ!!と言われますが、まさに足し算になってしまうんですね。

ただ、構成を並べただけって、感じになってしまう・・・・・


だから、参考に映画化された重松作品を見てみたんですが、やっぱり原作とは違って、登場人物を少なめにして、解かりやすい作品にしていました。


僕も登場人物を少なめにして、なるべく一人称で描いて、主人公の成長をシンプルに描く展開にしようと考え、現在、執筆中です。


だけど、本当に上手く言っているんだろうか?不安です(笑)。重松作品の迫力を無くしてしまうんじゃないか?と心配になりますが、明日が締め切りなので、とりあえず最後まで書いて、提出してみる事にします。


本当に難しくて、随分、悩みましたが、やっぱりこれからも重松作品を原作に、企画書を書いていきたいと思います。


やっぱり、現代の、とくに若い人達が気になっているテーマがあると思うんです、重松作品には!!

たとえば、いじめの問題です。最近の重松さんは、作品の中で、露骨に、「なぜ、いじめはなくならないんだろうか?」と、ストレートな文章を書いていたりします。

それほど、若い人達に何かを伝えたいという、重松さんの気持ちが強いんだと思う。


この問題は、僕も気になる所です。誰かが誰かを傷つけるという行為に対して、自分はどんな態度や、どんなリアクションで望むのか?という問題です。

それは、物書きにとって、「おまえはいったい、どんな作品を作りたいのか?」と聞かれる事と同じ事なのではないか?と思うのです。


また、物書きじゃない人も、真剣に考えなくてはいけない私達の問題です。

今後も、僕は重松作品が描く問題と向かい合って行きたいと思います。


まぁ、とにかく、企画書を最後まで書きたいと思います。なるべく、徹夜はしたくないので、朝5時ぐらいには寝たいなぁ~(笑)、頑張ります。

新人のシナリオライター志望者を前にして、こんな言葉を送った人がいます。


「殺意を持って書け!!」


その人は、言っています。


「これから業界に入って行こうと思う人は、ポジションと同時に枠もきまっているから、ある人数がいるんですね、作家の。あなた達がひとり入ってくると、ひとり誰かが追い出されるんです。つまり、そのくらいの殺意で来て頂かないと、なかなか追い出せないんですよ」


誰の言葉か解かりますか?君塚良一さんの言葉です。


もしかしたら、脚本、小説、ライターを仕事にして行きたい人達にとって、君塚さんのこの言葉は何より大事な事かもしれません。


ここ一年、制作会社のプロデューサーと知り合って、企画書を何本か書かして頂いたんですが、ひょっとして、なかなか企画が通らないのは、殺意を持って書いていないからじゃないか?と悟りました。


脚本家、作家の世界は、スポーツの世界と似ています。いや、まったく同じだと言ってもいい。


スポーツ選手は、レギュラーになるか?ベンチか?または、どちらにもなれない2軍で終わるのか?そんなプレッシャーとつねに戦っています。

またレギュラーになっても、いつまでもトップ選手でいるために、つねに練習をしていなければならない。


つまり、白か黒かしかないんですね。僕は、平和主義者で争いが嫌いな人間です(笑)。でも、この世界で、飯を食べるためには、勝負して、勝って行かなければなりません。


それに、最近、思うのは、自分の中にある底力、潜在能力を出すためには、「楽しくやりたい」と言った甘い考えではなく、「あいつになめられたまま終われない!!」とか、「馬鹿にするんじゃねぇよ、くそ野郎!!」といった、「悔しさ」だと思うんです。


最近、企画書を書く事で、満足してしまう自分がいるので、あえて、こんな文章を書いてみました。


「物書きは野蛮人です」と、小説家の石田衣良さんも言っています。


ついつい、怠けてしまったり、集中力を無くしてしまう時は


「殺意を持って書け!!」


と自分に言い聞かして、戦闘能力を上げて行きたいと思います。


脚本家=勝負師です!!