君は「泣くな、はらちゃん」を観ているか? | 新人ライター奮闘記

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自分は今、制作会社に企画要因、プロットライターとして参加しています。

ブログには、プロデューサーとの打ち合わせや企画書の書き方についても書いていきたいと思います。


また、「文章の書き方」、「企画の見つけ方」なども書いて行きたいと思います

長い間、テレビドラマファン、映画ファンをやっていると、なんとなく磨かれて行く感覚というものがあります。


それは、面白いドラマ、映画を見分ける嗅覚みたいなものです。


ドラマも映画も最後まで観てみなければ解りませんし、最近やっているドラマ、映画の中で、きっとこれが一番だと言い切ってしまう事なんて出来ません。


もしかしたら、まだ自分が観ていない作品が一番面白いかもしれませんもんね。

でも、時々、これ以上の作品は、今期のクールの中ではないだろうと思う事ってあるんです。


たとえば、「Mother」の時がそうでした。録画した全部のドラマを観たわけではないのに、間違いなく今期のクールの中で、「Mother」が一番面白いと思ったものです。

そして、実際に、その時のドラマは、「Mother」を超える作品はなかったように思うんですよ。


何の根拠もないんですが(笑)、「もう、これは間違いなく今期のドラマで一番」だと思ってしまう時ってあると思うんです。


今期のドラマでいうと、前に紹介させて頂いた「最高の離婚」


そして、もう一つ、土曜、夜九時、「泣くな、はらちゃん」があります



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脚本は、あの、岡田恵和さん。僕の世代は、岡田作品と言えば、なんと言っても「ビーチボーイズ」なんですが、もしかしたら、「泣くな、はらちゃん」は岡田さんのもう一つの代表作になる可能性が高いと言ってもいい。


ただ、やっぱり、岡田作品なので、あっと驚く展開とか、予想を裏切る展開とかはないんです。

刑事ドラマとか、推理ものが好きな人は、ちょっと物足りないかもしれない。


でも、「泣くな、はらちゃん」の魅力は、そこじゃない!(笑)

ズバリ、タイトルにもあるように、はらちゃんこそがこのドラマの最大の魅力なんですよ


はらちゃんのようなキャラクターは、映画史の中で永遠と受け継がれて来たキャラクターです。


純粋で世間知らずで、人を信用する事しか知らない。

そして、自分の好きな人を一途に想い続ける。

そんなキャラクターは、映画の歴史の中では、とくにサイレント期に多く登場しました。


たとえば、キートン、ロイド、そして、忘れちゃいけないのが、チャップリンですね。

「街の灯」のチャップリンなんて、はらちゃんの原型のように思いますし、90年代の「フォレストガンプ」もはらちゃんの要素がありますね。


はらちゃんのようなキャラクターを登場させた瞬間、その作品は「本当に人を愛する事が出来るのは、架空の世界にいる人か障害を持った人にしかできないのではないか?」というメッセージを自然に持ってしまうものです。


そして、だからこそ、キャラクターの一言、一言が胸に沁みて来るわけなんです。とくに、仕事で悩んだり、人間関係で悩んだりしている時に聞くと、号泣してしまうかもしれませんね(笑)


注目すべきは、岡田さんを始め、スタッフの皆さんが、今この時に、はらちゃんのようなキヤラクターをテレビの世界に登場させたという事なんです。


今、震災の復興で大変な時期だし、中国、韓国とはもめてるし、消費税が上がるしで、けっこう嫌なニュースを耳にしますよね。


でも、そんな時代に、はらちゃんが「自分なんてどうでもいいなんて、言わないでください」とか「あなたが笑えば、世界は輝くんです」と言った言葉を本気で言ってくれる。


その事に、「泣くな、はらちゃん」を今この時に、オンエアする意味を強く感じるんです。

愛情とか友情とか信頼とか、そんな言葉をなかなか信じられないからこそ、堂々とドラマの中で純粋無垢なキャラクターを登場させる。

その事に、脚本を担当している岡田さんをはじめ、スタッフの皆さんの覚悟、ドラマの力に対する信頼を感じるのは、私だけでしょうか?


いろいろ嫌な事があるかもしれませんが、はらちゃんが頑張るなら、僕らも頑張ろうじゃりませんか?皆さん!(笑)

きっと、はらちゃんは、これから両想いの辛さを味わって行くと思いますが、じっくりと見守って行きたいと思います。


頑張れ、はらちゃん!(笑)

皆さんもはらちゃんを応援して頂ければ幸いです。