僕の世代の映画ファンは、みんな大なり小なり、タランティーノ監督作品や岩井俊二監督作品の影響を受けていると思えてならない。
なんと言うか、映画とオシャレな感じを結びつけたのは、この二人なのではないか?と思える時があるんですよ。
その前は、ゴダールだろうか?
「起承転結を無視しても映画になるぜ!」というゴダール節が、当時の若い映画ファンにとって、かなりスタイリッシュだったと思うのです。
昔は映画に出演する女優達が映画とオシャレな感じを結びつける役割を担っていました。
けれど、今は違います。
今は、映画監督が主張する作品のスタイルがオシャレな感じを醸し出すようになっていると言っていいのではないでしょうか?
中には、そんなオシャレな感じの映画は邪道だという人もいます。
「汗水流して働いている、労働者の方を撮りなさい!」と怒る映画ファンもいるかもしれない。
僕は、それはそれでいいと思う。
社会派や孤独を扱った作品が好きな人は、「モンスター」や「レスラー」、「スタンドアップ」などの作品をとことんまで愛してほしいと願うばかりです。
いろいろな意見を持つ映画ファンが増える事が一番望ましい事なんですもんね。
だから、「映像がカッコイイから好きになっちゃった!」という映画ファンがどんどん現れてもいいと思うんです。
しかし、やはリシナリオライター志望者なので、映像のカッコ良さだけではなく、ストーリーの面白さ、キャラクターの面白さから好きになって欲しいと少し思ってしまうのも、また事実(笑)
そこで、考えてみました。
映像もなんだかカッコ良くて、ストーリーもキャラクターも面白い作品はないか?
あります!ご紹介しましょう!
ガイ・リッチー監督作品
「スナッチ」です!
クドカンさんが「木更津キャッアイ」を書くときに参考にしたと言われている作品です。
つまり、時間軸をバシバシ動かして、過去に行ったり、実はあの時、あの人がいたというふうな構成にして、テンポを出す事に成功している作品なんです。
「スナッチ」で物足りなかった方は、「ロックンロール」と「リボルバー」、そして最新作の「シャーロックホームズ」、この3作品も観てみてください。
とくに、「シャーロックホームズ」は推理あり、アクションあり、友情ありの一級のエンターティメントになっています。
それでいて、ガイ・リッチーらしさも満載になっているので、かなりお勧めです。
ただ、最初にお伝えしておくと、この監督の作品は好き嫌いがはっきり出ます(笑)
プロの脚本家の方の中にも、「ガイ・リッチー作品は映画じゃなくて、パズルだ!」と、大批判する人もいます。
でも、そこまで言われると逆に観たくなりませんか?(笑)
僕は観ちゃったんですよ(笑)、つい何年か前までガイ・リッチー作品、全然観てなかったんですけど、「映画じゃなくて、パズルだ!」のコメントを知って、観てしまった一人なんです(笑)
皆さんも騙されたと思って、観てみてください(笑)