前にも書きましたが、TSUTAYAの発掘良品、本当に面白いですね!
今、第4弾になりしましたが、どれも見逃せない作品ばかりです。
まだまだ全部、観れていませんが、埋もれていた名作に出会い、至福の時を味わっています(笑)
また、最近になって、映画雑誌「SCREEN」が特編版として、100人の映画通が選んだ本当に面白い映画のライナップを載せています。
これも面白い。とくに、公開された当時の批評文が載っていて、それを読みと、当時の映画の評価のされ方が解かって二重に楽しめます。
案の定、ついつい買っちゃいました(笑)、仕事に疲れた時、落ち込んだ時、この雑誌を読んでるだけで、なんだかワクワクして来るので不思議です。
さて、最近、観たお勧めの一本は、なんと言っても「潮風のいたずら」です。
良いコメディの条件は何か?と聞かれたら、下品になるような題材を扱っていながら、下品にしないこと、と答えようと思っているんですが、まさにこの作品はそんな映画です。
傲慢で嫌味な女の金持ち夫人ジョアンナ。ある日、クルーザーから転落して記憶を失ってしまった。彼女の傲慢さに痛い思いをしていたやもめの大工ディーンは、これ幸いとばかりに自分が夫であると騙して彼女を家に引き取ったのだった・・・・・
簡単なあらすじですが、どうでしょうか?面白ろそうでしょ?昔からコメディ映画ファンの中では、伝説となっていた作品でした。
実際に見て見ると、本当に伝説になってもおかしくない完璧な映画でした。
記憶喪失の女を騙して、自分の妻にする。このアイディアそのものは、駄作になってしまいがちな危ない設定だと思うんですよ。
記憶喪失の女を騙して、まるで奴隷のように自分の好きなようにするって、おもいっきり犯罪の匂いがするし、どうしても女性軽視、差別の視点が出て来てしまう。
だから、男がニヤニヤしながら観るB級映画で終わってしまう可能性だってあったはずなんです。
でも、この映画は、そんな女性軽視や差別の視点を消して、ちゃんと最後には女性が観ても泣ける映画にしているんですよね。それが、この映画の凄いところ。
それは、脚本が上手いからこそ、出来る芸当なんだと思いました。本当に良くできた脚本です。
物語の序盤はもの凄いくだらない発想から始まっているんだけれど、だんだんと観ているうちに、家族とは何か?結婚とは何か、恋愛とは何か?愛するとは何か?といった人生の命題が提示されて行く。
お見事でした。皆さんも、ぜひ観てみてください。
次は、「シルバラード」を観ます。けっこう西部劇好きなんですよ。
他にも、「ウェスタン」、「夕日のギャングたち」、「荒野の1ドル銀貨」などなど、観ておきたい西部劇がたくさんあります。
あと、最後にこれだけは書いておきたい。
「チャイナムーン」、「白いドレスの女」、「蜘蛛女」。この3作品は、最強です(笑)
まだ観ていませんが、ミステリーファンを唸らせる、最高のフィルムノワール映画である事、間違いなしです!!