ラブストーリーの研究 | 新人ライター奮闘記

新人ライター奮闘記

自分は今、制作会社に企画要因、プロットライターとして参加しています。

ブログには、プロデューサーとの打ち合わせや企画書の書き方についても書いていきたいと思います。


また、「文章の書き方」、「企画の見つけ方」なども書いて行きたいと思います

皆さん、ラブストーリーはお好きですか?


テレビドラマ、映画をたくさん観て来たファンの人達は、好きどころか、「ラブストーリーが骨身に沁みてますよ!」と、訴える人がいるかもしれませんね?


それぐらい、ラブストーリーは、テレビドラマや映画において、定番中の定番です。

テレビ局、映画会社もヒットや視聴率をとりたい時、ラブストーリーを頭に思い浮かべて、脚本家に依頼する事が多いはずです。


僕もラブストーリーは、小さい頃から大ファンです。とくに、「電車男」や「101回目のプロポーズ」みたいに、冴えない男が好きな女のために一生懸命になるというパターンのラブストーリーに弱い。自分を重ねて観てしまんでしょうね(笑)


今回、僕がWOWOWのシナリオコンクールに出そうと思っている脚本も、そのパターンのラブストーリーなんです。


一人の優柔不断で何の取り得もない少年が好きになった苦難を抱えた女の子のために、「自分は何をしてあげればいいのか?」と、悩むという物語です。よくあるパターンではあるので、キャラクターをしっかり作る事がポイントになって来ます。


でも、なかなか上手くいきません。「物語はシンプルなのに、なぜ早く書けないんだ!」と、自分にイライラしてしまいますが、ここでイライラしてしまうと、最終的に「じゃあ、他のを書こう!」と思い、別の物語を書きたくなってしまうので、冷静になる事が大事です(笑)


冷静になって、問題点を考えて行くと、一番駄目なところは、長くなってしまう事なんです。


コンクールの応募条件を読みと、A4、20X20で、120枚までと記されています。だけど、すでに僕の書いているシナリオは150枚あるんです(笑)


いつも、このブログを読んで頂いている読者の方は、気がつくと思うんですけど、シナリオが長くなってしまうという嘆きをけっこうこのブログに書いてます。


僕の悪い癖なんですよね。どうにかしなきゃいけない!


そこで、ここは一つ、初心に戻って、ラブストーリーの王道のパターンを研究したいと思います。偉大な先輩脚本家達が作って来た黄金のパターンの中に、答えがあるはずです!


では、まず、「タイタニック」や「アバター」などに代表されるハリウッド型のラブストーリーはどんな流れになっているか確認させてください。


以下が代表的なラブストーリーのパターンです。


アクト1


【1】男と女の偶然の出会い


【2】反発もしくは惹かれあう予感


【3】男と女の境遇(お互いに満たされない)


アクト2


【4】密かなあいびき


【5】惹かれあう二人


【6】男と女、それぞれの障壁(家族や病気など)


アクト3


【7】募る恋心が一線を越えようとする


【8】別れに終わる(ハッピーエンドもあり)


岸川真さんという脚本家が書かれた、「誰でも書ける、シナリオ教室」という本に載っているラブストーリーのパターンを書き写してみました。


どうでしょうか?「タイタニック」や「アバター」は、まさにパターン通りですね?(笑)


今回はスリーアクトで書き出してみました。スリーアクトって言うのは、日本で言うところの三幕構成、あるいは、序破急と呼ばれているものです。

ハリウッドでは、それをスリーアクトストラクチャーと呼ぶようなので、今回はアクトという書き方にしてみました。


さっそく、書いていて、気がついた事があります。どうやら僕のシナリオが長くなってしまうのは、男と女の出会いを物語の中盤にしてしまっている事が原因みたいです。


考えてみれば、基本的な事です。でも、勢いにまかせて書いていると、気がつかないで書いてしまいます。箱書きも作って書いているのに、「早く書いてしまいたい!」という欲が出て、うっかりしてしまんですね。注意しなければ!


あと、長くなってしまう原因は、どうやらサブストーリーを処理しきれていないという事があるようです。僕が今、書いている物語は、サブストーリーに、少年と少女の家族問題、主人公が住んでいる町の高齢者問題を取り上げているんです。


だから、メインの少年と少女の恋愛だけでなく、家族の問題、高齢者が増えてしまっているという社会の問題もやっているので、処理しきれなくなってしまっていたんですね。


やはり、基本に戻ると、いろいろな事が解かりますね(笑)。これから直して行く中で、サブストーリーを少なくするか?は検討しなければいけないところです。


でも、あきらかに少年と少女の出会いは、もっとアクト1の最初にしたほうが良いという事に気がつきました。


ビリーワイルダー監督が言っています。

「もし構成に行き詰まったら、それはアクト1に原因がある!」


ワイルダー先生の仰る通りでした(笑)、皆さんもお互いに頑張りましょう!シナリオは難しい!(笑)