ライター志望者の皆様へ、その2 | 新人ライター奮闘記

新人ライター奮闘記

自分は今、制作会社に企画要因、プロットライターとして参加しています。

ブログには、プロデューサーとの打ち合わせや企画書の書き方についても書いていきたいと思います。


また、「文章の書き方」、「企画の見つけ方」なども書いて行きたいと思います

はい、どうも、コンバンワ!!


皆さんお元気でしょうか?私はくよくよしながらも、元気です。


ところで、いきなり質問です。ライター志望者の皆さんには、自分のモチベーション、やる気をあげるためのハウツー本ってありますか?


実は私には、あるんです。実際に書くのは自分だと解っていても、ついつい偉大な大先輩達の声を聞いてみたい。


救いの言葉を手に入れたいと思う時ってありませんか?ありますよね?


あると言ってください(笑)そこで、今回は自分が書く意欲を無くしてしまう時

に、必ず読むシナリオのハウツー本を勝手にご紹介したいと思います。


まず一番最初は、リンダ・シガーというハリウッドのストーリーコンサルタントが書いた「ハリウッドリラィディングバイブル」という本です。


この本は有名なので、知ってる方も多いかもしれませんね?


この本のセールスポイントはなんと言っても、スリーアクトストラクチャーを実に丁寧に説明している所でしょう。


サブプロットの効能、魅力的なキャラクターとは何か?それらの細かいところまで、かなり実践的に教えてくれる伝説的な一冊です。


これは、シナリオライターだけではなく、小説家、ゲームのライター、漫画家などの、物語を勉強するすべての人にお勧めです。


中でも、自分が一番この本を読んでいて感動したのは、「直し」という事を前提に話しを進めている事なんです。


何回かシナリオを書いた経験がある人なら解ってくれると思うのですが、第一稿を書いて、いろいろな人から意見を聞いて直して行くうちに、だんだんと第一稿よりもつまらなくなってしまったという思いを味わった事ないでしょうか?


何回か直しをすると、「あれ?これ最初に書いたのが一番面白かった」と感じてしまう時があるんです。


それは、単純に僕が下手なだけなんですが、上手い人が書いても直しの作業というのは、難しい。


プロデューサーの言われるままに直しても駄目だし、自分の意見だけを押し通しても、それじゃ共同作業の意味がない。


だから、よく言われるように、プロとアマの違いは、直しができるか?できないか?だと思うんです。


そこで、この本が役に立つ。この本の内容は、あくまで「直し」なんです。


いかに、面白いエンターティメントをつくるか?という視点で書かれた直しの手引書なんです。


ぜひ、読んでみてください。残念ながら、絶版になっていますが、古本屋などには置いてある確立が高いですし、ネットで調べればすぐに見つかると思います。読む価値ありです。


2番目は、「黄泉がえり」や「秘密」の脚本家である斉藤ひろし先生が書いた

「斉藤ひろしのシナリオ教室」です。


これは、シナリオのハウツー本に革命を起こした本です。


まず出だしから、びっくりします。


「私はここで理論を語るつもりは一切ない。理論と批評は創作の邪魔になるだけである。私は自身の体験を踏まえ、読者に役立つもの、読者のテンションが上がるようなことだけを書いて行くつもりだ」


ねっ?びっくりするでしょ?そんな事ないですか?(笑)でも、僕は驚いたんですよ。今までシナリオが上手くなりたくて、いろいろなシナリオの本を読んで来たけど、こんなに素直で下手な人の視線になったシナリオ本はありませんでした。


皆さんにも、お勧めです。これを読むと、かなり元気になります。

それも、その筈、斉藤先生自身がこんな事を言っています。


「本書は一見、ハウツー本の体裁を取っているが、むしろ「栄養ドリンク」のようにテンションを高めることを目的にした本である」


この世の中に、テンションを高めることを目的としたシナリオ本は、たぶんこの本だけでしょう。


それに、僕がこの本を買ってしまった理由は、他にもあります。


それは、斉藤先生が冒頭で、「良い映画や舞台を見て感動することは創作意欲をかきたててくれるが、立派な創作理論やその道に進むためのまっとうな教えは、往々にしてその道に進もうとする人間の意欲をくじく事がある。


少なくとも私はそうだった。やる前から「大変だぞ、しっかりやれよ」と言われるとその時点でやる気をなくすのだ」


と書いているのを読んだからなんです。


僕はこの冒頭の文章を読んだ時、思わず「そうだ!!その通りだ!!」と叫び出しそうになりました(笑)


僕は映像関係の専門学校を卒業しているので、斉藤先生が言っているような

立派な創作理論やその道に進むためのまっとうな教えを、永遠聞かされて来た人なんですよ(笑)


だから、本当に斉藤先生のご意見は、自分にとって救いでした。本当に嬉しかった(笑)


ここまで読んで皆さんは、「あれ?」と思ったんじゃないですか?


最初の紹介した「ハリウッドリライディングバイブル」と2番目に紹介した「斉藤ひろしのシナリオ教室」はまったく別のタイプの本じゃないか?


そんなふうに思ったんじゃないですか?そうなんです。別の方向性から書かれた本なんです。


最初の本は、シナリオにはフォーマットがあるという内容で、どちらかと言うと、理論的な本です。でも2番目の斉藤先生の本は、理論なんか捨てちゃえという本なんです。


違う事が書かれている本です。でも、僕はどちらが正しいと決めるつもりはありません。あくまで、自分のやる気、創作意欲が出てくればいいんです。


あくまで、書くのは自分ですからね。


どうでしょうか?読んでみたくなりましたか?これらの本を読んで、僕は今日も企画書を書いてます。お互いに頑張りましょうね。