TNR活動 3月 「地域猫活動」って?  | 今日のしっぽ村

今日のしっぽ村

東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。

ほとんどの子に

たくさんのノミが蠢く小さな身体



ノミ取り(駆虫)や、予防さえも行なわれていない猫たちの管理は充分と思えるでしょうか?



今日のしっぽ村は、

猫のTNR活動 リターンの日となりました




一ヶ所の現場としては、

しっぽ村のTNR活動でもあまり経験しない

屋外の多頭現場で


捕獲までの現場調査や調整に、準備期間も長いほうでした。




捕獲した猫たちを元の生活圏に戻す


リターンの日、


あいにくの天気☔️と重なったこともあり


隣接する倉庫をお借りしてのリターン





捕獲頭数は54頭

(内、1頭は耳先カットのある手術済みの子でした)



猫カゼの酷い子や、検査結果

貧血や腎数値の振り切れている

体調の良くない子たち

4頭は、しっぽ村での保護受け入れとなりました。



このTNR活動にご協力くださった

地域の住民様には


(↓作成途中の結果報告書 案です)


にお手紙(御礼)を加え

ポスティングさせていただきます。



リターンした猫たちも、

私たちの様子を窺っています。


つい先日まで見慣れた景色、環境に安堵したのかもしれません



これまで、暮らした地域で

これからも生きてほしい。

健やかで、誰もに可愛がられながら。



ここからは、私個人の解釈が先行しますが、、、



地域で暮らす猫たち。


果たして、彼らが「地域猫」なのでしょうか?



糞尿被害に、ケンカの騒音被害

忌み嫌われ、徘徊する子たちに投石する方もいます。


寒さに震える朝、

交通事故や感染症等の病、猫たちは常に危険と隣り合わせ。



不妊手術を受けたから、地域猫となれるわけではありません。


私は、

「地域猫」という言葉は


その地域で暮らす猫(たち)をとり巻く

環境、


「地域で暮らす猫に関する環境問題」だと思ってます。


猫がゴミを荒らす、

糞尿問題に悩む、

車に猫の足跡がついて不愉快だ、

誰かが庭に侵入し。猫のごはんを置いて行く。



だから、猫が嫌い!



今はまだ、全国どこにでもある問題です。


それでも、

ノラ猫は人の行為に依存することで

生きていけるのが現状です




本当の意味で、


地域猫が地域の見守りを


その命の保証として生きていける日が来るのなら。



それは、人にしか出来ないこと。



TNR活動は、その最速を目指すための

ひとつの手段に過ぎませんが、

昔からの考えと

それを変えたいと思う行動が


猫たちのウェルネスへ繋がれば!


それは良きかな。




しっぽ村

深津




TNR活動3月

不妊手術実施にご協力くださった獣医チーム、

捕獲や、しっぽ村診療所(正式名称:TNR 保護犬猫診療所)の取り回しにご協力くださったボランティアの皆様、使用した捕獲器洗いや保護部屋の清掃にご協力くださった皆様、

そして、しっぽ村TNRを応援&ご支援くださる皆様に感謝申し上げます。


いつもしっぽ村活動にご協力賜わり

誠にありがとうございます。