幸せのかたち (社長&マーブル親子、ローラ編) | 今日のしっぽ村

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東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。



皆様 おはようございます。

5月も もう半ば。

今日の清川村は 朝からしめやかな雨

梅雨入りの心配もしていかなければならない時季が近づいてきましたね
 
さて、 今朝お届けさせていただく
 
「幸せのかたち」は
 
しっぽ村 卒業のニャンコ

 
社長&ローラちゃん

そしてマーブル親子 編です。
 
 
 
『幸せのかたち』のコーナーでは
 
清川しっぽ村を卒業し、
 
里親さま宅で幸せに暮らす
 
ワンコ&にゃんこの様子(近況報告)
 
を皆様と一緒に喜ばせていただく
 
幸せ通信のコーナーです(*^_^*)
 

 
久しぶりの登場となる

社長&ローラちゃん

そして マーブルお母さん親子。


みんな 猫エイズウィルス感染症のキャリア猫

ながらも 仲睦まじく暮らしてます。



しかし、この度のお便りでは

マーブルお母さんが虹の橋へと旅立つまでの

様子もお知らせいただきました。




ご家族さまと家族猫たちに愛され

その生涯を閉じた マーブルお母さん。


彼女の目に映る幸せは

どんな かたち だったのでしょう。
 

以下はご家族様よりいただいた
 
メールの転載となります。
 
(投稿の許可をいただいておりますが、
個人情報を含む一部を編集)
 
 
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ご無沙汰しています。


社長&マーブル親子、ローラの里親こと〇〇です。



今月号の表紙を見て

「何だか見たことのある猫だなぁ」

と思っていたら


社長だったんですね。


ちょっと感動しました


覚えて下さっていたんですね




今日は、近況と訃報を報告させて頂きます。




昨晩、マーブル母さんが悪性リンパ腫のため息を引き取りました。


抗ガン剤や点滴などの辛い治療を受けていましたが、甲斐無く逝ってしまいました。





グルーミングが出来なくなったマーブルの顔や体を、おなつが最後までペロペロ舐めてくれていて、長い間涙が止まりませんでした。





去年植えた薔薇が丁度満開を迎えた所です


 マーブルをお花一杯にして送り出す予定です







他のメンバーについても

社長は、持病の腎臓病で通院中ですが、
「社長」らしく、家の中をのしのし歩いています。

庭に面した部屋で日向ぼっこをしながら暮らしております。     




 おなつは面倒見の良いお姉さん猫です。

他の猫たちの体をよく舐めてあげていますよ。
 



 
クロは体重が7kgを超えてしまい、ダイエットを試みています。

巨体にもかかわらず階段を駆け上がるので、物凄い音がします。




ローラちゃんは長い間口内炎に苦しみ続けていましたが、とうとう先月に歯を全て抜く手術を受けました。

経過は順調で、食欲旺盛になり体重も
増えつつあります。



女王さま気質は相変わらずで、時々クロと小競り合いになりますが、お気に入りの場所から家の中を定点観測していますよ。





みんな、出来るだけ長生きして欲しいと思っています。


マーブルの分まで。  





(後日)




マーブルはみんなとお別れを済ませた後、火葬されました。



子供たち(おなつ&クロスケ)は元気にしています。

マーブルが元気だった頃はいつも親子3匹で固まって寝ていましたが、今は兄弟でくっついて寝ています。


そのうち、マーブルのいない日常に慣れていくんだろうなぁと思っています。




猫エイズキャリアの子は、悪性リンパ腫にかかる確率が高いと言われました。


キャリアの子のお迎えを検討されているからには、その事でお迎えを躊躇する事なく、是非一緒に楽しい日々を過ごして頂きたいと願っております。

社長、ローラちゃん、おなつ、クロスケの近況報告は今後もさせて頂きますね。

○○

 
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マーブル母さん を
今日まで大切に看ていただき
ありがとうございました。



↓ みんなを迎えるにあたり、猫との暮らしを考えたお家の設計には驚かされたことを憶えてます。


 


優しい ご家族さまと
おなつちゃんクロスケくん はじめ、
仲良しな猫たちに囲まれて幸せだったと思います。


おかげさまで
これまで安心して暮らすことが出来たはずです。


清川しっぽ村もマーブル母さん同様にご家族の皆様に感謝しております。


マーブルちゃんのご冥福をお祈りします。



雨降って地固まると申しますが、、、


とくに、猫エイズウイルス感染症へ罹患するなどのハンディキャップを負った猫たちとの別れは
私たちは経験することが少なくありません。


免疫力が低下し、なかなか回復に向かわないケースや悪性リンパ腫を患っている子など
生命の危機迫る子たちの飼育は本当に一進一退の毎日です。

しかし、ただ
迫る別れを哀しむだけでは私たちも成長できません

多くの別れから学ぶことがたくさんあるからです。


未病に似た状態での予防 です。


免疫不全の子たち
発症してからの治療は なかなか難しいことが多いことが常ですが、

日頃から抵抗力を高めるためのサプリメントを摂取したり、病に強い身体作りを心がけてあげることで健康を築くこともできます。


「普段の健康作り」を大切にしたい。

私たち 人間と同じですね。


猫エイズキャリアの子たちの飼育が難しいことではないということを、病に対する正しい知識ともに発信し続けたいと思います。


みんなが穏やかで長生きできること。
あわせてお祈り申し上げます。


 
清川しっぽ村