TNR活動 10月 | 今日のしっぽ村

今日のしっぽ村

東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。

今月 3回目となったTNR活動

最後は10/22.23の2日間

海老名市、厚木市で捕獲器を設置しました。

秋の日は釣瓶落とし。

段取りだけでも明るいうちに済ませたいところです。

夕方前から捕獲器の設置開始です‼️

TNR活動は、ポイントごと または

その地域の給餌者の協力が得れるかどうかが

始まりのカギとなります。


捕獲当日は捕獲率を高めるためネコちゃんの

空腹状態を保ったり 、捕獲器を布で隠したり

しますが、それでも警戒心が高いネコちゃんは

なかなか捕獲器に入ってくれません。

(おや?      ?    いつも見かけない物体がおいてあるにゃー)

毎回 工夫と根気で挑みます!




はたして何頭 捕獲が出来るかニャ〜ブタネコブタネコブタネコ



情報収集が足りない現場で
手こずる事も多々あります。

情報収集のために
私が呼鈴を鳴らすと、猫の給餌を咎めに来たのだと思われることも少なくありません。

地域猫運動への理解がある地域とそうでない地域によって、飼い主のいない外で暮らす猫への風当たりも大きく変化します。
 
可哀想な猫をめぐって、人がいがみ合う。

寂しいことですね。


皆さん 理解しているはずなんです。

飼い主のいない猫が どんどん増えて続けていくことを、誰も望んでいないことを。

ひとつの現場について、捕獲の
約一カ月前から調査と調整を行ないます。

果たして終わりがくるとは 思えないほどの現場数と猫たち。

冬になるにつれ、風邪が原因で命を落としてしまう猫もたくさんいます。不幸で残念なことです。



TNR活動は
猫を減らすために取り組むのではなく、
不幸な猫が増えないようにするために取り組むのです。


手術台に乗る恐怖はとても大きなストレスですが、人の保護・管理下におくことができる頭数には やはり限界があります。
TNR活動によって
過剰な繁殖の抑制が必要だと思うのです。


一瞬でも 終わりを感じることはない活動ですが、一件一件を地道に進めて行くことが結果に繋がると信じてます。


皆さまのご協力のおかげで、
 今回は43頭を一時保護し動物病院へ預ける事が出来ました。(10月は54頭実施となりました)


↓動物病院で不妊・去勢手術をうけるための搬送前の村長(松木)の最終チェック。 1、2、3、4、、

捕獲場所と頭数の
チェック完了ウインク

それでは、動物病院へ出発進行!!

不幸な命を増やさない為に、

今後もTNR活動は継続して参ります。