● インスタグラムとこれまでのビジネス知識の紐づけ 

 

 皆さんSNS利用していますか? 

 

 近年SNSは多様な広がりを見せ、ジャンルや世代、情報発信の目的に合わせてたくさんのプラットフォームがあります。 

 

 私自身は一応アカウントを持っている物はそこそこの数ありますが、頻繁に見ている物はTwitterです。 

 

 Twitterはビジネス的な使い方ではなく、完全に趣味の領域でしか使っていませんが、この度ビジネス目線でインスタグラムの投稿に関わるようになりました。 

 

 とは言っても自分で情報発信をするためではなく、既に情報発信を行なっている人がインスタグラムに参入するにあたってのお手伝いをするという事ですね。 

 

 これはかつての記事にかいた「面倒を代行する」という概念の仕事という事ですね。 

 

 

 そのお手伝いをする相手は既にブログやYouTubeでの情報発信を行なっていますが、媒体が変わると根本は同じ事を言っていても表現を変えなくてはいけません。 

 

 そして、その媒体に合わせた改変も細々と色々行わないといけないので可能ならノウハウを持っている人に外注した方が良いんですね。 

 

 私はインスタグラムに明るいわけではないですが、訓練も兼ねて「既にあるブログの内容からインスタグラムの投稿用に合わせた形で文章を切り出す」という作業をすることになったのです。 

 

 この仕事を仰せつかって感じた事としてはまず最初に「媒体でかなり雰囲気が違うな」という事でした。 

 

 いや、なんとなく雰囲気として「インスタグラムはキラキラしてそう」みたいな印象は持っていましたが、他にも色々ありました。 

 

 画像はまた別の人に外注しているようなので私は文章だけなのですが、文章の特徴を取ってみてもシンプルさが求められます。 

 

 どういうことかというと、画像と文字を合わせる場合、文字で説明しすぎると野暮ったくなるのです。 

 

 キャプションの部分があっても構いませんが、目につく画像の部分は短く相手に突き刺さるようでないといけません。 

 

 しかもただシンプルにキーワードを並べるだけだと、何が伝えたいのか分かりにくくなるため、ちゃんと伝わる形で書かなくてはいけません。 

 

 私自身が趣味の範囲でTwitterの呟きをする時も、ある意味「シンプルに分かり易く」を意識しては居るのですが、それとは比べ物にならない明快さが必要です。 

 

 そういった物を練るノウハウがまだ自分には足りないなと感じました。 

 

 因みに目を引く短文づくりはYouTubeのサムネ作りのノウハウも参考に出来るそうです。 

 

 全てがゼロベースという訳ではなく、抽象化出来る要素があるという事ですね。 

 

 そういったノウハウの資料も事前にいただいていたのでそこに安心してしまっていた所もありましたが、いざ自分でやってみると中々上手く行かないものでした。 

 

 タイトル決めに関しても「誰の」「どんな悩みに」コミットするのかという要素を入れたりしないといけない訳ですが、そこら辺は抽象化したノウハウではなく実際にその分野を体感しないと分からないことでもあります。 

 

 そういった分析をスムーズにするために大事なのが過去の記事にも書いた「手を動かす」事でした。 

 

 

 既に成果の出ているインスタグラムページを参考に、自分で特徴を見つけ出して書き出したり、ターゲットの絞り込みは出来ているのでその層の悩みを検索したりします。 

 

 そうする事でようやく自分自身の理解に繋がるということも思い出しました。 

 

 今回、過去のビジネスの経験で培った物を、ジャンルが変わった途端忘れてしまうという事態になってしまいましたが、思い出して応用すればゼロベースよりも一気に飛躍できることを理解しました。 

 

 ジャンルが違うことに挑戦した時こそ過去の経験を上手く抽象化して応用するというスタンスで行きましょう。