前回の記事の引きは何もしないという選択に人は流れがちだという問題でした。
この状態の解決法の一つが、何かの支配下に入る事です。
私自身過去の記事にも書きましたが、自分自身に対しては投げやりになってしまいがちでも、他の人に影響があると思えば行動できるようになるパターンがあるからです。
意志決定に関しても、まともな企業であれば基本的には業務上の利益や命令に従うという事で選択肢は限定されます。
ただ、これはともすれば社畜や仕事の奴隷を生んでしまう可能性が出てくるため危険なのです。
段々と行動の全てを他人に任せる思考にすり替わってしまう可能性がある、というか既にそうなっている人もかなり多いのではないでしょうか。
それが良いか悪いかの考え方についてはまた別で記事を用意しましょう。
ある程度自由意志を尊重しつつ、しかし、強い目的意識を持つのがすぐには難しいという人に対しておススメなのは、意志決定が必要なラインを細かく分析する事です。
例えば、前回の記事で挙げた囲碁や将棋の話をするならば、まず最初に「勝利する」という目的が決まっているから決着がつく方向に向かう事が出来るとも言えます。
トップレベルの棋士になればその目的だけで後は自力で方策を見つけ出す事が出来ますが、普通の人にはまず不可能でしょう。
ここで、一段階選択肢を制限すれば、定石を学ぶという事になります。
こういった場合はこれが正しいという風に選択肢が限定される事で、ある程度は精神力を節約出来るんですね。
極端な話をしてしまえば、プロの棋士にどこに何を打つのか決めてもらい、そこに駒を置くだけというのが最も精神力を使わないですね。
この様に、自分のレベルがどこにあるのかを分析し、それに合わせて頼る物を変えるというのが最も安全な精神力の守り方です。
大事なのは囲碁や将棋で言えば最も重要な「勝利」するという事は自分で決め、仮にプロに頼る様な場合であっても、「頼るという選択は自分で下した」という認識を持つ事です。
選択肢の全てを他者に投げた時、人は奴隷になります。
目的を見据えた上で、何かに頼る分にはそれはあくまで補助器具の様な物だと思って上手く使いましょう。
そして、一番大事な事、それはどんなにハードルを下げても行動出来ないという時は、本当に精根が尽き果てた異常な状態だという認識です。
その時はなりふり構わず周囲に助けを求める様にしてください。
これは絶対です。
いずれにせよ、まずは今回の記事で書いた自由を敢えて制限するという事をやって行動力にブーストをかけましょう。
