前回の記事で「自分以外を意識する事で上がる行動力」等の話をしましたが、今回はその時に同時に起きた事と、これも過去の記事に書いた、「複数のゴール設定を持つ事」に関しての追加の気付きがありましたのでそのことを書いていこうと思います。
過去の記事で書いた複数のゴール設定に関しての効果は、実際に起こった事ではあったものの、因果関係があやふやでふわっとした空気はありましたね。
それはそれで大切な事ですが、今回の複数ゴール設定に関する気付きは、
ゴール設定で上がった分のパフォーマンスを他の分野にも活かせる。
というポイントです。
ちょっとこれだけだと意味が伝わりにくいと思いますので具体例をお伝えしましょう。
前回の記事にも書いた通り、それまで前から乗っていた団体を惰性で続けていた感があった私は、軽い気持ちでダメ元だと思って参加表明したオーケストラに乗る事が決まった瞬間、覚悟が決まって気持ちが切り替わったのですが、まず、その段階で視界が開けたような感覚があったんですね。
なんというか、最近の私は常に眠気に囚われ気味というか、気だるい感覚が全然抜けなかったのですが、参加が決まった事が分かった瞬間、実は覚悟を決める前に「ヤバい」という物凄い焦りに襲われ、その瞬間にぱっと目が覚めた感覚があったのです。
考えようによってはこれも一種の闘争か逃走反応なのかもしれませんね。
このままだと危機的状況(自分だけでなく、自分に期待をしてくれている人にとっても)に陥ると思った瞬間にそこから脱しようともがき始めたわけです。
実はその情報を受け取ったのは仕事の合間の休憩中だったので、すぐに色々出来たわけではないのですが、その状況でも可能な行動が色々閃き、まずは楽譜をスマホにダウンロードし、空き時間にちらちらさらっておく等、今まで「仕事中だから無理だな」という感覚だけでしなかった行動をし始めたのです。
こういった、目的達成の為に必要な事を探す視点、それを実行する行動力が、まずオーケストラ関連で上がったわけですが、この視点と行動力の変化が他の分野でも効果を発揮しました。
最初は帰ってすぐの楽器の練習の時です。
今までも空手の身体操作を楽器演奏に活かす、という考えを持って行動はしていましたが、この時の練習で、今まで以上に楽器を弾いている時の身体の感覚が鮮明に分かるようになったのです。
今までだったら「出来ている」と判断して流していただろうくらいのパフォーマンスでも、どこに力が入り過ぎている、どこで姿勢が崩れる等の事が察知できるようになり、また、その対策の為の試行錯誤の精度が上がりました。
転じて、楽器が無くとも「ここで姿勢がばらける」や、「ここに余計な力が入る」等の感覚がわかり、空手に関しても精度が上がりました。
この具体例を通して何を伝えたいかというと、今回の状況に関して言えば、視点の高さ、広さや行動力という「何をするにも役立つ基礎能力」のようなものが、オーケストラ関連でブーストが掛かった結果、他のゴールが決まっている分野においてもグッと目的達成に近づく効果が生まれたわけです。
因みに、実は最も効果が出てしまったのがゲームだったりします(笑)
先日紹介したウマ娘のアプリ、攻略サイトを見ながらやっていたにも関わらず成果がいまいちだったんですね。
サイト通りの育て方をしていても勝ちきれず、「まぁソシャゲなんてこんなもんか」と諦めていました。
いや、実は細かい育成論がある事は分かりつつ流し読みだったんですね。
で、件の覚悟を決めてステータスが上達した状態でゲーム取り組んだところ、ずっと勝てなかったのにその日のうちに育成目標を達成したのです。
その時に改めて攻略サイトを見て、見落としていた情報がかなり多かった事に気付いてそれを行なったらあっさり勝てたのです。
一番手近な効果がゲームというのはなんとも言えない様に感じるかもしれませんが、ゲームで勝つというのも実は立派な目的です。
ここで「楽器に専念してゲームは我慢する」としなかったことが、逆により効率的に遊ぶことに繋がり短期的に大きな成果を上げたんですね。
勿論、こういった場合何かに集中したいと感じて自然とゲーム等の欲求が消えるならそれでも良いのです。
しかし、ここで本当はゲームもやりたいのに無理に蓋をすると、せっかく集中しようとした事にすら悪影響が出ます。
そもそも目的=ゴール設定自体が本来「誰に言われずとも自分からやりたくなる事」なので作ったゴールは消さずにいた方が良いのです。
いずれにせよ、今回の件で強い意志と結びつくゴールが生まれた途端、他の分野にも役立つパフォーマンスが向上したのはとても興味深かったです。
皆さんも、心からやりたい事に関してパフォーマンスが上がったと感じたら他のゴールにも目を向けてみてください。
きっとそれは全てに活かされるはずです。
