さて、前回の記事で自己投影したキャラクターのロストを経験して切り替えようとした矢先、一つの変化の兆しが見えました。 

 

 今回は思考の変化とチャンスの見つけ方の関係です。 

 

 最初に余談的な要素ですが、クトルゥフ神話TRPGでキャラロストしてからすぐに違うキャラクターを作ったんですね。 

 

 その時に考えたのは「今までの自分を投影したキャラクターがロストしたのだから、次は自分のゴールの姿にしよう」という事です。 

 

 元々私は戦闘キャラクターを作っていたのですが、空手というバックボーンを投影しつつも、今の自分の実力を考えて少し隙のあるキャラクターになっていたんですね。 

 

 作り直しにあたって、師範の模倣キャラクターを作ろうかと一瞬思ったのですが、せっかくなので、より自分に近いが実力の高い存在に変えました。 

 

 作り直しにあたって、自分が想定する強さは実際の世界観だとどれくらいの技能になるのか等も調べて作り直しました。 

 

 なりたい自分にだいぶ寄せて特に空手にあたる戦闘技能に力を入れて作ったのです。 

 

 ここで、一つのポイントとして、今までの過去からのアバターから理想を体現した自己像を認識に上げたというのは結構重要な事だったりします。 

 

 そして、空手に特化した自己像を作った次の日に中々衝撃的な事が起きたのです。 

 

 師範が東京に来て稽古をつける。 

 

 これは中々に大ごとなんですよね。 

 

 師範は沖縄住まいで、緊急事態宣言もあって次出てくるのは三月末頃以降になるのではないかと目されていたのです。 

 

 実は、私は所属する稽古会の先輩と一緒に次師範が東京に来た時に弟子入りするという話をしていたのです。 

 

 最初の見立てでは先述の通り三月か、四月という事だったので想定よりかなり早く、その機会が実現しそうになったのです。 

 

 この時、意外な事に私の頭を過ったのは不安でした。 

 

 これもまた一種の自分に対する甘さなのか、あと2~3か月の間に物や、お金、心の準備をするつもりだったこともあったので、急なチャンスに尻込みしたのです。 

 

 これは過去の記事に書いたコンフォートゾーンから出た瞬間の反応なのでしょう。 

 

 そして、こういう悩み方をする要因に先ほどの自分のゴール設定が大きく関わっているのだと思います。 

 

 中々興味深いのが、先ほど私は尻込みしたと書きましたが、実はそれと同じくらいに「今行くしかない」という気持ちも強く出ていたんですね。 

 

 ゲーム上の問題とはいえ、過去の自分が居なくなり、次の理想を提示した瞬間にチャンスがやってくる。 

 

 笑ってしまうようなことかもしれませんが、一種の運命的なものを感じました。 

 

 流石に私が念じたから師範が東京に来たとは思っていませんが、一つ確実に言えることはこの自己像の変化が起こっていなかったら私は弟子入りを次の機会にと先送りしていたでしょう。 

 

 思考が変わったことで行動の選択肢が変わったのです。 

 

 捉え方によってはたかがゲームのキャラ決め一つで、と思われるかもしれませんが、今回はゲームとはいえ、ゴールの設定と転がってきたチャンスの系統がものすごく近かったという事に意味があるように思えます。 

 

 裏を返せば、たとえ娯楽にまつわるきっかけであっても大きなエネルギーが生まれる可能性があるという事でもあります。 

 

 ちょっとしたことでも自分と向き合うと世界が変わるかもしれないという事を覚えていてください。