前回の記事では三日坊主になってしまう要因を連続性という観点から分析してお伝えしました。
今回は三日坊主が続くことによる自己評価の低下に関してのお話です。
この記事における自己評価とはいわゆる自己肯定感と言い換えてもそれほど問題はありませんし、コーチング等に興味を持つ方は自己効力感(エフィカシー)と取っていただいても大きく意図とは外れないと思います。
要するに「自分はこういう人間だ」という自分に対しての認識や理解の事だと思ってください。
この自己評価、自己認識というものは、簡単にいうと主観です。
事実に即していなくてもそう認識してしまえば「その人にとってはそう」なのです。
仕事などで優秀な成績を残しているのに「自分はまだまだ」という人でイメージしてみましょう。
もちろん自分の優秀さを理解した上での謙遜している人も居ますが、たまに本当に恐縮している人や、強迫観念にとらわれているレベルで「自分よりも出来る人は出来るから」と返す人を見たことはありませんか?
そういった人は、実際の成績ではなく他人との比較、または自分の評価基準を基に、心から「自分の能力は低い」と思ってしまっているのです。
実はこれはなかなか危険な状態とも言えます。
高い目標と自分を比較して、足りていないという自分の立ち位置の理解をする事自体は大事な事ですが、目標と釣り合わない自分が定位置と認識してしまうと目標達成を回避する状態になりかねないのです。
過去の記事でコンフォートゾーンという言葉を説明しましたね。
その概念でも説明しましたが、時として人間は自分にとってポジティブかネガティブかではなく、予測通りに物事が起こる世界を安心できる世界と認識してしまうのです。
実は成功するよりも失敗する方がコントロール下に置きやすかったりするんですよね。
バスケットボールをゴールに入れようとした時に、成功するために必要な角度、力、スピード等々の条件は絞られています。
しかし、失敗するのは簡単ですね。
なんなら投げなければ良い。
成功と失敗に使うエネルギーは等価では無い。
当たり前といえば当たり前ですが、これははっきりと理解しておかないとドツボにはまってしまう可能性があります。
さて、ここでようやく三日坊主が続く事と自己評価の話に繋がるのです。
ここまでの話を読んでくださった方はもう理解できているかもしれませんが、三日坊主な出来事が続くことで「自分は何事も三日坊主で終わってしまう人間だ」という自己評価に繋がってしまうんですね。
そしてさらに言えばそれは何事も続かないという事に連続性が出てきてしまう可能性もあります。
いわゆる負のスパイラルに陥るわけですね。
三日坊主、勤め人の場合は仕事は基本的に上からやることが下りてくるのでそこまでの事態になることは少ないかもしれませんが、趣味などではどうでしょう?
最初は仕事の疲れから趣味に時間を割くことが出来なくなったりから始まり、どんどん手を付けるのが億劫になることがありませんか?
ドラマやアニメの鑑賞すら「昔ほど出来なくなった」と感じたり、それを言葉に出したりしていませんか?
それらは自己評価を下げて足を止める原因です。
しかし、そこから抜け出すのはそこまで難しいことではありません。
まずは自分が悪い状態に陥っていないか判断しましょう。
陥っていても大丈夫です。
認識できていることは同じく認識を変えることでリカバリーできるので。
その方法は次回じっくりお伝えします。お楽しみに。