今回はビジネスに初めて挑戦する人が気を付ける事シリーズビジネスモデルによるリスクとチャンスの判断の仕方編です。
世の中には様々なニーズがあり、ビジネスモデルというのも数多あります。
私自身は今のところ情報発信と物販を行っている訳ですが、その中でも形式が枝分かれしていくので個々の具体的な内容を精査するのはまず不可能ではあります。
ではどうやって目の前にあるビジネスのリスクとチャンスを判断するのか。
重要なのは抽象化された判断基準をもっておくことです。
例えば一つはお金の回り方。
具体例は過去の記事を参考にしてください。
過去の記事で紹介したネットワークビジネス以外にも適用できる考え方としては、ビジネスセミナー等でも参加費等の流れからお金の回り方を見る事は出来ます。
例えば、既存のプラットフォームやアプリケーションのみを用いるスタイルのいわゆるノウハウを売るセミナーは主催者の利益率がとても高いはず、等といった所です。
その上で一つ目安になるポイントは、自分のビジネスが上手く行かなかった時に主催者に影響があるかどうかだったりします。
例えばそのビジネスを行うのに役立つアプリケーション等、独自にインフラを開発して利用料を徴収する場合は、主催者と参加者の間にある種の利害関係が生まれます。
参加者がそのアプリケーションに価値を見出して使い続けてくれないと、主催者側も利益が上がらなくなるためです。
ノウハウのみを売るスタイルの場合、上手く行かなかったとして主催者側に実は大きなデメリットは無かったりします。
ノウハウその物がでたらめでない限り、セミナー受講者に成功者は必ず何人かは現れます。
全員が成功者にならずとも、一部の成功者の実績を引っ提げて集客が出来ればセミナーの利益は出し続ける事が出来る訳です。
ここで勘違いをしてはいけないのが、主催者との利害関係があるように「見える」事が成功に直結するわけでは決してないという点です。
前回の記事にも少し書きましたが、人によって得手不得手、相性というものはあります。
主催者との利害関係があったとしても、相性が悪くて主催者の想定する手を差し伸べるラインを越してしまう事はあり得ます。
反対に相性が良ければ、サポートが少なくても結果を残す事が出来て成功する事も出来るでしょう。
また、詐欺に関して言えばノウハウそのものがでたらめで実績も捏造している事もありますし、主催者との利害関係も巧妙にあるように見せる事が出来るため、「このパターンだから安全」はあり得ないので注意しましょう。
前回の記事でも書いた「不思議な」説得力には騙されないという認識を併せ持つようにしましょう。
そして次の観点は〜となるのですが長くなったので続きは次回です。
お楽しみに!