さて、前回お話したスケジュール版の”アナログクラウド手帳術”は、一見すると、とっても簡単で単純です。
でも、実は、ここに「ささやかなアドバンテージ」が隠されています。
というお話でしたね。
その「ささやかなアドバンテージ」とは、デジタルクラウド上のスケジュールと紙のスケジュールとのシンクロ作業が、半分だけですが、自動化されているということです。
スケジュール版の”アナログクラウド手帳術”であっても、スケジュールをグーグルカレンダーやノーツ等に入力する際には、キーボード等を使って手作業で入力しなければなりません。
でも、紙面に落とす段階では、単にプリントするという、極めて単純な作業で済んでしまいます。
自動ダウンロードというわけです。
従来のアナログ手帳では、こうはいきません。
なぜなら、デジタルクラウド上の予定と同じものを、「紙の手帳にも同様に、筆記具を使って、手作業で書きこむ」という二度手間が発生するからです。
「だったら、スケジュールをプリントアウトしたものを、紙の手帳に挟み込めばいいでしょ?」
まぁ、それでも構いませんが、そうだとすると、そもそも紙の手帳のスケジュール紙面は不要だったということになります。
「じゃあ、デジタルクラウドなんて使わない!スケジュール管理は紙の手帳だけで十分だ!」
もちろん、それも1つの考え方ですね。 今でも立派な王道の1つだと思います。
ただ、そうすると、せっかくのデジタルクラウドの恩恵にも与れなくなってしまいます。
例えば、デジタルクラウドでは、予定時刻になるとリマインダーメールが携帯等に送信されて来て、アラームやバイブで知らせてくれるので、とても便利です。
「しまった! 忘れてた!」が無くなります。
紙の手帳では、予定時刻到来直前の絶妙のタイミングで、あなたの「脳みそ」がスケジュールの存在を思い出していないと、”THE END”です。
また、デジタルクラウドでは、繰り返し発生する予定も、いちいち入力せずに、一回で登録できます。
複数のメンバーでスケジュールを共有して、お互いに予定を入れあえたりもします。
もちろん、こうしたメリットが、そもそも必要ない方であれば、敢えてデジタルクラウドを導入する必要はありません。
でも、一度こうした利便性に味をしめてしまうと、もう、やめられません(笑)。
それくらい、便利なんですよね~(^^)v
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