『濁流・櫛田川』中流域 ショートツーリング | アナログ三昧、そして時々ディジタルな日々
8月7日の“新緑の櫛田川中流域ショートツーリング”に続いて、
櫛田川シリーズの第八弾です。

10月4日の午後、愛車1号『SUZUKI VanVan125 (RV-125)』を駆って、
櫛田川中流域の定番コースをツーリングしました。

台風12号が当地に最接近したのが9月3日、続いて台風15号が最接近したのは
9月21日、それから約2週間経過したけど『清流・櫛田川』は未だ戻らず、
『濁流・櫛田川』の様相を呈していました。

≪櫛田川(くしだがわ)の概要≫
櫛田川は、三重県松阪市飯高町と奈良県東吉野村の境にある高見山に源を発し、
三重県の中央部を東進し、伊勢平野を通って伊勢湾に注ぐ一級河川。
( 幹川流路延長:87km、流域面積:436km2、流域内人口:4万人 )

≪走行ルートの概要≫
( ( )は道路番号。<>は交差点名。その他は町名など )
自宅……(県道701)→(県道700)→<大石駐在所前>→(国道166)→<粥見出鹿>
→(県道710)→桜橋東詰→(国道368)→<古江>→(県道421)→(農免道路)→丹生の北端
→(県道421)→<相可>→(県道160)→<射和町>→(県道701)……自宅

◇合計走行距離:57km


≪櫛田川中流域の位置≫

位置図


≪走行ルート図と撮影ポイント≫

ルート図


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松阪市中万町(ちゅうまちょう)内の(県道701)の路肩停車スペースに
停車して、櫛田川の下流側を撮影。
奥に見える橋は、JR紀勢本線の櫛田川鉄橋。

景観は通常とほとんど変わらないけど、台風の影響で水が濁ったままです。

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足下の水面です。
水の透明度はゼロ!

秋が深まりつつあるのに、背後の山からは「ジー…ツクツクツク…ボーシ♪
ツクツクボーシ♪・・・」と、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえています!

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上流側です。 逆光で暗い画像になってしまいました。
中央の奥に水上バイクが微かに写っています。

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水上バイクにズームイン。

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櫛田川の左岸沿いの(県道701)を約7km上流へ移動して、上流側を撮影。
ここは、松阪市御麻生薗町(みおぞのちょう)。
この地点で撮影するのは初めてです。

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対岸は広い河原になってます。

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下流側です。
水量は通常よりやや多い程度でしょうか?

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上流側の陸寄りの景色です。
右の道路が(県道701)で、正面の山の麓に御麻生薗町の家並みが見えます。

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櫛田川沿いの(県道700)と(国道166)を上流方向へ進み、松阪市飯南町の
<粥見出鹿>交差点を左折して(県道710)に入り、橋を渡って右岸沿いに
下流方向へ約500m進んだ所の路肩スペースに停車して、上流側を撮影。
ここは松阪市飯南町向粥見(むこうがゆみ)。
川辺の草木が緑から褐色に変わりつつあります。

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中央の中洲にズームイン。
カラスのような黒い鳥が中洲に2羽と岩の上に1羽止まっています。
そして1羽のシラサギが対岸の岩の間で獲物を狙っているようです。

しかし、この濁流の中では思うように獲物が捕れないのではないかと、
つい心配してしまいました。

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足下を見ると、ほとんど全ての草木が下流側になぎ倒されています。
先日の台風による増水がこんな高さにまで達していたようです。

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下流側です。
まるで米の磨ぎ汁のように濁った水が流れて行きます。

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先の地点から(県道745)を下流側へ約1km進んで道路右側の路肩に停車。
ここは松阪市飯南町向粥見(むこうがゆみ)魚瀬。
正面の真っ赤な橋は『魚瀬橋』。

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川縁に移動して橋の全体を撮影。 手前の木は桜でしょうか?。

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上流側です。
土手の草むらはまだ緑だけど、木々はもうすっかり秋の佇まいです。

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橋のたもとに移動して、上流側を撮影。

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同じ位置から橋を撮影。
「昭和49年10月竣工」の表示があるので、最近塗装をし直したようです。

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橋の下流側です。
正面にそびえる山は『烏岳』(標高545m)。

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『魚瀬橋』から(県道745)を約700m進み『桜橋』の袂から(国道368)を
約1km進んで『桜峠』の手前で停車。
松阪市飯南町と多気郡多気町(旧・勢和村)の境界です。

ここは2車線だけど、約200m先のカーブで急に1.5車線程に狭くなり、
その先約1.5kmに渡って1.5車線以下(一部2車線)の曲がりくねった
山道が続きます。

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『桜峠』から(国道368)を約5.5km走って<古江>交差点から
(県道421)を約1.2km進んだ所で停車。
ここは多気町古江。

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ここで、今回のパートナー『 SUZUKI VanVan125 』の記念写真。

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対岸を見ると、ここでも岩の上の草木が下流側になぎ倒されています。

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対岸にズームイン。
水面がこの高さまで達したという事は、それに応じて川幅も広がるので
平常時の何十倍もの水量になっていた可能性があります。

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先の地点から(県道421)を約200m進んで、多気町丹生(にゅう)の西側を
通る(農免道路)に入り約300m進んだ地点で停車して、上流側を撮影。

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以下、流れに沿って下流側に向かって順に撮影。

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この道路の曲がり具合と勾配が気に入ってます。

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先の地点から(農免道路)を約600m進んだ所で、道路右側の空き地に群生する
彼岸花が目に入ったので、慌てて停車しました。

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収穫の終わった田園風景をバックに愛車の記念写真。

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いかにも秋らしい風景です。

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先の地点から(農免道路)を約1.5km走って再び(県道421)に入って700mほど
進んで停車。 ここは多気町津留(つる)の『南勢水道 津留取水堰』です。

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堰の上流側です。

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左の道路が今走ってきた(県道421)。
山腹の高架橋は『伊勢自動車道』で、その左側(北側)は『多気トンネル』。

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『津留取水堰』から(県道421)を約500m走った所で(県道702)との分岐点
の先に群生する彼岸花が目に入り、停車するか通過するか迷いながら
20mほどオーバーランして停車。 その位置で下車して分岐点側を撮影。
道路沿いの田んぼの畦(あぜ)に彼岸花が細長く群生しています。

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歩いて分岐点の近くまで戻って、行き先側を撮影。
田んぼの左側の道路は(県道702)で、津留の集落を経由して『津留橋』を
渡り松阪市茅原町(ちはらちょう)で(県道700)に接続しています。

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彼岸花が高密度に群生しています。

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ちょっと可愛くて魅惑的?な VanVanの後ろ姿。

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こんな素朴な風景が似合っているようです。

1976年7月に購入してから、今年で35年!
あちこちの塗装が剥がれたり地金が錆びたりしてるけど、マフラーカバー
のクロームメッキだけは35年前の状態を維持しているようです。

この日は35日ぶりの稼働で、始動した直後はエンジンが絶不調だったけど、
点火プラグを新品に交換してやったら完全に回復しました。
まだ当分乗れそうです。 オーナーの方が先に逝ってしまうかも?


16:30頃、無事帰宅。

-完-