夢のモーターの実用化?
昨日の夕方6時半から、TBSテレビの「夢の扉、世界の企業が
行列する慶応SFCの名物研究室」という番組で、武藤佳恭(たけ
ふじ・よしやす)慶応大学教授(湘南藤沢キャンパス)の研究成果
を紹介していました。
それは温度差を利用してモーターを動かし、電気を作ることが
できるというと画期的な内容で、これが実用化されれば大変な
発明になるという優れものです。
はじめは、どういう研究なのかわからずにじっと見ていましが、
そのうちどんどん画面に引きこまれていき、これは大変なものだ
と気づきました。
モーターは手をかざすと人間の体温で動くし、逆に氷を
載せればその温度で逆回転で動くという機能をもっていま
す。エネルギー源は太陽の熱でも動くし、飲料水でも動く
というものです。
その上、台所でお湯を沸かし鍋と氷を入れた鍋を用意すれば
動くモーターなので、奥さんの家事の合間に鍋を並べてその
効果をテストすることができるということです。
特に感心したのは、水の温度差を用いればこのモーターが動
いて電気を起こすという機能です。つまり、冷たい水は下に流れ、
熱いお湯は上昇するという水の性質を活用するものです。
その効果を実際に試すために、熱海の温泉地を実験地として
選びました。熱海には限らず、温泉地のお湯は浴槽に使った後
はほとんど排水とし流しているようですが、これを再利用しようと
いう発想のようです。
教授とスタッフが準備した6個の電球は夜空にこうこうと灯り、
実験は見事に成功しました。それを参観していた市長さんは、
将来町全体の灯りは温泉のお湯を使って、エネルギーの活用
をしたいと、目を輝かせて語っているのが印象的でした。
エネルギー源は、自然に湧き出るお湯と川を流れる水を使用
するだけなので、石油のような問題は一切なく、まさに画期的
な研究だといえます。
ぜひ、この研究に大掛かりな国家予算をつけて開発を急いで
もらいたいものです。これは脱石油化の時代に明るい先鞭を
つけることにもなるので、はやく実用化してもらいたいと思いま
す。


