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穴吹 圭のブログ

日常の話、コミュニケーション、外国語習得法などを



中心に、小学生から大学生まで幅広く教育のあり方を



考えます。



教育についてはこれまでの経験を活かし、実際に役に



立つ内容を読者と一緒に掘り下げていきたいと思います。

    生き方を変えた本?


 とかく思春期は悩みが多く、自分の考えだけでは、

どうにもならないときがあります。


 そんなときに本を読むことで、自分が何者かを考え

させられることがあります。


 私も大学生のときに、自分探しでいろいろと悩みま

した。ちょうどそのとき一冊の本に出会い、夢中に

なって読んだ記憶があります。


 それは、世界的な名著といわれるドストエフスキー

『罪と罰』 という本ですが、これは無知な私に

とって実に衝撃的な内容でした。


 世の中には「神に選ばれた人間」「選ばれ

ない人間」二種類あり、ラスーリニコフという学生

が、金貸し婆さんから借りたお金を返済しないで、

完全犯罪をやってのけるというものです。


 しかも、彼はエリート学生で選ばれた人間だから、

選ばれない人間に属する婆さんを殺してよい権利を

有していると、いう驚くべき発想をもってました。


 だれでも選ばれない人間(地位の低い人、貧乏人、

無知な人など)になりたくはありません。


 しかし、この社会は選ばれた人間(地位の高い人、

金持ち、有能な人など)に支配されているという厳し

い現実があります。


 この本はそういう社会構造の中で、一人の人間と

してどう生きるかを考えさせられました。


 こうしてみると、確かに世の中には自分の生き方

を変える本があるものなのですね。


 さて、みなさんのパートナーはいったいどういう本

を読んだのでしょうか。


13. 人生を変えた本
 (                         )




 パートナー

  自分

作家





ジャンル







 ところが、この話が喧嘩相手の稲田健太の耳の入っ

たものだから、話がおかしくなってきた。


 彼は昔から聞き耳が速く、情報屋ともいわれている

だけに、伸介をからかう格好の情報を手に入れたこと

になった。


 次の日、健太はさっそく学校で伸介を見つけて寄っ

て来た。薄ら笑いをしながら口を)開いた。


 「伸介、お前、警官に叱られたんだってな」
 「ええ?何のこと?」
 「とぼけんなよ」
 「別に」
 「さすがは三助だ、裸で雪の上に寝転ぶとはねえ」
 「なにおー、もう一遍言ってみろ」
 「ああ、何度でも言ってやら」
 「裸ン坊の三助やーい」


 伸介はもう我慢ならなかった。カバンを放り出して

健太の胸ぐらをぐっと掴んだ。


 彼は伸介の勢いに尻餅をついた。二人はそのまま

教室の前の廊下でもみ合いになった。


 またいつもの喧嘩が始まった。あっという間に野次

馬が寄って来て、二人を遠巻きにした。


 殴り合いになると伸介がいくら手数が多くても体格

のいい健太には敵うはずはなかった。だからダメー

ジはどうしても伸介の方が大きかった。


 ところが、今日の伸介は珍しく相手の懐にパンチ

が入ったため、相手が一瞬力を緩めた隙にた立ち

上がって睨みつけた。


 「どうだ、今日はオレの勝ちだな」
 「なにお」
 「へへんだ、悔しかったら、追いかけてみな」


 健太はよろよろと立ち上がる、伸介につかまりかか

りそうになった。それを見た伸介はスルリと相手の手

を払いのけて駆け出した。 

 
 足は学校でも一番の速さなので。健太はとても追

いつけそうもなかった。今日の勝負は完全に伸介の

勝ちだった。


 そんな過去の記憶を思い出していたときに、また

しても健太から電話がかかってきた。


 初めの頃は電話のかかる時間帯が遠慮がちだった

が、その内に昼や夜にもかかってくるようになった。


 今度はお昼休みに研究室にかかってきた。また、

近い内に会いたいというのである。


 こちらは何も会う必要はなくtげ遠まわしに遠慮した

が、そんなことが通じる相手ではなかった。


 とにかく強引な男で、相手を巧みな話術で誘い出

すことに慣れているようだ。健太は昔のように飛び

かかっていくわけにもいかなかった。


 とにかくこの前会った渋谷の喫茶店で会いたいと

いうので、3日後の夕方に約束をさせられた。


→「第9章 深夜の雪遊び4」につづく


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      人に薦めたい本は?


 図書館へ行けば膨大な量の本が棚に並べてあります

が、本嫌いの人にはそれだけで本を読む気にならなく

なると思います。


 なんとかして本は読もうと思っている人にとっては、何

とかならないのかと、呆然と立ちすくむことになります。


 各種の読書案内は、こんなときに役に立ちますが、

新聞の書評などはその本を読んでみようかという気に

させてくれるので、意外に便利です。


 また最近はインターネットを検索すれば、読書案内の

ような内容のものが結構あって、本選びの参考になり

す。


 その中でも役に立ちそうなものに、


     松岡正剛の『千夜千冊』


 というすごいサイトがあります。


 これは毎日一冊の本を、しかも一人の作家について

一冊しか紹介しないというものですが、千冊も紹介され

いて、大変参考になります。


 各分野の専門的な本が多く、知的関心のある人には

有益な情報源になることは間違いないでしょうね。


 松岡氏は、長く本の編集の仕事に関わったようです

が、これほど膨大な本を読みながら、それを読者にわか

りやすく伝える卓越した文章力に感心させられます。


 みんさんも、一度アクセスしてみてはいかがでしょう

か。昨今どうかと思われる内容の多いネット情報の中

では、恐らく一級品ではないかと思います。


 さて、みなさんはパートナに薦めたい本を一冊選ぶと

すれば、どんな本を選ぶでしょうか。


12. パートナーに薦めた本の名前
  (                        )



 パートナー

  他の人

作家





ジャンル





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