古代遺跡への夢
歴史の好きな人にとっては、古代に思いを馳せることでロマンが
かきたてられることでしょう。特に古代遺跡からミイラや多くの装飾
品などが発見され、貴重な資料として脚光を浴びると嬉しくなりま
すね。
中でも発掘中に多くの黄金が発見されると、ロマンはさらに増幅
され、発掘ブームとなります。いままさにそれが起っている場所が
あるそうで、そんなニュースを聞くと胸がわくわくします。
それはブルガリアにあるベルベルコン遺跡で、ブルガリア南部の
ロドピ山脈の中にある標高500メートルの頂に、トラキア人の「石造
都市」だったペルペリコン遺跡です。
発掘現場では、指輪や子コイン毎日数十個は見つかり、まるで
巨大な博物館のようになっているとのことです。ところが、発掘ラッ
シュの陰で深刻な盗賊事件が後を絶たず、関係者は頭を悩ませて
いるそうです。
ところで、ペルペリコンは紀元前5千年ごろには人が住みはじめ
たいうことです。聖地として崇めたてられ、ブルガリアのアクロポリ
スとも呼ばれる石造都市は、トラキア王族が紀元前4世紀ごろに
建設が開始されたようです。
最盛期には宮殿や住居などが50以上の建物が造られ、数千人
が暮らしていて、あのアレクサンダー大王も神託を受けた神殿が
あり、生贄の祭壇、ワイン醸造の石器、金銀の装飾品など多数見
つかっています。
黄金マスクも発見されるか?
ブリガリリアは当時の文明の十字路に位置することから、先史
時代やビザンチン時代などを含めると4万以上の遺跡が発見され
ているそうです。
中でも高度な黄金文明を築いたトラキア遺跡の発掘は注目され、
これからの調査や発掘次第で、思わぬ大発見があるかもししれま
せん。
ただ、悪質な盗賊団の盗掘に歯止めをかけるためにも、早急に
防犯の組織化をはかり、貴重な遺跡を守ってほしいと思います。
ブルガリア政府も考古学的に重要な物品を所有し、法律に違反
し場合、罪に問うという強い姿勢のようです。
当局と強盗団がいたちごっこにならないように、貴重な遺跡の
発掘を急ぐと同時に、発見したものには保存に心がけて欲しい
ものです。
それにしても、ペルペリコン遺跡の黄金発掘にはロマンにかき
たてられますね。

