しかし、息子の記憶力はすごい。
随分前に見た中途半端な場所にあるカードもよく覚えている。頭の中はどうなっているんだろう?( 今の私の素直な感想です)
今の私は4〜5枚くらいしか覚えられない。
たまに隣のカードを引いて同じ数字だった♪と喜ぶレベル。これでもたまに息子に勝つこともあります。息子の集中力が切れた時なんでしょうね。
始めて1ヶ月、負け続ける歴史です。
今朝も学校に行く前の息子とやって11ペアしか取れず。悔しい。それでも勝つまでやり続けてやる。
スマホの無料ゲームでずるく何度も練習していますが、疲れるほど結果は悪くなります。頑張れば頑張るほど結果が悪くなる、という悪循環です(苦笑)。
しかし土曜日の妻の指摘で一筋の光が見えたような気がします。
いつもやってボロ負けしているのはこのタイプ。
この数字をなかなか覚えられないのです。
最近始めたのはこのタイプ。
しかし妻の指摘は、「これは何の絵?」ということ。
え?
絵?
嫌いなんだけど。
この写真でいえば、これはエスカレーターの絵ですかね。よく考えれば誰でも分かると思います。
しかし私は今まで、この絵を、この絵そのものとしてしか捉えておらず、覚えられない、覚えられない、を繰り返していたようです。
このゲームでは、エスカレーターだけで無く、他に非常口、階段、エレベーター、非常口、火災報知器などの絵があるのですが、それぞれその絵の意味を理解してみると、なんと覚えているのですね。信じられません。
このゲームではそれ以降かなりの確率で勝てるようになりました。本当に信じられません。
自分が見えているものは他の人と同じなのに、絵やスライドといった限られた情報になると見えているものは同じでもその理解や記憶が違うようです。こんなことってあるのですね。
高次脳機能障害っていうやつらしいです。
私は軽い方でリハビリ中で、なんと無くでも自分ができていないことを早目に理解できたのでラッキーなのかもしれません。
個人的には、できないことを嘆くよりも、「まだできていないだけだ」「苦手が分かっている分、カバーできる」と無理矢理にでも前向き?に考えるようにしています。
妻からは呆れられることもありますが、この根拠の無い自信?がある限りは何でもできる、という「素敵な勘違い」をしていこうと思います。
さて、電池交換と振り込みの「宿題」が終わった。午後は病院でリハビリだ。