詳細 館山若潮マラソン | あなぐまくんの、トホホなランニング日記

あなぐまくんの、トホホなランニング日記

55歳男性。千葉県八千代市在住。

減量目的で2013年1月に走り始め。
2014年2月に初フル(東京マラソン)
2016年3月に3時間14分51秒(佐倉朝日健康マラソン)
2017年12月の10kmレース中に心肺停止で救急搬送される。ICD 入れてなんとかしぶとく生き残っています。

これだけ駄ブログの中にひっそり後から残せば見る人はいないだろう、卑怯者です。
館山若潮マラソン、走って来ました。
朝5時半に自宅を車で出て、5時50分にやまいちくんと合流。館山へ向かいました。
思いの外順調で、7時15分くらいに会場近くの駐車場へ到着。

おうちを建てて、皆さまと談笑したりしながら10時のスタートを待つ。
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基本的には1人で集中してウォーミングアップをしたりするのが好きな私は、生来の人見知りもあり基本的には無礼で失礼いたしました。うーむ、前夜500缶と350缶2本、焼酎を飲んだからか体がだるい。そして暑い。

スタートにはひろこさん、おせんべさん、U-KOママさんと3時間〜3時間30分目安の前から3列目くらいにスッと入って待つ。
プランとしては3時間15分切りのPBに向け、序盤はキロ445、2kmから430くらいを続ける、細かい坂には一喜一憂しない、31km以降は粘る、というプラン。
でも待っている時の暑さで無理だろうな、とも考えている。

一気に行きます。
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スタートロスは20秒。
入りは447、431とペースは上々。
しかし汗が早くもすごいし息もあがるのが分かる。

一緒に行くはずのひろこさんには大変申し訳ないが、引かせていただく。みるみるうちに離れて行く。こりゃ暑いし最後までもたないな。いつやめようか、いやDNFしたらランニングやめるんだな、歩いて帰るか、バスに乗るのか、そもそもDNFってどうやるんだ?DNFしたら参加賞は貰えないのか? 色々考える。だるい。535と一気にサブ4ペースまで落ちる。

スライドではおせんべさんにギリギリ会う。U-KOママさん、ひろこさんに声をかけるが、すでに頭の中はいつDNFしようか、でいっぱい。遠くからトヨチンさんを見かける。

5〜6kmは542とサブ4をついに超えるペースに。アンコさんとやまいちくんが応援してくれる。
「あなぐまさん、遅くないですか?」と言われ、「遅い、遅い、遅い」となんとか返事。
去年樹理さんを抜いたあたりで今年は抜かされた。ドンドン抜かれる。この先これ以上行ったら帰って来るの大変だな、と思うが、故障ではないのでDNFの仕方が分からない。

小さな下り坂を使ってなんとかペースアップを試みる。528、518と少しずつ速くなる。右手は海は綺麗だが、富士山が見えないのは残念。

気持ちを切り替えようと、左側の公衆トイレにガーミンを止めて向かうが、個室は1人待ち。ならいいや、と思いすぐにレースに復帰。この時点ですでに3回抜く人も。
447、441と瞬間的には430も出るようになってきた。先ほど抜かれた3時間45分のペーサーがすぐ近くに迫って来た。よしよし。

11km地点右側の公衆トイレへ再度飛び込む。個室が空いていたので、スタート前には出来なかったことを済ませ、レースに戻る。計2分少々のロス。

再スタートは442とまあまあ。ところが調子の悪い時にはわずかの登り坂が気になるし、10分いいペースで走ると途端に疲れが襲ってきてペースダウン。琉球大学と背中に書かれた男性に何度も抜かれたり抜いたりする。
19kmの527以降は残念ながら4分台は無し。収容と書かれた車を見るたびにまだDNFしたい気持ちはあるが、なんとか走れるので我慢。でもサブ3.45は無理だな、と考える。

両脇の菜の花を見ながら走る。エイドでクリームパンをいただき苦しみながら流し込んだり、馬を見たり、オドヤの鋭角を楽しみながら走る。

この辺からずーっと上り基調。
なんとか5分半を切ることを意識して走る。沿道の小さな応援者には寄って行ってタッチを。パンダ頑張れ〜の声援にはお礼を言ってその瞬間は頑張れた。

30kmの坂の前には、いつものように兜をかぶったおばあちゃんが。
私「毎年ありがとうございます」
兜「ああ、来年も必ず来てね」
そんなやり取りも楽しい。

今年も激坂に取り付く。残り10kmを考えて、この上り下りでは極力脚を使わないことを考えて走る。セーブしていても計15人くらいは抜いたかな。誰にも抜かれず。
549と遅いが、前半にはもっと遅いラップもある(苦笑)。

下りはセーブして走る。樹里さんに追いつきご挨拶して進む。私設エイドでは今年も梅干しをいただく。美味しい!

坂以降が長いので、この10kmで我慢できなくなると一気にタイムが悪くなる。なんとか5分前半で走り続ける。この辺りではほぼ抜かれることはなかった。

37kmあたりで、あれ?あのちーばTは⁉︎
「ハムスター回収車が参りました」とおせんべさんに声をかける。脚を痛めて我慢しながら走り続けているらしい。私なんかのペースについてこられないとはよほど悪いのだな、と思う。
クランクのセブンイレブンの前で、見たことのあるカンガルー?さとさんかな?
おせんべさんと会話をされていたのでそうらしい。

最後の海岸線の道。ようやく残り約3kmまで来た。最後まで走りきれるようにペースアップにだけは気をつける。足はつらないし大丈夫そう。またしても3時間45分のペーサーが見えて来た。あそこまで行けるかな、頑張ってみよう、と残り1kmで!!

来ました。
9月の柏の葉以来、流山10km、アクアライン、手賀沼、つくばでゴール直前で全てを使い果たして動けなくなる状態が。
しまった、ペーサーを見て油断した。
心臓が締まるようで、肩が上がり、息が苦しく、縮こまりながらヨロヨロ走るしかない。止まらないが走れない。

ちょうどそこに、やまいちくんとぱっきーさんが。声をかけてくださる。やまいちくんが並走しながら写真を撮って応援してくれる。

直後にたけさんが。苦しむ私に大きな声をかけてくれる。フラフラなのでちゃんと聞き取れないが、なんとかゴールしなくては、力をいただく。

ゴール前の人垣からもパンダ頑張れの声援をたくさんいただく。こんなフラフラな奴はいないから目立つな(苦笑)。
41〜42kmは615もかかる。
これを本当の撃沈と言うんだぞー。

左に曲がり、芝生を走る。
サングラスを取ってゴールへ駆け抜ける。

自己管理の甘さから3時間45分超えの酷いレースでしたが、なんとか完走。まだマラソン続ける資格は得ました⁉︎

それでも館山若潮はとても楽しいレースでした!