あなぐまの下町質屋ブログ

あなぐまの下町質屋ブログ

横浜の下町、弘明寺で創業65年の質屋を継いでいる
「あなぐま」です。
『質屋ってどんな人がやってるの?』という疑問にお答えするため、日々の業務や日常、趣味、質屋の裏側、クルマやバイクの話題を書き綴ります。
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今回のお泊りは、下田黒船ホテル、子供たちが小さい頃に家族旅行で行こうと思いながら、ちょっとお高いのでい行かなかったという悲しい思い出があるホテル。つまり築40年以上経つ昭和のレトロ感満載のホテルです。確かにロビーが異様に広く、各部に無駄な空間が目立ちますが、綺麗に清掃され、部分的にリニューアルされた館内は、今のホテルにはない重厚さも見られ居心地が良いホテルでした。そんな黒船ホテルの中の、露天風呂付客室を選びました。

 

新形コロナウィルス感染拡大以降、妻との旅行は露天風呂付客室が多いのですが、その多くは陶器で出来た坪風呂がベランダに置いてあるだけだったり、極めて狭いバスタブが多かったのですが、ここの露天風呂は、五人くらい同時に入れるのではないかと思うくらい広い岩風呂で、上階のベランダが屋根になっているので雨でも大丈夫そうです。しかも、この露天にガラス張りの檜風呂も付くのです。

 

食事は、7階の展望食堂ですが、ここもリニューアルされたのか、広々とした室内に余裕をもってテーブルが配置され、奥からも海が見えるように、段差が付けられていて、下田港沖の新島や神津島が臨めました。

 

 

夕食は、アワビの踊り焼きなど、美味でございました。

 

・・んで、夕食の後は、部屋で何度も風呂に入り、この日の為に100円SHOPで購入したトランプで、

スピード大会などをやって、寝たのでした。

 

 

翌朝は雨、やはり露天風呂に入りながら、スマホでJRの運行情報を見ると、

午後から大雨が予想されるために、東海地方を走る新幹線や一部の特急電車に運休の怖れがあると・・・・・

東海地方を走る特急電車って、まさに私らが乗るサフィールじゃん!

と思いながら、まずは朝食。。

 

旅館の朝食って、何故か美味しいよね~~~って言いながら、

よし、ここは午後のサフィールには乗らず、電車が動いているうちに普通の特急電車で帰宅しよう!ということになり、

早々にチェックアウトをして、伊豆急下田駅まで戻ったのでした。

 

下田駅も雨、未だ空いていた窓口で、特急サフィール踊り子号のプレミアムグリーン座席特急券をキャンセルして、

10時09分発の通常の特急踊り子号の特急券を買い直したのです、乗車券はそのまま使えます。

 

そうこうしているうちに、こんな看板が出てきて、私達が乗るはずだったサフィール踊り子2号の運休が決りました。

あとは10時09分発の踊り子号で帰るだけなのですが、それも駅のアナウンスで、10分前になって運休が決り、

東京方面に変える方は、10時16分発の伊豆急各駅電車で熱海まで行ってお帰り下さいと・・・・

 

その後、大急ぎで、またまた窓口に行って、踊り子号の特急券をキャンセルして、各駅停車の伊豆急に乗りこんだのでした。

これも発車ぎりぎり。

 

乗り込んだ電車は、リゾート21という海側を向いた座席がある観光列車、この日は「キンメダイ号」として、車内各部にキンメダイのイラストがあり、この緊迫した状況を笑い飛ばしてくれました。

そのまま、のんびりと、車窓の風景を楽しみながら(雨だけど)熱海に着き、そのまま在来の東海道線には乗らずに、

新幹線こだま号に乗って新横浜経由で帰ることにしたのです。

 

この時間帯が、雨が一番激しく、ここまで私たちが乗ってきた伊豆急行もこの後の電車は全て運休になったとのこと。

乗り換えた新幹線についても、このこだま号以降の電車は運休、小田原駅下りホームには普段止まらない博多行きのぞみ号が停車していて、小田原ー新富士間は運航を停止していたようでした。

 

とにかく、私達は無事に帰宅できました。

色々あったけど、以前から乗りたかった伊豆急リゾート21にも乗れたし、僕はどちらかというと、プレミアムグリーン座席より、のんびりと伊豆急の旅が出来てよかったと思ったほどです。