日曜日の清水寺の参道は人・人・人・人・人~~~~!!!!
その道をちょっと逸れると 今までの喧騒が嘘のように 静かな通りが現れる。
清水寺の塔中(たっちゅう)のひとつ。 成就院へ続く道です。
友人に誘われて、ここで行われる<四ツ頭の茶礼>に行って来ました。
最初は<四ツ頭・・・よつがしら>って??と意味が解からなかったのですがどうやら<正客>として4人のお坊さんが座っているコトから この名前がある様でした。
普通は 茶席の正客は上座の1名だけですが、聞くと建仁寺には<八ツ頭の茶事>というのも有るそうで つまりは大人数で行う茶事の様でした。
今日11月16日は 清水寺の月照上人の150回忌に当り、その供養をする法要とそれに続く茶事です。
月照上人と聞いてピン!^^と来る人は 幕末の歴史に詳しい人でしょうか。
そうです。 西郷隆盛と共に 鹿児島の錦江湾に身を投げ亡くなった僧・月照です。
彼は薩摩で亡くなり、弟(信海上人)も幕府側に捕縛され亡くなりました。
その二人を併せて祀る<落葉忌>が今日で、献茶・法要・茶礼と続きました。
この成就院は 素晴らしい庭があります。
そこを見渡す大広間に集まった人は80人くらいでしょうか。 茶礼は2回に分けて行われました。
袴姿の男性が お菓子・茶碗などをささげ持って一人一人の前に差し出します。
お客は 自分でそれを受け取ります。
台付きの茶碗には 抹茶( の粉 ) だけが入っています。
次にはこの男性陣 左手にお湯の入った入れ物 右手に茶筅を持って お湯を注ぎながら 片手でお茶をたてて行くのです。
お客は茶碗を顔の高さにシッカリ持っていますが、それでも立ったまま もしくは中腰で片手で茶をたてるというには 相当に重労働に見えました。
男性でないと 無理だろうと思えました。
友人のお陰で とても貴重な体験をさせていただきました。
観光シーズンでごった返す裏で このような厳粛な儀式が行われていることに とても不思議な思いを抱いた一日でした。