3歳で自閉症スペクトラムの診断を
受けた息子(小学1年生)と
保育園の指摘により療育を受けている
頑固娘(保育園4歳児)を育てています。

「やんちゃ」という言葉の範疇を超えていて、
一週間で保育園を追い出された息子も、
療育効果で穏やかな小学生になりましたニコニコ

 

前回の続きです。

 

 

 

 

 

考え方が変わったきっかけ③

 

次に出会ったのは、長年不登校の子の対応をされてきたある講師の方。

 

ちょうど息子が感覚過敏の影響で靴がなかなか履けない時期で、マジックテープをギューギューに締めないとムズムズして落ち着かない。

でもなかなか自分ではうまく出来ない。

 

出来ないから「やって!やって!むかっ

 

と泣いて騒ぐ。

 

そんな日が続いていました。

 

 

 

保育園へ迎えに行ったある日、皆が園庭で遊んでいる中、息子だけが靴の前でたたずんでいました。

 

 

担任の先生に聞くと

 

「靴が履けなくてずっとここに居るんです。」

 

ということでした。

 

 

 

この姿を見て、可哀想で心が痛くて、どうしたら良いのか悩んでいました。

 

 

 

この件を相談すると、

 

講師の方から

 

 

「極論を言うと、放っておけばいい」

 

 

ガーン

 

 

子供は思っている以上に頭が良いので、騒げば対応してくれると学び、ずっと騒ぎ続けるから。

 

 

ということでした。

 

 

 

この靴の問題が発生する前、初めは自分でやっていたんです。

でも1度、朝の時間がない時に手伝ったら、そこから自分でやらなくなっていったという経緯がありました。

 

 

なので、そういえば!と、とても納得できたのです。

 

 

これが第3の衝撃でした。

 

 

 

考え方が変わったきっかけ④

 

この話を聞いた直後、マンガ版のこちらを読み、文章では理解できなかったことも分かり、3つの衝撃が「これだ!」とすべてつながったのです。

 


 

決して本を読んだだけで真似をしないように、乱用しないように。

必ず専門家の指導のもと行うようにと奥田先生は書いています。

 

 

が、私はそんなことが書いてあることに気づかずやってしまいましたあせる

 

なので、以下は私の我流ということで読んでいただければと思います。

 

 

本を読んで一番びっくりしたのが

タイムアウト法です。

 

並んでいる最中で、もうすぐ自分の番がくる!

という場面でも騒いだりしたら即列を離れる。

 

癇癪や望ましくない行動を起こしたら

壁際やドアの外等へ連れて行く。

この時、目を合わせたり、声掛けをしてはいけない。

 

タイムアウトの時間は一般的に年齢につき1分と言われているようですが、奥田先生の本には何分とは明言されていません。

私はその時の状況により、だと思っています。

 

今まで癇癪や問題行動を起したら、子供の気持ちを代弁するよう学んできていたので、この真逆な方法には本当にビックリしました。

 

他にも、遊びに行く際、電車で騒いだら一度

「それをしたら降りるよ」と警告し、

その注意を聞かなかったら、即電車を降りて本当に帰る。

 

など、

とにかく望ましくない行動には喪失体験、

望ましい行動の後には良い結果がくるようにする。

 

 

発達障害向けの本ではないですが、

具体例が載っているので、こちらの本はわかりやすかったです。

 

 

叱りゼロと書いてあるので、優しい内容かと思いきや、なかなか厳しいガーン

 

 

癇癪を起さないように、騒がないように等々

子供に振り回されている親が多いとあり、

まさに、私がそのものだと気づかせてくれました。

 

 

 

我が家の具体例へつづく