受けた息子(小学1年生)と
保育園の指摘により療育を受けている
頑固娘(保育園4歳児)を育てています。
「やんちゃ」という言葉の範疇を超えていて、
一週間で保育園を追い出された息子も、
療育効果で穏やかな小学生になりました
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
前回の続きです。
次に出会ったのは、長年不登校の子の対応をされてきたある講師の方。
ちょうど息子が感覚過敏の影響で靴がなかなか履けない時期で、マジックテープをギューギューに締めないとムズムズして落ち着かない。
でもなかなか自分ではうまく出来ない。
出来ないから「やって!やって!」
と泣いて騒ぐ。
そんな日が続いていました。
保育園へ迎えに行ったある日、皆が園庭で遊んでいる中、息子だけが靴の前でたたずんでいました。
担任の先生に聞くと
「靴が履けなくてずっとここに居るんです。」
ということでした。
この姿を見て、可哀想で心が痛くて、どうしたら良いのか悩んでいました。
この件を相談すると、
講師の方から
「極論を言うと、放っておけばいい」
と
子供は思っている以上に頭が良いので、騒げば対応してくれると学び、ずっと騒ぎ続けるから。
ということでした。
この靴の問題が発生する前、初めは自分でやっていたんです。
でも1度、朝の時間がない時に手伝ったら、そこから自分でやらなくなっていったという経緯がありました。
なので、そういえば!と、とても納得できたのです。
これが第3の衝撃でした。
この話を聞いた直後、マンガ版のこちらを読み、文章では理解できなかったことも分かり、3つの衝撃が「これだ!」とすべてつながったのです。
決して本を読んだだけで真似をしないように、乱用しないように。
必ず専門家の指導のもと行うようにと奥田先生は書いています。
が、私はそんなことが書いてあることに気づかずやってしまいました
なので、以下は私の我流ということで読んでいただければと思います。
本を読んで一番びっくりしたのが
タイムアウト法です。
並んでいる最中で、もうすぐ自分の番がくる!
という場面でも騒いだりしたら即列を離れる。
癇癪や望ましくない行動を起こしたら
壁際やドアの外等へ連れて行く。
この時、目を合わせたり、声掛けをしてはいけない。
タイムアウトの時間は一般的に年齢につき1分と言われているようですが、奥田先生の本には何分とは明言されていません。
私はその時の状況により、だと思っています。
今まで癇癪や問題行動を起したら、子供の気持ちを代弁するよう学んできていたので、この真逆な方法には本当にビックリしました。
他にも、遊びに行く際、電車で騒いだら一度
「それをしたら降りるよ」と警告し、
その注意を聞かなかったら、即電車を降りて本当に帰る。
など、
とにかく望ましくない行動には喪失体験、
望ましい行動の後には良い結果がくるようにする。
発達障害向けの本ではないですが、
具体例が載っているので、こちらの本はわかりやすかったです。
叱りゼロと書いてあるので、優しい内容かと思いきや、なかなか厳しい
癇癪を起さないように、騒がないように等々
子供に振り回されている親が多いとあり、
まさに、私がそのものだと気づかせてくれました。
我が家の具体例へつづく