満開の桜とミサイル
日本の国の花というのがあって、一種類だと思っていたら二種類で、それが「桜」と「菊」というので合点しつつ、これまでの無知を恥じている。「桜」に比べて、「菊」の印象は低いが、「菊」のご紋といわれるように、桜の華やかさに比べ、荘重な感じがあるだけに、国の花は絶妙なバランスで決められているように思う。
スキー愛好者で、暑いのが苦手な小生には「冬」がベストシーズンなんだけど・・・。
寒い冬からまず花だけをつける「桜」は、季節の移ろいを鮮やかに知らせる役割もあって、この季節になると心も弾んでくるのが不思議だ。
卒業式や入学式など、節目の行事の記念写真を見ると「桜」が写っている。日本の様々な行事が4月にあることを考えれば当然だが、同じ国の花でも「菊」をわざわざ見に行く人がいないことを考えれば「桜」は特別な花かも知れない。
今年は、3月の終わりの週に外国からの客人があって、寒い中、3分咲きの桜の下で、名古屋の桜の名所で昼間から花見をした。随分外国人が多く、日本の風習の一つを国境を越えて楽しむ姿が印象的だった。その外国の客人が、日本の国の花は「菊」と言ったのが、国の花が2種類あることのきっかけとなったのはなんとも皮肉だ。
そして昨日は、満開となった桜を見に、自宅近くの石川橋に出かけた。ここは、名古屋市内を流れる山崎川沿いに2000本近いソメイヨシノがあり、川を覆いつくさんばかりに桜が眺められる。川に下りることのできるところもあって、大勢の花見客が朝早くから訪れていた。住宅地にあるところから、夜はライトアップされても、木の下で宴会とはいかがいのが残念だが、今年は、開花から2週間も経っていることから、いっせいに花が開き、川がピンクのベールをかぶったように見える。
道路も桜並木が大きくなって桜トンネルができている。この道路はそんなに交通量の多い道ではないが、この日は大渋滞。といっても、いわばドライバーの見学渋滞で、クラクションを鳴らして先を急ぐような車は今日ばかりは入ってこない。のろのろ運転を覚悟というより、承知の上で、これ幸いと運転しながらも桜を楽しんでいる。
花見を楽しみ、ちょうど桜を楽しんでいるころ、北朝鮮のミサイル(衛星?)が打ち上げられて、国の安全を守る防衛省では、はるか上空を監視していたという。
彼の国では、桜も楽しめず、国家の飢えを潤せるほどの予算をかけて1発のミサイルを世界中から注視されながら打ち上げ、それはあっという間に海の藻屑となった。
全世界の人が花を愛でるくらいの気持ちが持てれば、平和なのにと空を見上げていた。
志賀ー万座バックカントリーツアー ~わたスキは嘘だった
昨年の志賀高原ー草津温泉のバックカントリーツアーに続き、今年は志賀ー万座ルートでバックカントリースキーにチャレンジした。
志賀高原スキー学校の企画で、長野電鉄主催のこのツアーは、草津が4回、万座が2回あるが、そのほとんどが1月15日の募集開始と同時に満席となってしまうほどの人気ツアーとなっている。われわれももちろん、1月15日の午後1時にパソコン前で待機し、申し込み画面が現れると同時に必要項目を打ち込み送信。めでたく参加がかなった。
志賀高原ー万座ツアーといえば、1987年公開の「私をスキーに連れてって」の舞台となったコースで、前日夜に再度DVDを見て、イメージを膨らませ、映画を見て以来22年目で初めて現地を見ることができると期待をもって参加した。
志賀高原のオリンピック会館に8時半に集合。総勢は62名で、時間までに全員集合、説明を聞いた後、バス2台に分乗して熊の湯に向かい、そこからリフトを乗り継いで横手山経由山頂に出る。日本一高いパン屋として有名な横手山頂ロッジのパンを昼食に受け取り、渋峠スキー場を下りて、午前10時にいよいよスタート。
説明では、万座ルートは上りが多いので期待はずれになるかもしれませんという事で、スタートしてすぐ、30分ほどはゆるくのぼりが続くと聞いてはいたが、新雪が積もった道路はとても歩くわけに行かず、スキーをつけたままひたすら上り続けた。
やがて日本の国道最高地点に到着。(写真)ここから国道を下ることになる。ここで20分ほど休憩。このあとはやっと下りになるが、15分も下りると、今度は傾斜の強い山登りになる。
さすがに、一気に上れず、休憩をしながら上っていると、ガイドが手を差し伸べてくれて、重い板を運んでくれる。これは助かった。一気に軽くなって壁の上に出ると、数百メートル滑って平地で昼食。
昼食はパンが配られているが、われわれは、ご飯とビーフストロガノフを持参し、発熱体で暖めてランチとしたが、水滴がすぐ凍ってしまうような気温で、強い風にあおられ、すぐさめてしまう。計算どおりとはいかなかったがこれはこれで教訓を残してくれた。
昼食は1時間ほどの休憩をとり、新雪の傾斜にみんな次々アタックしている。15分上っても2分ほどで下りてしまうが、誰も滑っていないところだけにそれはそれで楽しいようだ。
昼食後は、いよいよ万座スキー場に向けてスタート。ここからは下りる一方、途中で景色を撮りながら、万座スキー場がすぐに見えてくる。このあたりの景色が、わたスキのシーンに似ている。そんなペースでも15分も滑ったところで万座スキー場のトップに到着。直線で2キロというだけあって、慣れた人なら1時間もあれば到着できそうだ。
万座を滑り降りると午後1時半。万座プリンスの温泉に入って1時間後に出発、志賀高原には5時半に戻ってきた。
わたスキのシーンを見て、下りるだけと思っていたが、現実は上り、下りが同じくらいで、あのシーンのような斜面はほとんどなく、参加者一同はわたスキは事実でないということで一致した。映画と現実は違うということで納得するほかないとは思いつつ、バックカントリーツアーはゲレンデスキーにない楽しさがあることも事実で、次回はどうするか、これから考えることにしたい。
志賀高原スキー学校の企画で、長野電鉄主催のこのツアーは、草津が4回、万座が2回あるが、そのほとんどが1月15日の募集開始と同時に満席となってしまうほどの人気ツアーとなっている。われわれももちろん、1月15日の午後1時にパソコン前で待機し、申し込み画面が現れると同時に必要項目を打ち込み送信。めでたく参加がかなった。
志賀高原ー万座ツアーといえば、1987年公開の「私をスキーに連れてって」の舞台となったコースで、前日夜に再度DVDを見て、イメージを膨らませ、映画を見て以来22年目で初めて現地を見ることができると期待をもって参加した。
志賀高原のオリンピック会館に8時半に集合。総勢は62名で、時間までに全員集合、説明を聞いた後、バス2台に分乗して熊の湯に向かい、そこからリフトを乗り継いで横手山経由山頂に出る。日本一高いパン屋として有名な横手山頂ロッジのパンを昼食に受け取り、渋峠スキー場を下りて、午前10時にいよいよスタート。
説明では、万座ルートは上りが多いので期待はずれになるかもしれませんという事で、スタートしてすぐ、30分ほどはゆるくのぼりが続くと聞いてはいたが、新雪が積もった道路はとても歩くわけに行かず、スキーをつけたままひたすら上り続けた。
やがて日本の国道最高地点に到着。(写真)ここから国道を下ることになる。ここで20分ほど休憩。このあとはやっと下りになるが、15分も下りると、今度は傾斜の強い山登りになる。
さすがに、一気に上れず、休憩をしながら上っていると、ガイドが手を差し伸べてくれて、重い板を運んでくれる。これは助かった。一気に軽くなって壁の上に出ると、数百メートル滑って平地で昼食。
昼食はパンが配られているが、われわれは、ご飯とビーフストロガノフを持参し、発熱体で暖めてランチとしたが、水滴がすぐ凍ってしまうような気温で、強い風にあおられ、すぐさめてしまう。計算どおりとはいかなかったがこれはこれで教訓を残してくれた。
昼食は1時間ほどの休憩をとり、新雪の傾斜にみんな次々アタックしている。15分上っても2分ほどで下りてしまうが、誰も滑っていないところだけにそれはそれで楽しいようだ。
昼食後は、いよいよ万座スキー場に向けてスタート。ここからは下りる一方、途中で景色を撮りながら、万座スキー場がすぐに見えてくる。このあたりの景色が、わたスキのシーンに似ている。そんなペースでも15分も滑ったところで万座スキー場のトップに到着。直線で2キロというだけあって、慣れた人なら1時間もあれば到着できそうだ。
万座を滑り降りると午後1時半。万座プリンスの温泉に入って1時間後に出発、志賀高原には5時半に戻ってきた。
わたスキのシーンを見て、下りるだけと思っていたが、現実は上り、下りが同じくらいで、あのシーンのような斜面はほとんどなく、参加者一同はわたスキは事実でないということで一致した。映画と現実は違うということで納得するほかないとは思いつつ、バックカントリーツアーはゲレンデスキーにない楽しさがあることも事実で、次回はどうするか、これから考えることにしたい。
酒三昧の蔵見学ツアー
毎年恒例となった、酒蔵見学に今年も出かけた。訪問先は毎年、新潟県、南魚沼市の緑川酒造だ。
朝9時、主催者の酒店のある岐阜県多治見駅のロータリーを出発、8時間かけて新潟までおよそ500キロのバスの旅。駅前を出発して中央道の多治見ICまでは15分ほどだが、その間に早くもビールで乾杯。8時間の酒飲みマラソンがスタートする。
酒店主催のツアーなので、酒は種類も量も豊富。次のICを通過するころには、最初の一升瓶の栓が開けられ、後部のサロン席は一気にテンションが上がる。みんなで一人1品つまみを持ち寄り、それぞれ薀蓄を語りながら、おつまみがテーブルの所狭しと並び、ちょっとした居酒屋の雰囲気だ。ツアーの貸し切りバスなので、高速道路を走っている間は、どこでもトイレ休憩が取れる。そんな気楽さもあって、どんどんメートルが上がり、PA、SAごとに立ち寄っていく。
昼過ぎにいったん高速を出てドライブインに昼食に寄る。ここではビールで休憩??。40分ほどでバスに戻ると宴の再開だ。お腹もいっぱいになって、一眠りかと思うが、酒盛りは絶好調。ここまで3時間飲み続けながら、銘柄がどんどん変わるのを幸いに、試飲、試飲と次から次へと杯を酌み交わしていく。すごいペース。
まさに居酒屋状態で、大騒ぎ。いつの間にか日本一の豪雪地帯といわれる長野県と新潟県の県境近くにきて、いつもなら雪景色に変わるが、今年は、雪がない。まったくないというわけではないが、豪雪地帯に、1メートルも雪がなく、スキー場にも地肌がのぞいている。バスの中は熱気と日差しで汗ばむほどだから、いかに暖かいかを実感する。雪不足は、水不足につながることが多いので、今年の夏は旱魃が心配だ。
そんなことは関係なく宴会はどんどん進んでいく。このメンバーはいくら飲んでも誰もへべれけにならないが、さすがに飲みつかれてきたようでようやくペースが落ちてきたところで、緑川酒造に到着する。
初日は飲んでいることもあるので、あいさつだけ。社長と営業部長に迎えられ、酒の話を聞いて、旅館に向かう。
今年は、暖かいのでお酒の温度管理には注意が必要ということなどを聞きながら、今晩の宴会用のお酒についての紹介と出来栄えのレクチャーを聞いた。
16時半に旅館到着。温泉が豊富なところなので、早速温泉に。手には4合ビンとコップがいつの間にか握られて、お風呂で酒盛り再開。そのままの勢いで宴会に突入した。あとは大騒ぎ。新酒を語りながらひたすらお酒を楽しむ。
お開きはなんと22時半。9時に出発して13時間半。ほとんど飲みっぱなしの食べっぱなし。このあとさらにラーメンを食べに行った人が結構いたのには驚いた。
翌日は、朝7時起床。目覚ましに温泉につかり、そのまま朝食に。南魚沼のコシヒカリは、酔い覚ましには最高。おいしいご飯をいただき、いざ、蔵見学に。蔵は仕込みの真っ最中。できつつあるどぶろくから、まさにしぼりたての大吟醸までいろいろ味わい、最後は利き酒。もうこの時点では、お酒の良し悪しを判断することはできないが、いろいろ並んでいるだけで楽しくなる。
2時間ほど蔵にお邪魔して、そのあとはこの地方の名物「へぎそば」を味わいに出発。(写真1)へぎというのは、麹用の箱のことで、この地方の特産の箱を活用して、そばに使っているようだ。「そば」はフノリをつなぎを使ったつるっとした麺で、わんこそばのように小さくまとめたそばがきれいに並んでいる。ここでも、日本酒を飲みながらそばが出てくるまでの間に漬物を食べ、どんどん空ける。結局30人で50本ほどが空になったころ、そばが出てくる。ほんとうにうまい。
地元では有名な店で、11時に店に着いて、出たのが13時40分。人気店ならではの大混雑だったが、店を出るときには行列がさらに長くなっていた。
さすがに皆さんここでノックダウン。午後9時に多治見に戻るまでは健やかに眠っていた。
2日間の酒三昧。体にはよくないだろうと思いながら毎年参加し、来年は10回記念だという。