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シャトーマルゴー1970

のんべえのブログ-シャトーマルゴー

毎月1回、ワイン愛好の仲間と一緒にソムリエとワインを楽しむ会を開いている。安い居酒屋で、日本酒とともに口角泡を飛ばして論議しあうのが日常だが、同じお酒でもあり、親しい友人とワイン講座に通ったのを機に、ワインについても造詣を深めようと、昨年から毎月1回、ソムリエのいるレストランで、ワイン談義をしている。
 その今月の会が昨日開かれたが、仲間の一人の誕生祝に、シャトーマルゴーの1970年が持ち込まれた。この会は、お店の好意で持ち込みも自由。いろんなワインが持ち込まれ、それぞれにあったグラスでサービスしてくれる。それでもこれまで、これほどのヴィンテージワインはなく、一同、開栓を固唾を呑んで見守った。
 コルクがぼろぼろになっていて、カビも生えている。ソムリエが慎重に開栓したが、それでも一度では開かない。途中で折れてしまったりしながら、何とかあけて味わうことになった。香りはしょうゆのような香りが混ざり、いい香りとはいいがたいが、年季が感じられ、色も濃い。味わいは、香りとは違って、深みがあり、これまで飲んだどのワインより複雑な味だ。おいしいかまずいかといわれれば、これはおいしい。
 どろっとした感じのなかに、チーズを混ぜたような深みがあって、名門ワイナリーの高級感を感じることができる。ただ、これが何万円という値となると、わざわざオーダーすることはできないし、そのレベルにまだなってないと思う。安いワインで十分と感じている今の自分では、ワイン通を名乗ることはできない。
 神の雫というアニメがブレークして、ワインブームに火がついたというが、ドラマは不調に終わっている。こうした嗜好性が強く、まだまだそんなに一般的ではないということの証かもしれないが、日本酒、焼酎、ワイン、スピリッツなど、その場に応じて使い分けることができれば、お酒も楽しくなる。

温暖化と噴煙上げる浅間山

やっぱり気候がおかしい。暖冬というにはあまりに暖かすぎるのだ。2月の半ばといえば、1年で最も寒いとされる時期。スキーヤーにとってはベストコンディションで深雪を楽しめるはずのスキー場が、目を覆うばかりの惨状だった。14,15日に再び志賀高原に出かけたが、先々週に続いてスキー場は大雨。到着した時点では雨は上がっていたが、雪が雨を含んでゲレンデ状態は最悪だった。
 志賀高原といえばボトムで1500メートル。一番高い横手山山頂は2300メートルを越える日本でも最も高い地点のスキー場で、雪質の良さと、天然雪100%で知られている。
 その横手山スキー場とそれに隣接する渋峠には、木々に雪が張り付くいわゆるモンスターが見られ、この時期は最もそれが成長する時期だ。
真ん中の写真は去年の2月16日に撮影したもので、モンスターも隠れるほどの積雪がある(写真2)。
 角度は違うが今年の渋峠には同じ時期にもかかわらずまったくモンスターがなく、雪が少ないので木も背が高く緑が目にしみる。(写真3)
 この日は、静岡で26度を超え夏日となったという。ニュースを見ても水を求める人の映像などが紹介され、今が2月ということを忘れてしまう光景だった。
 さすがに、2300メートルの高地なので、気温はせいぜい上がっても5度前後だと思うが、雪の状態やむき出しになった山肌を見ているとゴールデンウイークの様相にも思える。
 15日は久しぶりの晴れ。放射冷却でさすがに朝が冷え込み、われわれは、こうした天気でなら富士山が拝めるだろうと、朝一番で横手山に上がった。山頂からの景色はさすがに大パノラマ。日本の屋根といわれる日本アルプスもよく見えた。
 久々の噴火が確認された浅間山もはっきり見えた(写真1)。もっと大きく噴煙が出ているかと思ったが、煙が上っている程度しか見えなかった。
 いつもなら、この天候なら浅間山の左側に遠く富士山が見える。だが、ここでも春先のように霞がかかって遠景が見えない。気温が高いせいだろうか、全体的に景色がぼやけているようにも見える。これもこの時期の景色ではないのだ。
 雨が降って、放射冷却で固まったゲレンデの雪は硬くしまり、ところどころはエッジも立たないほどで、2月の雪を楽しみにしている人たちにはいささか厳しいものだった。ただでさえ、スキーヤー、スノーボーダーが減少している今の時期に、こんな天候では、ますますジリ貧になるのではないかという思いがした。
 3月1週目には志賀高原から万座までのバックカントリースキーに出かける予定だが、まさか雪不足で中止なんてことはないと祈っている。

ウオン安の韓国

韓国のウオン安が喧伝されて、今、韓国ツアーがブームになっているという。そんな折、いつも海外ツアーに出かける仲間が、週末に韓国に行くという。仲間は2泊3日で金曜から出かけたが、わたしは、金曜はどうしても出られず、やむなく1泊2日で追いかけた。
 航空券は格安の場合、2泊3日から設定しているということで、1泊2日ははるかに高いが、止むを得ない。土曜日の朝、中部空港から出かけた。空港に着いて、自動チェックイン機の前でカードを差し込んだところ、「この飛行機は満席で、お客様はお急ぎですか」とたずねられた。何かと思ったら、後の便を使っていただけるなら、ビジネスクラスを用意しているのですがという。わずかに心が動いたが、ソウルでの待ち合わせもあるし、何せ1泊2日の滞在で、1時間半といえども無駄にはできない。きっぱりと断り、機上に。
 前日から韓国入りしている人たちは、すでに夜の宴席を1日経験しているのでテンションが高そうと、機上でも、スパークリングワインと、ビールでほろ酔いに。
 仁川空港からは、リムジンでソウル市内に入り、午後2時過ぎに仲間とホテルで合流した。そこからは、ソウル市内散策。
 ウオン安で日本人が多いとは聞いていたが、いたるところで地図を広げた日本人のお嬢さん、おばさんの集団に出会う。空港での両替で10000円は142000ウオンになったので、昨年の同じ時期のなんと倍、これなら確かに日本人には魅力だ。
 ソウルの繁華街明洞は、まるで新宿。コスメの店や免税品店は日本人が人だかりを作っている。仲間の中には、奥さんから頼まれたブランド品のバッグを免税品店をはしごして探していたが、残念ながら全部売り切れだったという。日本国内では、派遣切りが問題になり、職を失う人も多いというのに、まったく違った風景がそこにあった。
 夜は、焼肉店で大宴会。骨付きカルビは牛だけと思ったら、豚の骨付きカルビもあって、どちらもそういわれなければ分からないほどうまい。ビールや焼酎にぴったりで大宴会はどんどんテンションが上がる。
 締めに冷麺や、中にはまだ石焼ビビンバを平らげる兵もいて、お開きになったのは2時間後、飲んで食べて、一人円換算で3000円。安い。そのあと、ホテルに戻り、一部屋にみんな集まってそこで酒盛り。韓国のりを肴にひとしきり飲んだ。
 同じような日程で日本から別の友人が来ていることは知っていたが、きょうはもう無理かなとおもっていたところ、携帯電話が鳴る。日本で使っている携帯が普通に使える。便利になったものだ。そのため、10時半過ぎに再びホテルを出て、別の仲間に合流。江南地区までわざわざ出かける。江南地区は歓楽街には事欠かない。そこであらためて飲んで、ホテルに帰ったのは午前3時。朝は7時半にまた散策することになっている。そのまま意識を失った。
 朝7時半。ロビーで合流。全員で9名の仲間はみんなそろっていた。ホテルは、市役所のそばの一等地。そこから歩いて南大門市場の食堂へ。9人で頼んだのがスンドゥブチゲ、チヂミ、サムゲタン、ソルロンタン、あわび粥、もちろんそれぞれ2~3個だが、昨日の焼肉はどこに行ったか、よく食べる食べる。さらにビールが10本。これだけ食べて飲んでも、一人1000円あまり、安いのだ。
 そのあと散策し、ホテルを昼にチェックアウトして、ランチにしゃぶしゃぶうどん。よく食べると自分でも思う。
 少しだけ免税品店をのぞき、デパ地下でのりを買って空港に。1泊2日のツアーはあわただしいが、できることはすべてできた。夜の飛行機で定刻に中部空港に戻ってきた。こんなツアーもたまにはいいか。