ネックレス系の育て方 |  工房ONSETのここから始まるDIY

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ぜひご覧ください!

吊るし系で大人気のネックレスたち。

 

ハンギングなどでぶら下げたりするととってもかわいいので人気ですよねー

AN Myhouseでも多くの種類のネックレスを置いてまして、グリーンネックレスやピーチネックレス、ルビーネックレス、バナナネックレス、ドルフィンネックレス、三日月ネックレスなどを販売しております。

 

このネックレス系ですが、お客さんの中でも「枯れてしまったー」っていう方が非常に多くてですね、【難しい種類なんだ】と思われてるようで、ちょっと誤解をうけてるようです。

 

実際には、どちらかというと簡単に生育するタイプです。ほんとに。

 

ただ、これはどんな種類の多肉でもそうですが、やっぱりそれぞれで生育するためには生態があり、それにのっとった方法で管理していかないと枯れますね。

 

で、どうしてみんな枯らすのかなー?って思ってお話をよく聞いていると、やっぱり2点ほど間違っている、お約束を守っていない管理の方法をしていることに気づきました。

 

ウチのネックレス達をご覧ください。

 

こちらは大玉グリーンネックレス

 

バナナネックレス

 

ピンボケすいません。バナナネックレスです。

 

ルビーネックレス。

 

どうでしょうか?どれも元気に伸びてたりモリモリしてませんか?

厳しい梅雨と夏を超え、これからさらに育っていくでしょうし、この子達は紅葉もすると思います。楽しみですー

 

 

生育状況としても最高とまではいきませんが、立派に育っていると思います。

 

 

で、同じときから管理してる別の場所の子

これ、グリーンネックレスです。丸い玉のはずの葉っぱもしおれてひしゃげてますし、なによりつるの本数が圧倒的に少ない。

鉢の上部分では枯れかかってる部分もあります。

 

同じときから管理してる同じ株から分けた子なのに、これだけ差があります。どうしてだと思いますか??

 

これには大きく違う管理状況が1点あるのです。

この子には申し訳ないのですが、お客様に説明するために敢えてこんな状況にしているのです。

 

 

多肉植物の本などを見てみると、やっぱり比較的簡単に育てられると書いてあります。ん~~ちょと、簡単に書きすぎています。これでは誤解を招きますね~

 

「陽にある程度当てて、風通しのよい場所で、水も普通程度あげてください」

 

こんな感じで育て方も書いてある本が多いですね~~

 

 

ん~~・・・・・・

 

 

それでは枯れます。

(乂`ェ´*)ダメ!

 

それでは、ご説明します。

ネックレス系を育てるためのお約束の2つは、、、、

 

①年間通してあまり直陽に当てないこと。

 

特に夏の季節は今や異常なほどの熱射量が日光にはあります。夏物と言われる種類ですら、負けて枯れてしまうほどです。なので直陽に当てるとネックレスも負けてしまい、枯れてしまいます。

実はネックレスはそこまで陽を浴びなくても輻射光(色んなものに反射して届く光)で十分だったりします。わざわざ日光が直接サンサンと当たる場所でなくても十分なのです。事実、ウチの家に置いてるグリーンネックレスはほとんど直射日光があたりませんが、モリッモリです。画像なくて申し訳ないのですが。。。。

 

そして、

 

②水が大好き!茎や玉(葉)もどっぷり塗れる位ドシャーって水を与えてあげてください。

 

基本的には多肉植物の多くは土から上の部分に水を当てる事はNGとされています。葉腐れを起こすからです。水はあくまで根っこから吸い取ります。なので葉っぱが濡れてもなんら意味はなく、腐ってしまう原因にしからならないので、極力濡らさないほうがいいのです。

ただ、このネックレス系は、どうしてか、土から上の部分も濡れる事が大好きなのです。

大体はハンギングしてますから、濡れても風が通ってよく乾くんで大丈夫だったりします。さらに言えば、よく茎の部分を見てもらうと、茶色い太い根っこ(基根)が出てますよね?あそこから水分を補給したりもしてたりします。土に埋まってはないのですが、働いてたりします。

 

この2点をお約束として管理する場所や水遣りを守っていただくと、ほぼ枯れずに逆にモリモリ育ちます。

 

 

最初にお見せした

このグリーンネックレスは実は一日のうち、何時間か直陽に当たる場所にいるのです。水遣りは同じ量同じサイクルであげてますが、陽が当たるというだけでこれだけ違いがでるのです。ちなみに水平距離からすると、2mも離れてはいない場所なので、気温やら湿度やらの環境はほぼ同じなのです。

 

でもこれだけ生育状況に変化が生まれます。

 

お解かりいただけましたか??

 

一般的な本とかの説明だとよく陽にあてて、水も普通程度~っというのは少し違うのです。

 

もちろん地域によっても違いはあるのですが、高温多湿ムラムラの当店地域はそこまで生育環境としてはいいほうではないので、根拠としては有効だと思います。

 

 

このことを踏まえてもらって、もう一度チャレンジしてみてください!

 

きっとステキなネックレスが育つと思いますよ!

 

 

 

最後になりましたが、以上書いたことは私個人の実経験を元にした個人談となりますので、「嘘だ!違う!」っていうようなご感想・反論はご遠慮ください。一つの実例参考程度でお聞きくださればいいし、違うと思われたら無視していただければいいだけですのでwwwお許しを。