辰年のお正月は
緑をキリッと効かせ
青龍のイメージでコーディネートしました
青い龍なのに緑?
日本語では緑色のことを
青
と表現することがありますよね?
野菜のことを青物と言ったり
青葉や青汁
青紅葉、青りんご…
青信号に至っては
導入当初は「緑信号」という呼称が
用意されていたにもかかわらず
「青信号」で広まり
法令まで青に書き換わったそうです。
日本人の青に対する執着が窺えますね
これには理由があり
昔の日本語には
赤・青・白・黒の
4つの色名しかなく
緑は青に含まれていたことの
名残です。
日本の伝統行事には
中国の陰陽五行説が
ベースとなっているものが多いのですが
木・火・土・金・水の五行を
色に置き換えると
青・赤・黄・白・黒の五色となります。
↓神社の神楽殿 五色の紙垂
季節に置き換えると
春・夏・土用・秋・冬
方角に置き換えると
東・南・中央・西・北
となります。
そして
東に青龍
南に朱雀
西に白虎
北に玄武
の四神が棲むとされています。
木=青=青龍なら
やはり青龍も木の色
緑をイメージするとしっくりきますね。
Webで龍のイラストを検索してみたところ
緑色で描かれているものが
圧倒的に多かったので
龍と言えば青
をイメージする方が多いのでしょうね。
ついでに…
青=春
そうっ
青春も五行説が由来なのです
↓陰陽五行説も学べます