二日目はインターナショナルレビューが中心。
最初の講演はWEOの取り組みの紹介。
WEOはIECを中心とした
卵に関する世界的組織。
寄付を募ってアフリカで養鶏場を作り
仕事と食べ物を作るお手伝いをしたり
世界タマゴの日を制定して
卵の消費拡大を世界的にはかったり
様々な取り組みをしている。
その次がインターナショナルレビュー。
色々な国の紹介がありました。
イギリスではライオンコードの新しい取り組みの紹介があった。
ライオンコードアンバサダーなるものを作り
もっと認知度を上げる取り組みらしい。
アメリカでは相変わらず2025年問題。
量販店などが発表している量を
すべてケージフリーにするのに
あと7年で100億ドルの投資。と熱弁をふるう。
本当にそうか?
アメリカの動向はそのまま日本に影響を及ぼすので
どうなるのかとても興味がある。
それからフィプロニルに関する話もあった。
後、中国の紹介もあったけど
昔から比べればずいぶん正しい報告をするようになったなと思う。
種鶏の乱立問題もあるみたいだった。
それからお昼をはさんで
サスティナビリティ事例説明。
家畜用アミノ酸の紹介。
サスティナビリティってものの中に
環境問題もあるし
限りある資源をいかに有効に使用するかというものがある。
余計な餌は糞となって環境を汚染するし
限りある餌を無駄遣いするわけにはいかない。
だから餌を効率的に使うために
アミノ酸をうまく使って
足りない栄養素というか
消化酵素というかそのようなのもので
飼料効率を極限まで上げることが
サスティナビリティだという考え。
これいいです。
私はかなりセコイので無駄が嫌いです。
最低限の餌で最高の成績がでて
さらに処分する糞も少ないなんて最高です。
でも最後はこの会社のアミノ酸の宣伝ですから
ここの製品を買いましょうという話になる。
ちょっとテンションが下がるけど
でもとてもいい話だと思う。
それからカナダの取り組み
カナダ養鶏協会ではカナダ産の卵が国民に支持されることが
最も重要なサスティナビリティだという。
まあ、常に安いアメリカ産の卵の脅威にさらされている中で
カナダ独自の優位性を
国民に理解してもらうことが最も重要らしい。
実際カナダの卵は高い。
それは生産調整というか
生産割当制があるので
勝手に羽数を増やすことが許されていない。
だからすぐに卵が足りなくなるし
そのせいでいつも相場は高止まりです。
その高い卵価を目当てに
アメリカの安い卵を投げ込んでくるわけだ。
カナダの苦労は如何ほどかという感じ。
それから最後の講義はヤングリーダープログラムの紹介
若い次世代の養鶏家が年に何度か集まって
情報交換をしたりみんなで話し合いをして
これからの養鶏業界に提言とまでいかないけど
意見を言ったりするらしい。
今回の彼らのプレゼンで心に刺さったのは
人口増加だ。
日本では考えられないことだけど
世界的には30歳以下人口は
世界人口の半分になるのらしい。
ミレニアルどころかジェネレーションZが
中心の世界になるのだそうだ。
そう考えるとこれからは生活の中心は
テレビ、雑誌、新聞ではなく
スマホでありネットの世界となる。
またこれはアメリカでポールさんが言ってたことと同じだけど
良くも悪くも事実、フェイクのニュースが流れ
そのことによっていろいろな人が
今まで知らなくても良かった世界に首を突っこみ
結果的に私たちの生産の在り方が変わってくるということだ。
どういうことか?
ネットで卵の生産方法というか
ある一部の養鶏場での鶏虐待が問題だというニュースが流れる。
そうするとそれが事実であろうがなかろうが
実際はどういう方法で飼育しているんだ?となる。
で、事実を知りたがるのだけど
そのときに放し飼いとか平飼いを想像している人には
ケージがかわいそうに見えて
結果的にケージフリーへの流れとなる。
そして悲しいことに消費者も高いものを
買わなければいかなくなるということになる。
誰が得するんだ?という話だけど
これがネット社会というものらしい。
世の中には知らなくてもいいことなんて
星の数ほどあるのだけど
知らなくてもいいことを知る方法が
それこそ星の数ほど表れるということだと思う。
また一方でSNSが普及して
自己表現がとても重要になるとも言っていた。
この辺りは私にはまったくわからないのだけど
うちの卵はいいよ。
うちの鶏は元気だよ。って毎日SNSにあげ
認知してもらうこと、いいね!を付けてもらうことが
何よりもブランドになるということらしい。
そういう世の中になるのだというし
これが信じられない人、受け入れられない人は
もう賞味期限が過ぎているということらしい。
日本ではこの若造がという扱いを受ける世代が
世界では人口の50%を占め
彼らがリーダーシップをとって
業界を変えていくというのだから
世界ってすごい。
日本養鶏協会の最年少理事が
賞味期限が切れているわけだから
日本の若手生産者の誰かが
このヤングリーダーシッププログラムに参加して
日本の業界を変えてもらいたいものだ。
あと10年若ければと
本気で考えてしまいました。























