宮崎大学主催の
アニマルウェルフェア研修会に行ってきました。
自分の持っている情報が不足しているとは思いませんが
他の業界の動きとか
世間の認識とか
気になることもあったもんで
参加してきました。

思いのほか参加者は多く
畜産関係者以外では
薬品メーカー、ディラーなどもいたのですが
学生さんが多いことにもびっくり
世間の興味というか
学生さんなんかはやっぱり気になるんだなと思いました。

始めに主催者の鹿児島大学の
高瀬先生の話があり

農林水産省からも話があり

九州東海大学の伊藤先生なんかは
意外と詳しく勉強をしているみたいで
ヨーロッパでのAWの広がり方なんかは
ちゃんと勉強しているようでした。
その中で気になったのは
まず、デビークとビークトリミングが同じ扱いになっていたこと。
私の中では出血を伴う切り落とし(デビーク)は
NGだと聞いていたのですが
先生の話ではまず
デビークとビークトリミングの違いの説明はなく
ただ、近ドイツ、オランダで
ビークトリミングが禁止という説明があった。
私の解釈ではEUではデビークは禁止
ビークトリミング(出血を伴わない処置)はOKだけど
近いうち、ビークトリミングも禁止(ドイツ、オランダ)
の解釈なのだけど
10日以内の切り落としは場合によってOKとか
いまいちすっきりした解釈がない。
まあ、そこ、こだわるところではないのだけど
ただ、いろいろな場でお話をする先生方は
正しく知っておいてくださらないと
みんなを間違ったほうに導く可能性がありますからね。
いや、私が間違っている可能性だってあります。
だって、私の知識はEUの農家さんの話だから。

それから事例報告の中で
採卵鶏の代表として
埼玉で平飼い(エイビアリー)をやっている
丸一養鶏の一柳さんから
事例報告というかやっていることの
お話があった。

実際の現場の話なので
とても勉強になった。
ただ、話を聞いていると
やっぱり面倒くさいというか
手間暇がかかるというか
これからうちの農場も導入が進むのだけど
大丈夫かな?と心配になる。
もっとも丸一養鶏さんは14年やられているわけで
昨日今日始めた我々とは歴史が違う。
早く追いつきたいものだ

最後に討論の時間があったのだけど
意外なのはAWには積極的に手を付けながら
GAPにはほとんどみんな興味を示していなかったこと。
例外的に一柳社長は
企業価値を高めるためにということで
GAP積極派でしたけど
みんなそうでもないというのは意外だった。
で、深読みすると
AWを推進しているのにその理由が
企業価値を高めるとかサスティナビリティでないとすると
高く売れるから?と邪推したくなる。
そしてその高く売れるからやるっていうのでは
長続きしないなと私は思う。
まあ、この流れも
東京オリンピックで大きく変わるだろうし
採卵鶏は2025アメリカでまた大きく変わるだろうし
推移を見守りつつ
各社がそれぞれの取り組みをするのだろうなと思う。
いい勉強になりました。
一柳社長ありがとうございました。