突然ですが明日からイシククル州に行ってきます。


なにかというと


「Пеший марафон」 


歩くマラソンという意味です。


このイベントは数年前に障害当事者とJICAボランティアが始めたものです。


数年かけてイシククリ湖を一周しようということで、今年は約130kmを歩く予定です。


「キルギスのより良い未来のために」ということで、スタート地からゴールまでの間にある町々の学校で、障害者理解に関する講義を行いながら移動します。


障害者に対する見方を変えて欲しかったり、「こんなことも出来るんだよ」といったライフスタイルの提案なんかが出来ればいいなぁと思ってます。


今年は3月から定期的にミーティングを開いてきて計画を進めてきました。


今年はスポンサーからの援助があまり集まらず、先日までどうなるものかと心配してきましたが、無事に実行できることとなりました。


少しは涼しくなってきたとはいっても、炎天下で長時間歩くことになるわけなんで、ゴールする頃には日焼けしてるだろうな。


なにはともあれ、全員がケガもなく無事にゴールできたらいいなと思っています。





このまえキルギスでも貞子3Dが!という事を書きましたが、先日観てきました。


キルギスで映画館に行くのは初めて。


日本映画なんで日本語なのかなぁとわずかな期待をしてたけど、残念ながらロシア語吹き替えでした。 


字幕でいいじゃん!


キルギス人から聞いた話だと、ハリウッド映画や日本映画など外国から入ってくる映画はすべてロシア語吹き替えだそうです。


観た感想としてはロシア語ではやっぱキツイ。


ストーリー自体はリングシリーズを観ていた事や、想像を膨らまして観たのでだいたい理解はできたのですか…。


だけど石原さとみ持っている能力の秘密や、山本裕典がなんのために始めたのかの理由がわからなかった。


ちなみに田山涼成の声はGOOD!


オーディオ環境はおそらく2,1chのような感じを受けましたが、あとは日本の映画館とさほど変わらない印象でした。ちゃんと3Dだったし。


ちなみにチケットは夜で220ソム(約400円)。


キルギスの映画館は時間帯によって料金が異なるみたいで、早い時間は安い設定になってます。(午前中だと半額くらいだったような)


フルでロシア語音声の映画はまだまだ難しいけど、機会があればまた行ってもいいかも。






キルギスでは車に少しずつしかガソリンを入れない人が多いです。


長距離移動のマルシュルートカやタクシーでも、乗客から集金してからガソリンを入れ目的地に向かう事がほとんどです。


それは街中を流しているタクシーにもいえることで、燃料計は空付近を指していることがほとんど。


キルギスは日本に比べるとガソリン価格は安いけど、物価と比較すると少し高いような感じがします。(1L 約70円)


満タンにするお金がないのか?満タンにすると重量が増す分燃費が悪くなるからか?


おそらく前者でしょう。


先日、御飯を食べに行った帰りにタクシーに乗りました。


自宅まであと車で5分くらいの場所で、不意に車が加速しなくなりました。


まさかと思い「ガソリンきれたの?」と聞くと「そうだ」との返事。


「あと少しの場所まで来たのに、なんだよ~」と思いながらトランクルームを上下にゆすりポンプにガソリンを吸わせたが、進んだのはほんのわずか…。


ドライバーは仲間に電話したようで、「ちょっと待って」と。


しばらくすると仲間のドライバーが車で到着。


ガソリンを持って来てくれたんで、これで帰れると思ったがあまかった…。


仲間のドライバーが持ってきたのはガソリンではなく、牽引ロープ。


なんで牽引ロープ???


ガス欠って原因がわかっているんだから、ガソリン持って来てくれたらいいじゃん!!


携行缶がなくてもペットボトルにでも入れてくればいいじゃん!!


日本みたいに消防法も厳しくないだろうし、24時間のガソリンスタンドだってあるじゃん!!


期待はしていなかったが案の定、自分を先に送ってから作業をするわけではなく、牽引ロープを取り付け始めた。


10~15分くらいして取り付け完了。


牽引により自分の家へと向かって行ったのですが、牽引しているせいもあるのか自宅前までは行けず大通りで下される始末。


ガソリンが空っぽに近い状態で走っている車が多いのは知っていたけど、まさか市内の近距離で自分の身に降りかかるとは。


まいった…。


どうにかなるだろう主義のキルギス人は多いけど、こんなことは勘弁してほしいもんです。